「パートナーとドライブするなら、どこでどう楽しむ?」。雑誌『Precious』3月号で展開中の特集「ふたりで行くなら、ここがおすすめ!」では、そんな問いに、旅上手な5人が選んだベストなルートをご紹介しています。

本記事では執筆家・エディターの白澤 貴子さんによる千葉・佐倉のマイクロツーリズムをご紹介。絶景はもちろん、その土地ならではの文化や歴史にも触れ、新たな発見も楽しみましょう。

マイクロツーリズムとは

マイクロツーリズムとは、自宅から1〜2時間で行ける範囲の短距離観光のこと。新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業界を救う手段のひとつとして「星野リゾート」代表の星野佳路氏が提唱。人の移動と「三密」を避けながら観光を楽しむ「ご近所旅行」は、地元の魅力を再発見し、地域経済に貢献もできるとして、今注目が集まっている。

白澤 貴子さん
執筆家・エディター
(しらさわ たかこ)雑誌やウェブの編集、執筆のほか、広告のディレクション、人気ブランドのブランディングやアドバイザーなども。ファッションほかインテリアなど、パリ在住時に培われた独自のセンスにファン多し。趣味は乗馬。

「都心から1時間で行けるヨーロッパ!非日常空間で、海外を旅した気分に」

なかなか海外を旅できない今、この千葉・佐倉ルートはまさに「東京から1時間で行けるヨーロッパ」!

パートナーとはもちろんですが、仕事に追われて気分転換したいときなど、時間ができればひとりでも車を走らせたいですね。

「東京クラシックキャンプ」は会員制ではありますが、アウトドアの本場・北欧スウェーデンやベルギーから取り寄せたというグランピングテントで過ごせば、束の間現実を忘れられます。

イギリスの邸宅にトリップしたような空間で紅茶やアンティーク食器などの買い物が楽しめる「佐倉マナーハウス」、贅沢すぎるほど広く優雅な庭園も魅力の「DIC川村記念美術館」など、どの場所も非日常感にあふれ、ヨーロッパにいると錯覚するような時間を過ごせます。

Takako’s Car

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DS7 crossback

Takako’s Route

1日目

・ゆっくり都内を出発「東京クラシックキャンプ」へ
・ホースライディングなどを楽しむ
・BBQの準備をしてキャンプ ディナーや焚き火を堪能

2日目

・朝食もゆっくり準備「DIC川村記念美術館」までドライブ
・アート鑑賞後は庭園ものんびり散策
・「佐倉マナーハウス」へ向かい、アンティーク雑貨を買い物したらお茶タイム

宿泊は…「東京クラシックキャンプ」

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東京クラシックキャンプ
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自然豊かな敷地
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敷地内では焚き火も楽しめる

まるで大人の秘密基地!グランピングで大自然を満喫

日本初、メンバーシップ制のグランピング施設。野鳥や小動物も暮らす自然豊かな敷地内にたたずむキャビングランピングテントはすべて一棟貸し。ネイチャーヨガや乗馬のアクティビティほか、焚き火を見ながらのカクテルタイム、BBQなども楽しめる。

問い合わせ先

観光は…「DIC川村記念美術館

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DIC川村記念美術館
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レストラン ベルヴェデーレ

美しい庭園の散策も楽しい私立美術館

17世紀のレンブラントから、モネ、ルノワール、ピカソやシャガール、20世紀後半のアメリカ美術の名品などを所蔵。約3万坪の広大な敷地内には、野外彫刻や在来植物が茂る小道、芝生の広場やモネの作品を思わせるスイレンの池などがありゆったりと散策できる。

※7月2日まで美術館は工事のため休館。庭園とレストランは営業。

問い合わせ先

買い物・食事は…「佐倉マナーハウス」

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佐倉マナーハウス
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店内に並ぶアンティーク食器

イギリスの邸宅のようなアンティークショップ

丘の上にたたずむレンガ造りの洋館。イギリス製の食器、アンティークコレクタブル、ヨーロッパアンティーク雑貨や家具などが並ぶ、英国アンティーク好きにはたまらない店内。ショッピングはもちろん、紅茶やスコーンなどが楽しめるティールームも。

問い合わせ先

※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious3月号』小学館、2021年
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EDIT&WRITING :
田中美保、古里典子(Precious)
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