世界で1本のティファニー ウォッチをつくってみた

　スーツやシャツ、そして靴のように、時計も自分好みのものがオーダーできたら……。腕時計にもファッションにも一家言を持つ紳士なら、きっと一度は、そんなふうに思ったことがあるだろう。それを実現できるサービスが、2017年の春からティファニーでスタートした「ティファニー ＣＴ60ウォッチ パーソナライゼーション プログラム」。実に２７２０種類にも及ぶデザインコンビネーションの中から、編集部のこだわりを凝縮した特別な１本を紹介する。

　ウォッチメイキングにおいても、実に約170年もの歴史と伝統を誇るティファニー。近年は本格機械式時計にも注力し、ニューヨークの洗練を宿すデザイン力とともに、年々そのステイタスを高めている。 そんな中スタートしたのが、「ティファニー ＣＴ60ウォッチ パーソナライゼーション プログラム」。

　ブランドが誇る卓越したホスピタリティ、最高品質の素材とクラフツマンシップが融合したこのサービスは、「自分だけの、自分好みの腕時計」という男のわがままを現実にかなえてくれる。

　取り扱いは、現在、ニューヨーク五番街のティファニー本店と、東京・銀座のティファニー銀座本店の、世界で２か所のみ。パーツのサンプルを見ながら、ｉＰａｄの専用アプリ上で「自分だけの１本」を形にしていく過程は、大人の男の胸も躍らせる特別な時間だ。オーダーから受け取りまで全プロセスに要する期間は約６週間。時計のオーダーとしては妥当な時間だが、待ち遠しさで長く感じてしまうかもしれない。

組み合わせは2720通り！

時計『ティファニー CT60』￥1,710,000（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）　シャツ¥38,000（アルソーレ〈アルビニ〉）　ベスト￥27,000（トヨダトレーディング プレスルーム〈イーヴォ〉）

シンプルな白シャツに、極上のツヤを与えるティファニー ブルーのインパクト。ローズゴールドのケースとニュアンスカラーのアリゲーターストラップが、ラグジュアリーな存在感を際立たせる。この洒脱なウォッチこそ、メンズプレシャスがこだわり抜いてオーダーした、究極の1本である！

メンズプレシャスが世界で1本のスペシャル・タイムピースをオーダー！

￥720,000から叶う「ウォッチ パーソナライゼーション プログラム」。本誌がオーダーしたのは、●自動巻き ●18Kローズゴールドケース×アリゲーターストラップ●ケース径／40㎜ ￥1,710,000（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）

　上の写真で紹介しているモデルは、「ティファニー ＣＴ60ウォッチ パーソナライゼーション プログラム」を駆使してメンズプレシャスがオーダーしたもの。爽やかなティファニーブルーの文字盤、ローズゴールドのケース、ニュアンスカラーのベルトという組み合わせによって、ただならぬ存在感を放ち、それでいてどんな服装にも合わせやすい。細部にこだわり抜くことで生まれる無二の個性、そしてそれを体の一部としてしまう男の洒脱な着こなしに、世の淑女たちが尊敬の眼差しを送ることは確実。もちろん、これはほんの一例。膨大なデザインコンビネーションの中から、貴方だけの1本をつくりあげていただきたい。

メンズプレシャスのオーダー内容（1）ケース、ケースバックを選ぶ

ケースはローズゴールド、ステンレススティール、ローズゴールドとステンレススティールのバイカラーの３つの中から。ケースバックは、ローズゴールドとステンレススティール、それぞれシースルーバックとクローズドバックという４種類の選択肢。

（2）文字盤、インデックス、針を選ぶ

まさに、時計の顔、全体の表情を左右する文字盤は、ベーシックカラーからインパクトカラーまで10種類ものバリエーションを用意。インデックス、針も、それぞれ、ゴールドとシルバーが用意されており、ケースとの相性を見ながら吟味できる。

（3）ストラップorブレスレット、バックルを選ぶ

次は、ストラップorブレスレット、バックル。ストラップはアリゲーター素材で10のカラーバリエーション。ブレスレットはケースと同様、ローズゴールド、ステンレススティール、ローズゴールドとステンレススティールのバイカラーの3種類。

※価格は2017年夏号掲載時の情報です。