デザインが異なる4種類の巻き物を使って、ダンディな着こなしを演出するには、相応のコツが必要である。マフラーからスカーフまで、巻き方の奥義を詳細に説明する。
ツヤのある男の着こなしを演出する巻き方レッスン!
■1:シンプルにひと巻きした、コロンとした形状が仕上げのポイント!ショートマフラーの巻き方
【解説】まずマフラーの左側を長めにして、首から垂らす。マフラーの左右を交差させ、長いほうを下から結ぶ。さらにマフラーの端を前方に引き出して、マフラーの左右の長さを変えて形を整える。左右それぞれの端に、シワやドレープを加えて表情をつくれば完成。マフラーの左右の長さを変えて、洒落たニュアンスを。
■2:マフラーの長さをうまく生かして、フリンジの遊びも楽しむ!ロングマフラーの巻き方
【解説】マフラーの左右をほぼ同じ長さにそろえて、首から垂らす。左側のマフラーをねじりながらドレープをつけて、首に1周巻きつける。そのマフラーを右の肩に載せれば完成である。モデル写真のように、右肩に載せたマフラーを少し広げて、表情を出すことで、個性的なロングマフラーが楽しめる。長いほうは、下げたままが格好がいい。
■3:薄く軽いストールをふんわりとやわらかく、空気を入れるように巻く!ビッグストールの巻き
【解説】イラストに描いた「まず、こう折る!」のように、長方形のストールを細長く折り畳む。畳んだストールの左側を長めにして、首から垂らす。左側を首に1周巻いて垂らす。左右に垂れたストールを交差させてから結ぶ。結んだあとは、首に巻いた部分を少し緩めて、垂らしたストールの先にシワやドレープを加えれば完成である。
■4:スカーフを2 枚つなげ、プレーンノット結びでボリューム感を出す!スモールスカーフの巻き方
【解説】ここでは2枚のスカーフを使う。最初にイラストの「まず、こう折る!」のように、正方形のスカーフを折り畳む。もう1枚も同じように。2枚のスカーフの端を結んでつなげたものを、左右ほぼ同じ長さにして首から垂らす。後は、タイのプレーンノット結びにして、ノットの形を整える。ノットを正面ではなく、少し左に寄せるのがコツだ。
4種類の巻き方のコツを摑んだところで、自分なりにアレンジも加え、ダンディかつ洒脱な巻き物を、積極的に楽しんでいただきたい。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2016年冬号より
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- ILLUSTRATION :
- 竹田嘉文