沖縄本島の中央部、名護市喜瀬にあるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン沖縄」。琉球のシンボルである首里城赤瓦と白い城壁、そして古来より聖地とされ崇められてきた水の湧き出る場所をモチーフとしたホテルです。
その「ザ・リッツ・カールトン沖縄」内にある琉球イタリアンダイニング「ちゅらぬうじ」が、新しい料理長を迎えてリニューアルオープンしました。
新しくシェフに就任したのは、宍倉宏生氏。19年以上イタリア料理の世界を極めてきており、前職となる京都のファイブスターホテルで副料理長を勤めていたというキャリアの持ち主。
リニューアルオープンにあたり、新しいコースも登場しました。
琉球イタリアンダイニング「ちゅらぬうじ」とは?
シェフ自ら沖縄の食材を厳選し、イタリア料理の技法で鮮やかな料理を提供するダイニング「ちゅらぬうじ」。
店内は、琉球ガラスの名工と名高い稲嶺盛吉氏の琉球ガラス作品や、ローカルアーティストが手がけた陶器が飾られており、目にも楽しい空間に。琉球建築とモダンインテリアの組み合わせは、まさに大人の空間と言うにふさわしい場所です。
ちなみに、店名「ちゅらぬうじ」とは、沖縄の言葉で「美しい虹」という意味だとか。店名が表すように、虹のように鮮やかな沖縄食材たっぷりの料理が楽しめるダイニングです。
気になる新しい2コース「DEGUSTAZIONE」「RYUKYU」
リニューアルに際し、登場した新しいコースはふたつ。どちらも軽やかな味わいが特徴のコースメニューです。
<シーズナルメニュー「DEGUSTAZIONE」>
地の特性を活かした沖縄の旬の食材が前菜からデザートまで、全6品の料理で提供されるコースメニュー。季節ごとに変化する食材にあわせて、熟練の技が光る料理を楽しめます。
<シェフのスペシャリテメニュー「RYUKYU」>
こちらも沖縄ならではの旬の食材を使ったメニューですが、シェフのおすすめのひと皿を含むおまかせ6メニューが楽しめるコースです。
おすすめの一皿では、世界で1属1種しか存在しない貴重なイカとして知られる「せーいか(ソデイカ)」。沖縄が誇るこの海の幸を使った「イカ墨のパスタ」など、貴重な地の食材を使った料理が提供されます。
今回、新しく提供されるふたつのコース。どちらも、季節感と沖縄らしさの両方を感じさせてくれるコースです。イタリア料理の枠にとらわれないシェフが作り出す味の世界を満喫してみては。
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- Precious.jp編集部