台風一過の夜、8年ぶりにt単独で来日した、BECKの武道館公演へ。

アラフォー世代のエディター&ライター陣と、オールスタンディングのライブ、、、

大丈夫かなぁ、私たち。誰かが途中で脱落しても、お互い気にしないようにしよう、と

つぶやき合いながら、水分をひかえ・・・向かいました。

前座と呼ぶには、大変申し訳ない、もったいない、日本を代表するバンド、コーネリアスの演奏からスタート。

サラッと、しかしながら、深く刻むライブをショートで魅せていもらい、いざ、BECKタイムへ。

新作のアルバム『カラーズ』を引き下げての公演。

今までの来日ライブでは、ステージにマネキンがズラーッと並んでいたり、モペット人形劇をしたり、

趣向をこらした印象があったのですが、今回はダイレクト!

細身のレザージャケットがおしゃれです。Photo:Kazumichi Kokei

 

GIRL やLOSERといった、往年のヒット曲もスマートにこなし、47歳とは思えない華奢なスタイルで

会場を沸かせておりました。

最近のライブでは、もはや欠かせなくなったバック映像とメロディーとのコラボレーションもハイエンド。

一曲一曲、曲に合わせた密な作品に仕上がっており、

リズムの体感と、目に飛び込んでくるイラストやキャラクターの

カラフルで奥行きを感じさせる3D映像が、心地よく五感を刺激してくれる。

アラフォー世代にとって、最難関の2時間以上の立ちっぱなしも、全然苦にならない!

忘れてしまうくらい、充実した時空間。 

たくさんのエナジーをいただきました。(エディターSECO)

この記事の執筆者
美しいものこそ贅沢。新しい時代のラグジュアリー・ファッションマガジン『Precious』の編集部アカウントです。雑誌制作の過程で見つけた美しいもの、楽しいことをご紹介します。