自分の気持ちを大切にしながら、時代に合った着こなしを考えることが求められる現在。

『Precious』3月号では、特集「おしゃれを一歩進める、美しき『掟破り』」の中で、「新たな洗練へと導く!『アップグレードアイテム』ベスト4」という企画を展開中です。

ふだんの着こなしの延長でありつつ、印象変化を無理せず楽しめる「一歩先のアイテム」を取り入れていきましょう。今回は、スタイリスト・伊藤美佐季さんが選ぶ「アップグレード」アイテムをご紹介します

伊藤 美佐季さん
スタイリスト
(いとう みさき)リッチ感のあるジュエリーコーディネートを提案。近著に『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)があり。インスタグラム@jewelryconcierge_mも始動。

 「柔軟なライフスタイルを支える新定番のバックパックは、迫力ジュエリーと合わせてバランスを」(スタイリスト 伊藤美佐季さん)

バッグ_1,指輪_1
「ピアジェ」のバングルにカフバングルを重ねたり、「ボッテガ・ヴェネタ」の色石リングやサファイアのリングを合わせて、伊藤さんらしいリッチな手元に。

イタリア・フィレンツェで過ごした経験で培われた、センスのいいジュエリー使いにファンも多い伊藤さん。

「仕事柄、つねにフットワーク軽くありたいもの。ニューノーマル時代の今、徒歩での移動が増えたこともあり、思いきって"ロエベ"のバックパックを取り入れてみました。

しなやかなレザーのバックパックは、想像以上に軽快なムードを運んでくれるという発見も。ただし、ヨーロッパマダムのようにリッチ感を大切にしたいので、手元にはいつも以上に煌きを添えるようにしています。

遠目でもわかるほどの、迫力のあるゴールドのバングルやモチーフリングをミックスさせて、辛口なエッセンスをきかせるのが、バックパックを楽しむ日の私的流儀です」

PHOTO :
黒沼 諭(aosora/人物)、小林美菜子(静物)
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Preciosu)