ビジネスシーンにも映える、大人の「カーキ」スタイル6選
フロントロー常連の海外セレブたちのスナップを見ていると、ファッションをノールールで楽しんでいる姿に目を奪われます。意外にもベーシックなアイテムを選んでいるのに、一目で「素敵」!と思わせるその説得力。オシャレエリートならではの余裕を感じさせます。今回は、秋の定番色である「カーキ」を主役したコーディネートを個性的に着こなす、ハイセンスなセレブたちをクローズアップしてご紹介します。お仕事シーンにも役立つコーデ術を、日々のスタイリングの参考にしてください!
■1:トレンドを意識したウエストマーク術
小柄ながらバランスのいい、好感度の高いスタイリング術で人気を集めるのは、スタイリストでエディターのNatasha Goldenberg(ナターシャ・ゴールデンバーグ)。シンプルなミリタリーワンピースをトレンディーに刷新したウエストマーク術は、今年真似したいテクニックです。足元にホワイトをさして、爽やかも忘れていないのはさすが。
■2:圧倒的なセンスで魅せる大人ミリタリー
リーズナブルに最上級のオシャレを楽しめるということを証明し、ファッション業界に新風を吹き込んだJenna Lyons(ジェナ・ライオンズ)。どんなアイテムでも自分色に着こなしてしまう、誰もが慕うファッション玄人のひとりである彼女は、ストリート感満載のミリタリージャケットにエレガントなシャツを合わせて、見事にレディーな着こなしへと昇華。ボトムスをブラック一色でまとめた、デイリーのワークシーンでも役立つコーディネート術は、早速挑戦してみて。
■3:女っぽさに磨きがかかる、とろみ素材の威力
独特なファッションセンスにファンの多い世界の歌姫、Katy Perry(ケイティ・ペリー)は、女性らしいしなやかさを感じさせる「とろみ素材」のセットアップで登場! 視線が上にいくよう、インパクトのあるゼブラ柄のシャツをトップスに選ぶなど、計算されたコーディネート術はさすが。同系色のシックなパンプスをセットした、つま先まで女らしさを意識したスタイリングは、大切な会議や会食など、「きちんと感」必須のお仕事シーンにも最適なスタイルです。
■4:ハード&ソフトな二面性ある個性派ミリタリー
ドイツ版『ハーパーズ バザー』のエディターとして活躍するVeronika Heilbrunner(ヴェロニカ・ハイルブルンナー)は、カジュアル&モードなスタイリングがお得意。シンプルなカーキのワンピースに辛口なブーツと甘めのバッグを合わせることで、二面性あるスタイルを完成させています。バッグは明るい差し色を選んで、ダークになりがちな秋冬ファッションに華を添えて。
■5:コーデを左右するのは、瞬時に華やぐ「赤リップ」の力
言わずと知れたファッション業界の開拓者、Caroline Issa(キャロライン・イッサ)は、パーソナリティーを表すような、お茶目で遊び心あるスタリングが人気。ワントーンでレイヤーするだけのシンプルなスタイルの日でも、ショート丈のパンツでトレンド感を匂わせたり、マニッシュなシューズ選びで絶妙にこなれています。仕上げに笑顔が際立つ「赤リップ」をオンして、上級者のオーラを放って。
■6:エレガントを着崩すデニムスタイル
クラシックモダンなコーディネートを得意とするのは、スタイリストのAnya Ziourova(アーニャ・ジローヴァ)。きちんと感あるミリタリーコートにカジュアルなデニムパンツを合わせて絶妙に着崩しています。街歩きを楽しみたいオフシーンにヒットするスタイリング術は、早速今週末に挑戦してみて!
今回は、世界中が注目するおしゃれエリートたちが実践する、今すぐ役立つ「カーキ」の着こなしテクニックをご紹介しました。彼女たちが一目置かれる理由は、足し引きのバランスが絶妙にこなれていることにあります。上手なトレンドとのつきあい方や個性の引き出し方を参考に、デイリーのスタイリングをブラッシュアップしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 石原あや乃