【目次】
- 40代からの大人スカートコーデのポイント
- 大人には品よくモードが楽しめるデザインスカートがおすすめ!
- 大人のエレガンス薫る「休日スカート」スタイル
- 春夏のおすすめスカートコーデ
- 秋冬のおすすめスカートコーデ
- 40代からのスカートコーデをおさらい
40代からの大人スカートコーデのポイント
自分の中の女らしさを呼び覚ましてくれたり、腰回りをカバーしてスタイルアップを叶えてくれたり。スカートは、いくつになっても私たちの味方。オンもオフもお洒落に品よくスカートを取り入れられると、日々のモチベーションも高まること間違いなしです。注目すべきは体型カバーしやすい高めのウエスト位置で丈は長めのもの。さらにお手本の上品辛口スタイルやシーズンごとの着こなしポイントをチェックして、スカートコーデをマスターしてみて。
お手本はレティシア王妃の辛口スカートスタイル
ロイヤルウォッチャーのみならず、幅広い層から支持されているスペインのレティシア王妃。スタイル抜群の彼女ですが、スタイルアップのためルールが存在します。それは必ずトップスをインにして着こなしているところ。上半身をコンパクトにすることで、美シルエットの黄金比をつくり出しています。
スカートは、タイトもフレアもプリーツも選びますが、いずれも辛口。色、素材、柄のどこかに「凛とした」要素を入れています。コーディネートはいたってベーシックなのに、古くならない理由はそこにあります。
グラフィカルでカラフルな色使いが斬新なコーディネート
花柄もロマンティックにならないところが彼女流
公式な場面でデニム素材!
ブルーのグラデーションでまとめたクールなスタイリング
レティシア王妃スタイルをお手本に3つのシチュエーションでコーディネート
出張先で…華やかさ、きちんと感、心地よさ、の条件を網羅するスタイリング
華やかさ、きちんと感、心地よさ、の条件を網羅するジャケット&スカートスタイル。ストライプ風に立体的に編んだニットのフレアスカートには、トップスにベルテッドジャケットを合わせて、活動的ながらもキリッとした印象を演出。出張先で到着後すぐに会議、というときも重宝しそう。
ビジネスは…ベーシックスタイルなのに普通にならない配色の妙
レティシア王妃の定番、タイトスカート×シャツスタイルにヒントを得たスタイリング。一見ベーシックな装いがおしゃれに見える理由は、素材と色使いにあり。艶のあるレザーに、とろみのあるブラウスで素材のメリハリを出すことで、エレガントさもぐんとアップ。また、カーキ、ネイビーというトレンド配色にすることで、旬の雰囲気に。足元に白サンダルを投入し軽やかさを出したのもポイント。
女子会は…トレンドを意識しながら同時にきちんと感も見事に表現
トレンド感も華やかさも楽しみたい、おしゃれな友人との女子会にぴったりのコーディネート。ドラマティックに広がるプリーツスカートは、幾何学模様の辛口配色がポイント。トップスにはとろみ素材のブラウスでフェミニンに。カーディガン感覚ではおりたい、ネイビーのツイードロングコートを合わせることで、全体を引き締め、辛口かつ華やかなスタイリングのでき上がり!
レティシア王妃に学ぶ「スカートにトップスIN」で美しく見せるコーデ実例7
大人には品よくモードが楽しめるデザインスカートがおすすめ!
流行を取り入れる際に失敗しないのが、更新するアイテムをボトムだけ、それもスカートに限定するというテクニック。トップスほど視線が集まらず、モードなデザインでも臆することなく楽しめるのがメリットです。プレシャス世代が挑戦するならまずがひざ下丈のAラインシルエットを。そこにビッグポケットやフリル、ボタンがあしらわれた個性が光るタイプを選びましょう。ひとくせありの一枚を加えれば、甘いだけに終わりがちなスカートスタイルも、ワンランク上の装いに。
旬のビッグポケットがシンプル服のアクセントに
仕立てのいいコットンシャツから、ネイビーのタートルニットをのぞかせて新しいバランスに。ひとつひとつ手縫いで配されたビッグポケットに個性が宿る、ありそうでないロイヤルブルーのスカートを主役に。春の空や海を思わせる、濃淡ブルーのコンビネーションで、スカートスタイルを爽やかで聡明な印象で着こなしたい。
変形シルエットで上品配色にキレ味を
上品なキャメル色ながら、見たことのないスカートのデザインに視線が釘づけ! サークルを描く前後2 枚を左右で縫い合わせたスカートが、モードな美意識に訴えかけます。大きくカーブしたすそのラインが、脚をすっきり見せて。ホワイトレースと光沢素材を継ぎ合わせた精巧なつくりのブラウスを合わせて、可憐に。スカートと同色の靴を添える、と足元が分断されることなく、すっきりと仕上がります。
ネイビー×ゴールドボタンのトラッド調で端正に
ゴールドボタンやステッチがアクセントとなったスカートに、パフスリーブのストライプシャツをスカートにインして、好感度の高い着こなしに。スカートのAラインのシルエットや地厚なコットンが、スタイルアップもかなえてくれます。
大人のエレガンス薫る「休日スカート」スタイル
軽やかで心地いいリラックス感のあるおしゃれを楽しみながらも、上質さやラグジュアリー感、今っぽさも兼ね備えて居たい。そんな気持ちに寄り添う「休日スカート」が、マキシ丈のスカートです。分量感たっぷりで、動くたびに風をはらむスカート&ワンピースは、新しい気分を運び、着映え力も抜群!
軽やかチェックのスカート&白スニーカーで今気分の気負わない女らしさを
茶系チェックのロングスカートは、表面にシボのあるナチュラルな風合いが優しい薄手素材。歩くたび、アシメトリーなヘムラインが風をはらみ、ニュアンスのある女らしさを漂わせます。
大人のかわいらしさと余裕が漂うスカートはワントーンですっきりと
フランスの名門ブコール社の美しいコットンシルクタフタ素材をタックをとって贅沢に用いたロングスカートは、ハイウエストが今的。マロングラッセ色の美しさを生かすよう、スタイリングはワントーンでまとめて。
透け感ロングスカートの足元はスニーカーで小気味よく華やげる
12段に重ねるティアードスカートも、薄くてやわらかな上質チュールのブラックなら、すっきりとした細身シルエットだから甘くなリすぎず、軽やか。全体の印象を辛口に仕上げるため、トップスは襟の詰まった端正なデザインを選ぶのが正解。足元には白スニーカーで、カジュアルかつスポーティな気分を加えると、今っぽく洗練された印象に。
ボリュームスカートを今気分に。リラックスしながらもエレガントに見せる極意
ウエストから細かくていねいにタックを寄せた美しいフレアスカートは、しなやかで軽やか。たて糸には高級メゾン御用達のシルク、よこ糸には高品質なエジプト綿を用いて織られた透け感素材が今の気分です。洋服は無彩色にまとめ、アクセントカラーはスカーフやバングルなどの小物だけで投入すると、装いの切れ味がアップします。
パープル、グリーン、あでやかな彩の艶めくシルクスカートを粋に
大人のかわいらさを漂わせながら優雅なムードを放つロングスカートは、光沢が美しいジャカード織りのシルク素材。トップスやバッグなど黒を多めに用いることで、装いが引き締まります。足元にはゴールドのフラットシューズ、さらにシャープな印象のジュエリーを加えることで、着こなしの辛口度がさらに高まってこなれ感がアップ!
ベージュのロングスカートの足元には、軽快さと切れを加えるフラットシューズを
ベージュ~ブラウンを重ねて秋を先取りしたコーディネート。キャンバス素材のスカートは、前身ごろにだけタックが施され、後ろ身ごろはスムースに。華やかな印象を与えながらも、すっきり見せるデザインに。足元はフラットシューズで小粋にまとめて。
春夏のおすすめスカートコーデ
長め丈で涼感のある生地のスカートをリラクシーに着こなすのも、ハリ素材のスカートでワンツーコーデを立体的に華やげるのも、どちらも春夏ならではのスカートスタイル。トップスとカラートーンを合わせればワンピースのような雰囲気も楽しめます。シティからリゾートまで、いろんなシーンで活躍するスカートコーデをご紹介。
ボリュームスカートはトップスコンパクトのバランス感が鉄則に
1960年代のグッドガール風イメージをもつAラインの「ボリュームスカート」と、リブニットのコンパクトトップスのコーディネートは、ナチュラルなワントーン配色で今年らしさを演出します。ドライブラウンの透け感シルクスカートに合わせて、小物を天然のマテリアルを用いたプリミティブなテイストでまとめると完成度がアップ! シルクシフォンの透け感とティアードデザインが、今シーズンらしい鮮度を与えます。
黒のリネン素材のティアードスカートはノースリーブで大人フェミニンに
艶やかなシルクニットとマットなリネンのティアードスカートの組み合わせ。質感のメリハリで魅せる黒でまとめたフェミニンスタイルは、涼しい着心地でも甘さ控えめでシックな印象。かごハンドバッグで端正な清涼感を意識しつつ、足元はスニーカーで重めに仕上げるのが、晩夏のバランスルール!
「ビビッドな色はスカートで1色だけ」の配色バランスがおすすめ
思いきって鮮やか色のロングスカートを楽しむなら、コンパクトな黒トップスを合わせ、あくまで辛口に着こなすのがおすすめ。華やかで涼しげ、昼と夜で着こなしを替えて楽しめるロングスカートは、旅にも重宝なアイテムです。
カジュアル度の高いデニムスカートは細身シルエットを選択
トップス&ボトムスをデニム素材でまとめたコーデは、細身のロングスカートがすっきりとした印象を演出。バッグ&靴はモノトーン、さらにシルバーバングルなどクール系の小物を合わせることで、スタイリッシュなスカートスタイルが完成します。
サテン素材のブラウンスカートはサンドベージュシャツでブラウントーンの装いに
リネンの自然な艶と、スカートのサテンの艶で魅せるブラウントーンの装い。サンドベージュのシャツは、リネン糸のボイル生地がふっくらとして、鋭角なシワになりづらいのが特徴。くったりとソフトな質感が、こなれた印象を授けます。
甘いチュールスカートをブラック&ホワイトのクリーン配色で小気味よく
黒いテーラードジャケットに軽やかなチュールスカートを合わせて。白のレザースニーカーでカジュアルに緩和するのがポイント。体の中央にくるバッグも白にすると、全体のバランス感が整います。
ピンクのレザースカートとボタンダウンシャツを大人の余裕と遊び心で
大人の女性の落ち着いたたたずまいで着こなすボタンダウンシャツとレザースカートのこなれたトラッドスタイルに合わせて、チャーミングなピンクを自分のものに。多彩なピンクトーンのさまざまな種類の大輪の花が咲き誇る「フェラガモ ステューディオ バッグ」で、洗練された華やかさを添えて。
風にふわりと舞うレーススカートでアクティブなサファリジャケットを女性らしく
アクティブなサファリジャケットを女性らしく着こなす最旬スタイル。風にふわりと舞うレーススカートなら、理想的な甘辛バランスが実現します。小物はやさしいグレイッシュトーンでなじませるのが正解です。
イエロースカート×赤系のニットアンサンブルのコントラスト配色でフレッシュに
明るいレッドのニットアンサンブルとイエローのスカートで鮮やかな色をかけ合わせた、夏らしいフレッシュなムードを堪能できるコーディネート。足元には、サステナブルなスニーカーを生み出す、フランス発の注目ブランド、ヴェジャの白スニーカーを合わせて。
ネイビーのチュールスカート×シンプルな白カットソーで優雅な躍動感を
シンプルを極めた白カットソーを合わせることで、「ネイビーチュールスカート」の繊細な陰影と、ドレープによる優雅な躍動感が際立ちます。カットソーをボトムインすると、異素材切り替えのウエストベルトが心地よくフィットしつつ、自然な引き締め効果を発揮。
秋冬のおすすめスカートコーデ
秋冬は厚手の服とバランスを取りやすい、重みのあるスカートがおすすめです。ウールなどの季節感あるしっかりとした生地や、ボリュームのあるシルエットのものを選んでシックな雰囲気で着こなして。
適度な落ち感のプリーツスカートにジャケットを合わせエレガントな装いに
落ち感のいいプリーツスカートだから、細身のダブルフェースのウールジャケットとのバランスも上々。優雅なスカートの効果で、ネイビーとベージュでまとめたシックなジャケットスタイルもフレッシュに。上品に華やぎたい日なら、こんな女らしさとかっこよさがある装いで差をつけて。
トップグレーのチュールスカート×カーディガンなら足元は辛口に
チュールスカートが主役のボリュームのあるシルエットを淡色でまとめて軽やかに。アルパカ、モヘア混のカーディガンやトップグレーのチュールスカート…。やわらかい色の組み合わせは、足元を引き締めるのが鉄則です。
ミドル丈のベージュのデザインスカートはロングブーツで重さをプラス
秋冬に活躍するのは、上品な印象で終わらない、切れ味のいいベージュスカート。量感があり、ドレープがアシメトリーに生まれるデザインが、まったりしがちなミドル丈を軽やかに見せます。ざっくりとしたケーブルニットや、今年トレンドに復活したロングブーツで重さをプラスして、より今気分の装いに仕上げて。
ブークレ生地のAラインスカート×ニュアンスのあるオフ白ブラウスでリッチ感を
ふんわりとしたブークレ生地のAラインスカートで、遊び心を効かせたスタイル。フィット&フレアのシルエットが女性らしさをより引き立ててくれます。
トップグレーのフラノスカート×白の半そでニットでシンプルシックに
白の半そでニット+トップグレーのフラノスカートというシンプルシックな装いに、シャツ感覚ではおれるネイビーのアウターが今の気分をプラス。足元はボトムより濃いめのグレーで引き締めて。
ウールカシミアのスカート×ケープでレディライクなたたずまいに
動くたびすそが翻る軽やかなケープとスカートとセットアップ。足元はブーツで繋げて重ために仕上げるのが旬バランス。
技あり素材の白スカートで好感度の高い、完成された大人のフェミニンへ
グッドガールな黒タートルとフレアスカートの着こなしも、モノトーンなら甘くなりすぎず、モダンな印象を引き寄せることが可能に。フェルトのように起毛させたスカートはダブルフェースの贅沢な仕立て。乗馬ブーツを合わせて、ほんのりトラッドを香らせて。
人気のチュールスカートにギンコイエローのトップスを効かせる
人気のチュールスカートに効き色のイエローを効かせたコーディネート。たっぷりのボリューム感がエレガントな印象を与えてくれます。
プラムブラウンのスカート×ベリーのブラウスで印象派美人に
シルクの上品な光沢としなやかさを際立たせるベリーは、エレガントなブラウスにふさわしい色。ベリーと色調を合わせたプラムブラウンのスカートで、佇むだけでうっとりするほど、絶妙なニュアンスカラーの着こなしに。
ダークトーンが華やぐ甘めの光沢スカートに、オリーブニットでこなれ感を
ふんわりとしたスカートには、オリーブのミドルゲージニットをラフに合わせるとちょうどいい甘辛バランスに。かわいいカゴバッグと男靴の組み合わせや、シルクシャンタンとニットの異素材ミックスなど、外し技にもセンスのよさが光ります。
40代からのスカートコーデをおさらい
いかがでしたか。今回ご紹介した大人のスカート選びの共通点は、高めのウエスト位置と長めの丈感。着こなしは辛口に仕上げ、アイテム自体の女らしさとバランスをとることで、大人らしいスタイリングに仕上がっていました。さらにウエストのシルエットをフィットさせることでスタイルアップも望めます。ぜひワードローブに取り入れて、日々のモチベーションと女度をぐっとアップさせてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部