自分の気持ちを大切にしながら、時代に合った着こなしを考えることが求められる現在。

『Precious』3月号では、特集「おしゃれを一歩進める、美しき『掟破り』」の中で、「新たな洗練へと導く!『アップグレードアイテム』ベスト4」という企画を展開中です。

ふだんの着こなしの延長でありつつ、印象変化を無理せず楽しめる「一歩先のアイテム」を取り入れていきましょう。今回は、弁護士・菊間千乃さんが選ぶ「アップグレード」アイテムをご紹介します。

菊間 千乃さん
弁護士
(きくま ゆきの)フジテレビアナウンサーとして活躍したのち、弁護士に転身。一般企業法務やコーポレートガバナンスの分野等で活躍。趣味を生かし、ワインエキスパートとしての一面も。

弁護士としてのキャリアを重ねた今、スーツよりも自分らしくいられる、とろみのあるブラウスが主役に。(弁護士 菊間千乃さん) 

ブラウス_1
「“アクアスキュータム”のグリーンのブラウスは、胸元にあしらわれたラッフルが、きちんとしたシーンにふさわしい華やぎをもたらします」と菊間さん。

活躍のフィールドを変え、実績を積む過程で選ぶアイテムも変化していったと語る菊間さん。

「弁護士として駆け出しのころはスーツを好んでいました。あるとき、事務所の代表が"弁護士として自信があるなら、好きな服を着ればいい"と背中を押してくれて。以来、スーツよりも自然体でいられるブラウスがワードローブの主軸となりました。

自分が選ぶアイテムはどうしても偏りがちなので、服選びの際には『日本橋髙島屋』の“ストアコンシェルジュ”サービスを活用して、新しい色や柄も積極的に楽しむようにしています。

おしゃれはまず第一に、自分のために楽しむこと。今までにない服をまとったときに気分が高揚する瞬間を、素直に楽しんでいきたいです」

PHOTO :
黒沼 諭(aosora/人物)、小林美菜子(静物)
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Preciosu)