外出の機会が制限されて、おしゃれをして出かける楽しさや胸の高まりに、改めて思いを馳せた日々…。
でも、そうして家で過ごす時間は、自分のために心地よいおしゃれをすることをとことん考え抜く時間でもありました。そして気付いたのが、自宅での時間を充実させるためのとびきりのラウンジウエアと、スニーカーで出勤する日のアクティブでチャーミングなオンスタイル、さらに自分自身が心から楽しめるドレスアップでした。
そこで雑誌『Precious』4月号では「新しい時代は12の「スタメン名品」ワードローブで軽やかに!」を展開中。理想を胸に、ワードローブのひとつひとつを丁寧に見直して、新しい時代にふさわしい今をときめく「スタメン名品」を探し求めました! 本記事では「カルティエ」のアニマルモチーフジュエリーをご紹介します。
ラグジュアリーにも癒しを求めて|アニマルモチーフ
素肌に直に身につけて温もりを感じるジュエリーは、より親密でパーソナルなものが今、とても心に響きます。お気に入りを見つけたら、セカンドスキンに育む気持ちで日々まとって楽しむのです。そんな新しいラグジュアリーの形を教えてくれるのが、アニマルモチーフのジュエリー。
よく見れば愛らしい顔立ちをして、話しかけると今にも応えてくれそうな精緻なつくり。こんなふうに心を癒やすアニマルを見たら、自然と会話のきっかけも生まれてきそう。お守りのようであり、“私”を語る分身でもあり、ピンチの時には勇気もくれそうなパートナー的存在。いつも身につけることで、自分だけの「ひとつ」に育てたいアイテムです。
ひと目惚れ必至の愛らしさと品格を、日常使いの贅沢に
誰もが知るアイコニックな『パンテール ドゥ カルティエ』は、1914年に初めて登場して以来、時を超えて愛されるモチーフです。時代とともに進化を遂げながら完成度を高めてきたモチーフだけに、アニマルの表情を生き生きと捉えるための素材選びから、モダンで大胆なデザイン、精緻なカッティングに至るまで、私たちを飽きさせることはありません。
しなやかで孤高なヒョウのイメージとは裏腹に、よく見るととても愛らしい顔立ちをしているのがわかります。特にこうして正面から見ると、透き通ったエメラルドの眼が少し離れた間隔であしらわれ、優しさを感じさせます。そしてボールチェーンのタッセルリングを咥えて離さない、ふっくらとしたマズルにも愛嬌があって、見つめるたびに心が和むのです。
まるで自分の尻尾を噛もうとしているかのように見える『パンテール』のフルパヴェリング。シンプルでつけこなしやすいデザインでありながら、生き生きと躍動感のある佇まいを生み出すパヴェセッティングの眩い煌きは圧倒的です。
さらに言えば、こんなに立体的なモチーフなのに“カルティエ”のセッティングは滑らかで、引っ掛かりがないのも魅力。こんなにも幸福感あふれるモチーフジュエリーを贅沢に日々身につけて、思う存分 “私”らしさを表現してみませんか?
以上、雑誌『Precious』4月号「新しい時代は12の『スタメン名品』ワードローブで軽やかに!」の特集から、「カルティエ」のアニマルモチーフジュエリーをご紹介しました。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールドを表します。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious4月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・新垣隆太(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 三好 彩
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、喜多容子・古里典子(Precious)