40代からのロングスカートコーデ35選。毎日のシーンをドラマティックに彩って

【目次】

• 40代からの大人ロングスカートコーデのポイント
• 「黒」のロングスカートを使ったおすすめコーデ
• 「春夏」のおすすめロングスカートコーデ
• 「秋冬」のおすすめロングスカートコーデ
• 40代からのロングスカートコーデのおさらい

40代からの大人ロングスカートコーデのポイント

歩くたびに揺れる裾がドラマティックな雰囲気を醸して、長めの丈が旬感も与えてくれるロングスカート。カジュアルでリラックス感の強いアイテムだからこそ、アイテム選びや着こなしでシックに振るのが大人のロングスカートコーデのポイントです。

「ネイビーワントーン」で着こなすのが最旬コーデ

ニット（エストネーション〈エストネーション〉）、スカート（サン・フレール〈レ・コパン〉）、リング（フレッド）、時計（LVMHウォッチ・ジュエリージャパン ゼニス）、バッグ（J＆M デヴィッドソン 青山店〈J＆M デヴィッドソン〉）、靴（トッズ・ジャパン）　撮影／生田昌士　BY：『Precious4月号』小学館、2021年

知的なネイビーカラーでまとめれば、リラクシーなスタイリングもシックにまとまります。ティアードスカートに、抜け感のあるVネックニットを合わせて今らしいバランスに。白スニーカーやネイビーフェイスの大ぶりウォッチでスポーティな趣を程よくプラスすると洗練度が増します。

「透け感ロングスカート」を選んで足元には白スニーカーを

■ティアードスカートは黒を選び、辛口にハンサムに着こなす

スカート（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）トップス（ebure）、ピアス・ペンダント・バングル・リング（ホアキン・ベラオ）、バッグ・スニーカー（ピエール アルディ 東京）　撮影／生田昌士　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

薄くてやわらかな上質チュールのティアードロングスカート。一見幼くなりそうと敬遠されがちだけれど、細身シルエットの黒を選べば甘くならず、むしろ大人だからこそ素敵に着こなせるアイテムに。さらに生地を贅沢に使った丁寧なデザインがリッチな印象を与えてくれます。全体を辛口に仕上げるため、トップスは襟の詰まった端正なデザインを選ぶのが正解。足元はスポーティな白スニーカーで、軽やかに仕上げて。

■ボリュームスカートを今気分に。リラックスしながらもエレガントに見せよう

スカート（ebure）トップス（ブラミンク）、スカーフ・バッグ・バングル・シルバーバングル（エルメスジャポン）、スニーカー（トッズ・ジャパン）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

ウエストから細かくていねいにタックを寄せた美しいフレアスカートは、しなやかで軽やか。たて糸には高級メゾン御用達のシルク、よこ糸には高品質なエジプト綿を用いて織られた透け素材が今の気分にぴったりです。洋服は無彩色にまとめ、アクセントカラーはスカーフやバングルなどの小物だけで投入すると、装いの切れ味がアップします。

甘くなり過ぎず、適度な女らしさを漂わせるなら足元にはフラット靴を

■パープル、グリーン…あでやかな彩りの艶めくシルクスカートを粋に

スカート（ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉）トップス（ミカコ ナカムラ南青山サロン〈M・Fil〉）、サングラス（ケリング アイウエアジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉）、ペンダント・バングル（ホアキン・ベラオ）、バッグ ,000（トッズ・ジャパン）、靴（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

大人のかわいらさを漂わせながら優雅なムードを放つロングスカートは、光沢が美しいジャカード織りのシルク素材。トップスやバッグなど黒を多めに用いることで、装いが引き締まります。足元にゴールドのフラットシューズ、シャープな印象のジュエリーを加えることで、着こなしの辛口度がさらに高まってこなれ感がアップ！

■たっぷりの分量感だからキャンバス素材もエレガントな印象

スカート（マックスマーラジャパン〈エス マックスマーラ〉）ブラウス・ベルト（マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉）、バングル（チェルキ〈ラクア〉）、バッグ（JIMMY CHOO）、靴（トッズ・ジャパン）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

ベージュ～ブラウンを重ねたワントーンコーディネート。キャンバス素材のスカートは、前身ごろにだけタックが施され、後ろ身ごろはスムースに。華やかな印象を与えながらも、すっきり見せるデザインに。足元はフラットシューズで小粋にまとめて。

「黒」のロングスカートを使ったおすすめコーデ

装いに取り入れるだけで一気に旬感を与えてくれる黒のロングスカートは今、1枚は持っておきたいアイテム。重たくなりがちらだからこそ、デザインや素材、着こなしで軽さを出すのが成功のコツ！

黒のティアードスカートとノースリーブで大人フェミニンに

プルオーバー（スローン）スカート（ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉）、時計（ヴァシュロン・コンスタンタン）、バッグ（マドリガル 南堀江店〈エバゴス〉）、ピアス・ネックレス・ブレスレット（ピアジェ）、靴（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）　撮影／　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

シルクニットとリネンのティアードスカートの組み合わせ。質感のメリハリで魅せる黒でまとめたフェミニンスタイルは、甘さ控えめでシックな印象。コンパクトなかごバッグと、スポーティな足元の白スニーカーで小気味よく、軽やかに仕上げて。

甘いチュールスカートをブラック＆ホワイトのクリーン配色で小気味よく

カットソー（スローン）、スカート（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）、ピアス・ネックレス・リング（TASAKI）、バッグ（JIMMY CHOO）、靴（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious7月号』小学館、2020年

フェミニン感満載のチュールスカートは、辛口なテーラードジャケットに合わせて。シックになりすぎないように、白のレザースニーカーでカジュアルに緩和して日常に落とし込むのがポイント。インナーと体の中央にくるバッグも白にすると、全体のバランス感が整います。

シアーなチュールスカート×クールなタキシードジャケットで辛口フェミニンに

スカート（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉） ジャケット（オンワード樫山〈R〉）、ニット（スローン）、バングル（TASAK〈I TASAKI〉）、バッグ（ ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉）、靴（ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア〈スタブス ＆ ウートン〉）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious2月号』小学館、2021年

チュールスカートのラグジュアリーな女らしさを生かした、華やぎスタイル。素材とテイストの異なる黒を重ねてオールブラックに奥行きを。クールに艶めくタキシードジャケットとシアーなふんわりスカートで仕上げた辛口フェミニンなシルエットに、シルクニット、バッグ、ベロアのオペラシューズ…個性豊かな黒をちりばめて。格調高くも遊び心が香って、賞賛の視線を集めそう！

艶スカートとニットジャケットで素材にコントラストをつけて黒の洗練を満喫

ジャケット（ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉）、Tシャツ（インターブリッジ〈マジェスティック フィラチュール〉）、スカート（エリオポール代官山〈エリオポール〉）、1 ARのピアス･ウノアエレのブレスレット（ウノアエレ ジャパン）、バッグ（CPRTOKYO〈アニタ ビラルディ〉）、靴（リエート〈サントーニ〉）　撮影／小池紀行　BY：『Precious2月号』小学館、2021年

光沢プリーツスカートなら、動きのあるデザインと艶感がブラックコーデに程よいアクセントを加えてくれます。ダブルボタンのジャケットやもこもこバッグ、レースアップブーツで合わせたスクールガール的なかわいらしさに、スカートの長めの丈感や光沢、ゴールドのアクセサリーで大人っぽい辛さをMIXさせて。

ハリのあるプリーツスカート×シースルーブラウスで品よくオールブラックコーデ

ブラウス・スカート・バッグ・靴（クリスチャン ディオール〈ディオール〉）　撮影／小池紀行・池田 敦（パイルドライバー）　BY：『Precious7月号』小学館、2018年

ロングスカートでボトムに重心を置き、上半身はコンパクトにまとめることで、スタイルアップもかないます。ブラウスはインにして着こなし、適度にブラウジングすることで、シルエットに少しゆとりをもたせると、よりエレガントな雰囲気に。ハリのあるプリーツスカートが構築的なラインを描き、すっきりとした佇まいが完成。

Aラインスカートとタイムレスな白シャツで上品なスカートスタイルに

シャツ・スカート・バッグ（ジルサンダージャパン〈ジル サンダー〉）、ピアス・リング・バングル（TASAKI）　撮影／長山一樹（S-14）　BY：『Precious5月号』小学館、2020年

Aラインシルエットのロングスカートは、程よい緊張感をもたらすタイムレスな白シャツで合わせて上品さを極めたスタイルに。小さめのバケットバッグを合わせて、端正な美しさを堪能。

ボリュームあるロングプリーツは同色のトップスで辛口フェミニンに

ニット（ブラミンク）、スカート（ebure）、ベルト（コロネット〈ミラ・ショーン〉）ピアス・ブレスレット（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）、バッグ（ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉）、靴（JIMMY CHOO）　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious7月号』小学館、2019年

ボリュームあるロングプリーツは、動くたびに流れが出るよう工夫された細かいアコーディオンプリーツのラップタイプ。リネン風の加工を施したポリエステルオーガンジーのさらっとした肌触りも魅力。スカートの躍動感を引き立てるようなコンパクトトップスでシルエットにメリハリを。

やわらかなシフォン風のプリーツスカート×黒のタートルネックでシンプルに

ニット（トラデュイール）、スカート（アクリスジャパン〈アクリス〉）、スカーフ（コミュニオン〈ラストフレーム〉）、バッグ（ウールン商会〈バランタイン〉）、靴（JIMMY CHOO）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious4月号』小学館、2019年

やわらかなシフォン風のプリーツスカートというのが旬な雰囲気。トップスは、シンプルに徹して薄手のタートルニットを合わせて。首元にはジュエリーでなくスカーフをさりげなく巻いて、バッグはエレガントなキャメルでメリハリをつけるのがポイント。

ハリのあるチノ素材のプリーツスカートにブラウスを合わせたモノトーンコーデ

スカート（アングローバル〈イレーヴ〉）、ブラウス（レキップ）、サングラス（モスコット トウキョウ）、ピアス・リング（ボン マジック）、時計（IWC）、バッグ（三喜商事〈ボルボネーゼ〉）、靴（ピエール アルディ 東京）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious3月号』小学館、2019年

ハリのあるチノ素材のプリーツスカートに、襟が小ぶりなブラウスを合わせたモノトーンコーデ。全身に女性らしいニュアンスがあるぶん、スクエアなバッグ、男前な時計などを合わせて、辛口なエッセンスをプラスして。

チュールスカート×白スニーカーでエレガントになりすぎずあくまでカジュアルに

スカート（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）、カットソー（ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉）、ネックレス・リング・ブレスレット／（フレッド）、バッグ（クリスチャン ルブタン ジャパン）、靴（コンバース）　撮影／生田昌士（まきうらオフィス）　BY：『Precious3月号』小学館、2018年

たっぷりとした分量感ながら、ふわっと軽やかなチュールスカート。足元に白スニーカーを合わせてカジュアルに仕上げ、軽やかなドレスアップを楽しんで。

「春夏」のおすすめロングスカートコーデ

通気性も抜群で、リラクシーな着心地のロングスカートは、春夏実践したい「涼しくて快適なお洒落」に欠かせません。旬のロング丈は、コーディネート全体を占める面積も多く存在感があるからこそ、明るい色や軽めの素材で季節感を楽しんで。

甘めのポルカドット柄のスカートを黒ブーツでキリッと

靴（JIMMY CHOO）、プルオーバー（yoshie inaba） パンツ（三喜商事〈マレーラ〉）サングラス（モスコット トウキョウ） ネックレス（ホアキン・ベラオ）、バッグ（ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン）　撮影／小林美菜子　BY：『Precious2月号』小学館、2021年

あたたかい季節には、テンションを上げてくれるこんな柄物も気分。コンパクトなクルーネックの黒トップスとポルカドットのスカートで、愛らしいモノトーンルックを楽しんでみてはいかが。フェミニンなスタイルこそ、ビターな黒のショートブーツをプラスして、バランスのとれた着こなしに。

注目の「ボリュームスカート」はトップスコンパクトのバランス感が鉄則に

ボリュームスカート（オンワードファッションラボ〈ロシャス〉）、ノースリーブニット（スローン）、ネックレス・バングル（チェルキ〈ギャレッタ〉）、バッグ（TOMORROWLAND〈CULT GAIA〉）、サンダル（アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious7月号』小学館、2020年

1960年代のグッドガール風イメージをもつAラインの「ボリュームスカート」と、リブニットのコンパクトトップスのコーディネートは、ナチュラルなワントーン配色で今年らしさを演出します。ドライブラウンの透け感シルクスカートに合わせて、小物を天然のマテリアルを用いたプリミティブなテイストでまとめると完成度がアップ！ シルクシフォンの透け感とティアードデザインが、今シーズンらしい鮮度を与えます。

パールジュエリー、かごバッグ、スカーフなどリッチ小物で仕上げるスカートコーデ

靴『クリニーク』（リエート〈サントーニ〉）、シャツ（マディソンブルー）、スカート（カオス新宿〈カオス〉）、スカーフ（マルティニークルコント ルミネ有楽町店〈マルティニーク〉）、ピアス・バングル・リング（TASAK〈I M/G TASAKI〉）、バッグ（モワナ伊勢丹新宿ブティック）　撮影／生田昌士（hannnah）　BY：『Precious6月号』小学館、2020年

ナチュラルなムードのスカートに白シャツを合わせた着こなしは、パールジュエリーをちりばめて上品に。スカーフやかごバッグで、きれい色を効かせれば、夏のスカートスタイルがぐっと盛り上がります。

赤のトップス×イエロースカートのコントラスト配色を、春夏らしくフレッシュに

靴『esplar』（シードコーポレーション〈ヴェジャ〉）、カーディガン・ニット（ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉）、スカート（ブラミンク〈ブラミンク〉）、スカーフ（フラッパーズ〈マニプリ〉）、バングル（ウノアエレジャパン〈ウノアエレシルバーコレクション〉）、バッグ（阪急うめだ本店〈ラドロー〉）　撮影／小林美菜子　BY：『Precious6月号』小学館、2020年

明るいレッドのニットアンサンブルとイエローのスカートで鮮やかな色をかけ合わせた、夏らしいフレッシュなムードを堪能できるコーディネート。足元に白スニーカーを合わせて、フットワークも軽く。

ティアードスカートの足元は白スニーカーで軽やかに

靴（J.M.WESTON 青山店） ニット・スカート（オンワードファッションラボ〈ロシャス〉）ブレスレット・リング（ダミアーニ 銀座タワー）バッグ（ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉）　撮影／生田昌士（hannnah）　BY：『Precious6月号』小学館、2020年

ボリューミィながらも軽さのある素材のティアードスカートは、アースカラーでまとめて夏らしく。足元は白のローカットスニーカーで涼しげな抜け感を。

エレガントなジャケットに、チュールスカートと白スニーカーで旬のエッセンスを

靴『WALKNDIOR』・ジャケット・スカート・ピアス・ネックレス・バッグ（クリスチャン ディオール〈ディオール　撮影／生田昌士（hannnah）　BY：『Precious6月号』小学館、2020年

タイムレスな「バー」ジャケットをドレスダウンしたい日には、トレンドのチュールスカートと白スニーカーで抜け感をもたらしましょう。薄手のチュールロングスカートが格式あるジャケットとのバランスを上手く取りつつ、重たさを解消してくれます。

大人の女性を輝かせるネイビーのチュールスカートは白シャツとの相性も抜群！

スカート・シャツ（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）、ウノアエレのピアス・ウノアエレシルバーコレクションのブレスレット（ウノアエレ ジャパン）、靴（リエート〈サントーニ〉）　撮影／熊澤 透　BY：『Precious6月号』小学館、2020年

ネイビーチュールスカートの優雅な躍動感と白いシャツの知性美が調和するコーディネート。足元にも白いレースアップシューズを合わせることで、爽快感のある着こなしに。大人の多彩な魅力を物語ります。

マーメイドスカート×ボウタイトップスで上品シルエットな装いに

トップス・スカート・バッグ・靴（プラダ）　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious5月号』小学館、2020年

明るいブルーのマーメイドスカートにボウタイシャツを合わせた上品なシルエットの着こなし。ブラックスエードとシルバーレザーをていねいな手作業で編んだフラットシューズを合わせれば、新鮮な装いが完成します。

ビビッドカラーのベルトを仕上げに添えて辛口なスカートスタイルに

カーディガン・ニット（ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア〈ロエフ〉）、スカート（ebure）、ベルト（フラッパーズ〈レフィエ〉）、イヤリング（ビームス ハウス 丸の内〈グリン〉）、バッグ（ピエール アルディ 東京）、靴（ジュゼッペ ザノッティ ジャパン）　撮影／小林美菜子　BY：『Precious5月号』小学館、2020年

ベルトで差し色をすることで、コーディネートにメリハリ効果を生むテクニックを活用したロングスカートスタイル。ビビッドカラーのベルトを仕上げに添えて、辛口なスカートスタイルを楽しみたい。

極細のプリーツスカート×ブラウスをグレージュのワントーン着こなしで

ブラウス・スカート（ボウルズ〈ハイク〉）、イヤーカフ（エストネーション〈ファリス〉）、ペンダント（エドストローム オフィス〈シャルロットシェネ〉）、バッグ（マルベリージャパン）、靴（ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉）　撮影／黒沼 諭（aosora）　BY：『Precious5月号』小学館、2020年

ブラウスをワントーンで着こなしたスカートスタイル。絶妙なグレージュのワントーンが涼しげな印象に。たっぷりとした量感や、そで口のプリーツにモードが宿るブラウスと、極細のプリーツが繊細な陰影を奏でる、同素材のスカートを合わせて、ワンランク上のセンスを香らせて。

「秋冬」のおすすめロングスカートコーデ

秋冬のロングスカートコーデは、あえて重ために見せるのが今の気分。足元をブーツで繋げたり、マキシ丈や厚手素材のものを選んで、重心を下に置くことで即、旬バランスが完成します。

黒カシミヤタートルニット×チェックのロングスカートでエッセンシャルな装い

ニット／P.67, 70とじ。スカート（ebure GINZA SIX店）、ピアス（TASAK〈I TASAKI〉）、バッグ（デルヴォー・ジャパン）、ブーツ（ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン）　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious12月号』小学館、2020年

あたたかみのあるふんわりしたロングスカートは、程よい厚みのあるタートルニットと好相性。着慣れたはずのモノトーンが大人かわいいエレガンスを醸すのも新鮮！　そこに、斜めがけしたビッグバッグやロングブーツでカジュアルモードな遊び心をプラス。ベーシックの更新をさりげなく楽しむ大人の心意気を感じさせて。

チョコブラウンのワントーンにギンコイエローの小物で上品インパクトを！

カシミアニット（ウールン商会〈コロンボ〉）、スカート（エイトン青山〈エイトン〉）、ピアス・ネックレス・ブレスレット（エドストローム オフィス〈オール ブルース〉）、ストール（グリニッジ ショールーム〈ジョシュア・エリス〉）、バッグ（トッズ・ジャパン）、靴 ,000（アマン〈ペリーコ〉）　撮影／水田 学　BY：『Precious11月号』小学館、2020年

洗練された女らしさが香る、チョコブラウンのワントーンコーデ。鮮やかなギンコのバッグを無造作にかけて、ダークトーンにインパクトを。ブーツを合わせた重ための足元が今どきバランスを実現します。

黒のフレアスカートにカーキニットを重ねたレイヤードスタイル

ニット／Precious創刊15周年記念コラボ商品・中に着たノースリーブのラメ入りタートルニット・スカート・靴（ ブルネロクチネリ ジャパン）　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious12月号』小学館、2019年

シースルーシフォンのフレアスカートを合わせたレイヤードコーデ。秋冬特有のニットレイヤードもシフォンスカートを合わせて抜けをつくれば、もたつく心配もありません。

ロングスカートにベルトマークしてニットをイン！洗練グレーワントーンに

カシミアのニット（ブラミンク）、スカート（ebure〈ebure〉）、ベルト（yoshie inaba）、バングル （エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉）、バッグ（ヴァレクストラ・ジャパン）、靴（セルジオ ロッシ）、タイツ／私物　撮影／黒沼 諭（aosora）　BY：『Precious1月号』小学館、2020年

腰位置が高く、脚長に見えるロングスカートも、今年は断然、ベルトマークしてニットをイン。なじませながら色味を感じさせない光沢グレーのベルトもひと役買って、洗練グレーワントーンが完成します。グレーと好相性のボルドーをシックな差し色に。足元は靴と同色のタイツで繋げて。

優しいグレージュのチュールスカートは濃色トップスで引き締めて

ニット・スカート・ネックレス・靴（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）　撮影／長山一樹（S-14）　BY：『Precious12月号』小学館、2019年

ファビアナフィリッピの人気商品・グレージュのチュールスカートは、合わせやすいくるぶし丈。極限まで薄く、軽やかなチュールに細かくギャザーを寄せ、たっぷりとした4枚重ねに。繊細な色調は重ねることでよりニュアンスを増し、フェミニンな魅力を放っています。あえてカジュアルなオーバーサイズニットを合わせて、こなれ感を演出。足元は重めのブーツが◎。

ニットとロングスカートで白～アイボリーへのワントーンコーデ

ニット／Precious創刊15周年記念コラボ商品・ネックレス・ストール・スカート・靴（ブルネロ クチネリ ジャパン）　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious12月号』小学館、2019年

白～アイボリーへのワントーンコーディネートを、ニットとロングスカートで実現した装い。デコルテがきれいに見えるボートネックのニットをタックインで着こなすと、バランスよく決まります。スカートのスリットから覗くウエスタン調ブーツも旬。

ボリュームたっぷりのチェックのロングスカートはコンパクトな上半身でバランスよく

ニット（三崎商事〈チヴィディーニ〉）、スカート（ブラミンク）、ピアス・時計（エルメスジャポン）、バッグ（ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン）、靴（ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉）　撮影／石倉和夫　BY：『Precious11月号』小学館、2019年

コンパクトな上半身にボリュームたっぷりのチェックのロングスカートを合わせれば、今の気分を宿したコーディネートが仕上がります。仕上げには黒ブーツで全身をピリッと締めて。

遊びのある素材のデザインスカートはシンプルトップスで

ニット／Precious創刊15周年記念コラボ商品･スカート･靴（ウールン商会〈ペセリコ〉）ピアス.カドー伊勢丹新宿店.カドー.. ブレスレット（ホワイトオフィス〈ジジ〉　撮影／熊澤 透　BY：『Precious11月号』小学館、2019年

スパンコールをちりばめた生地の上にチュールレースを重ねたデザインスカートをやさしい白ニットで受け止めて。奥行きのあるワントーンスタイルに控えめなエレガンスが漂います。

ボリュームのあるプリーツスカートと男前なジャケットの甘辛バランスが新鮮

ジャケット・スカート・バッグ・靴・ニット（ブルネロ クチネリ ジャパン）、ネックレス（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）　撮影／水田 学（NOSTY）　BY：『Precious10月号』小学館、2019年

歩くたびにリズミカルに揺れるプリーツスカートが、男前なジャケットの緊張感を和らげる甘辛バランスが新鮮なコーディネート。足元はあえて重めのショートブーツで重心を下に。

ニット×スカートの爽やかなグリーンのワントーンコーデの足元はロングブーツで

ブーツ『メリッサ』（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）、ウールのニット・スカート（ストラスブルゴ〈パルトウ〉）、バングル（ポアレジャパン〈オーレリ ビデルマン〉）、ミリタリーグリーンのバッグ（ヴァレクストラ・ジャパン）　撮影／熊澤 透　BY：『Precious9月号』小学館、2019年

爽やかなグリーンのワントーンコーディネートに、洗練されたキャメルのロングブーツが今どきの存在感を与える着こなし。ミドルブーツではなくロングブーツを合わせて肌を隠すことで、よりエレガントな印象が漂います。

40代からのロングスカートコーデのおさらい

春夏は軽やか&リラクシーなムードで、秋冬は重心を下にした重ためバランスで。季節によって着こなし方も色々楽しめるロングスカート。日常をドラマティックに彩ってくれるだけでなく、コーディネートの幅も広げてくれそうなアイテムです。大人にふさわしいシックな着こなしで、裾を揺らし街を歩けば、気分はヒロインさながら。毎日の何気ないワンシーンを、より楽しくしてくれるはずです。