【目次】
- 40代からのチュールスカートコーデで気にしたいのは色と丈
- チュールスカートの色別おすすめコーデ
- 春夏のおすすめチュールスカートコーデ
- 秋冬のおすすめチュールスカートコーデ
- 40代からのチュールスカートコーデおさらい
40代からのチュールスカートコーデで気にしたいのは色と丈
大人のチュールスカート選びで意識したいのは、ずばり、色味と丈感です。まず色は「ベーシックカラー」であること。黒、グレー、ネイビーなどのダークカラーはもちろん、白やベージュなどの淡色もOK。そして、丈は「ロング」一択です。膝が隠れる長めの丈であることが大人のチュールスカートコーデを素敵に見せてくれる条件。そのルールを念頭に、コーディネートのポイントを探っていきましょう。
大人になったら似合わない?いえいえ、そんなことありません
こちらは、ネイビーチュールスカートの優雅な躍動感と白いシャツの知性美が調和するコーディネート。足元にも白いレースアップシューズを合わせることで、爽快感のある着こなしに。大人の多彩な魅力を物語ります。幼さなんて微塵も感じさない、余裕すら漂うこなれ感。ボトムがパンツでもタイトスカートでもなし得ない、チュールスカートだからこその一歩先を行くワンツーコーデです。
チュールスカートの色別おすすめコーデ
ベーシックカラーの中でも、Precious誌面で登場回数の多かった黒・白・グレー・ネイビーのチュールスカートに絞って、今すぐ真似したくなる大人なコーディネートをご紹介します。
黒なら甘くなりすぎないから大人にもおすすめ
■足元は白スニーカーで今っぽく洗練された印象に
ティアードスカートも、薄くてやわらかな上質チュールのブラックなら、すっきりとした細身シルエットだから甘くなリすぎず、軽やか。全体の印象を辛口に仕上げるため、トップスは襟の詰まった端正なデザインを選ぶのが正解。足元には白スニーカーで、カジュアルかつスポーティな気分を加えると、今っぽく洗練された印象に。
■白のノースリーブ×黒いテーラードジャケットでクリーンに
黒いテーラードジャケットに合わせる白のノースリーブカットソーは、フロントインですっきりとした着こなしに。ボトムのチュールスカートにフェミニン感があるので、白のレザースニーカーでカジュアルに緩和するのもポイント。体の中央にくるバッグも白にすると、全体のバランス感が整います。
■チュールスカートのフェミニン感を、白シャツでキリッと引き締めて
風をまとってドラマティックに揺れるチュールスカートの甘さを、白シャツでキリッと引き締めて。好感度の高い白シャツだからこそ、モードなアイテムと合わせて、新しいおしゃれに挑戦しても、上品さはそのまま。ジュエリーは、華奢なイエローゴールドを選び、あくまでさりげなく。白シャツは小さめの襟や比翼仕立てで、ミニマルな印象に。
甘くなりがちな白のチュールスカートなら、直線的なシルエットを選んで
■白のプリーツチュールスカートを合わせた軽快なジャケットスタイル
選んだのは、透け感のあるチュールを加え、ボリュームをもたせた白のプリーツスカート。白は甘くなりがちだからこそ、ハンサムなジャケットスタイルで軽快に着こなして。全体を彩度低めにまとめるのもポイントです。
グレーのチュールスカートなら陰影がニュアンスを与えてれる
■マットなグレーのジャケット×透け感のあるグレースカートで淡色グラデコーデ
コロンとしたボンバーブルゾンは、ふんわりと広がるチュールスカートと相性抜群。マットなグレー×透け感のあるグレー…絶妙な淡色の濃淡が、春の日差しに心地よい。
■黒のハイネックトップスに合わせてシック&シンプルに
やわらかなグレーの陰影を宿しながら軽やかに躍動するロング丈のチュールスカート。黒のハイネックトップスに合わせて、着る人の個性をいきいきと物語るシック&シンプルの「今」を楽しんで。
■ミントカラーのジャケット×白カットソーで透明感のあるスモーキーグラデーションを演出
チュールスカートにミントカラーのジャケットと白のカットソーを合わせて、透明感のあるスモーキーグラデーションを演出。身のこなしとともに軽やかに躍動するシルエットが、大人の女性らしい気負いない気品といきいきとした精神性を思わせる。
ネイビーなら彩度低めのコーデでキリッとした印象に
■白のカットソーと合わせて無敵の「愛され配色」!洗練シンプルを楽しむ
シンプルを極めた白カットソーを合わせることで、「ネイビーチュールスカート」の繊細な陰影と、ドレープによる優雅な躍動感が際立ちます。カットソーをボトムインすると、異素材切り替えのウエストベルトが心地よくフィットしつつ、自然な引き締め効果を発揮。
■品格とモードが両立した、進化系セットアップでよりエレガントに
チュールのボリュームスリーブトップスに、チュールスカートを合わせれたセットアップコーデ。ネイビー1色だからこそ、子供っぽくならずに表情豊かな華やぐ着こなしに仕上がります。足元はさりげない黒のフラットシューズを合わせることで大人の余裕を。
■アシメトリーなすそがモード感を醸すスカートと白Tシャツで、こなれたフィット&フレアシルエットに
鎖骨がのぞく女らしい白Tシャツと、アシメトリーなすそがモード感を醸すチュールスカートで、こなれたフィット&フレアシルエットに。清涼素材のバッグやきれい色の華奢ヒールで繊細な個性をトッピング。アクネストゥディオズの白Tシャツはボートネック、コンパクトなそで、広めの身幅で、着丈は短め。このバランスが着やせ効果を発揮。
春夏のおすすめチュールスカートコーデ
春夏のチュールスカートコーデは、まさにシンプル イズ ベスト! 実は色んな顔をもつチュールスカートの魅力を発見しやすいのが、薄手の季節です。大人にふさわしいミニマルなワンツーコーデに取り入れて、ベーシックな装いに華やぎをプラスしたり、ドレス感覚で着こなしたり… トップスひとつで自在に変わる、印象を楽しんでみるのがおすすめ。
スカートもトップスもネイビーのチュール仕立てのものを選べばドレス風に
スカートと同じチュール仕立てのトップスを合わせて、ドレス風の着こなしに。トップスのレイヤードしたチュールが揺れる袖や、ペプラム風の裾が気になる部分を優雅にカバー。圧倒的な華やぎを演出するうえに、軽くてシワにもなりにくいのも優秀です。格が必要な場から旅先のドレスアップまで、大活躍します。
黒のチュールスカートは、ジャケットと合わせて足元は白スニーカーで旬のエッセンスを
タイムレスな「バー」ジャケットは合わせるアイテムしだいで、印象を変えられる逸品。ドレスダウンしたい日には、トレンドのチュールスカートと「白スニーカー」で抜け感をもたらしましょう。キャンバス×レザーのローカットスニーカーは、「Christian Dior JAdior」の文字がプリントされたシューレースにモードな香りが漂うデザイン。アンティークゴールドのメタルの留め具もアクセントにひと役買って。
ビターなカーキのチュールスカートでとびきりフェミニンに
白のノースリーブトップスに、ロング丈のチュールスカート&スニーカーを合わせた、女らしいサマーカジュアル。ビターなカーキをチュールの量感スカートでとびきりフェミニンに。カーキにさわやかさを加える白のタンクトップは、ドレープ性のあるシルククレープ素材を選んで、女性らしさを後押し。
ジャケットとTシャツを黒のチュールスカートでエアリーに着こなすのが気分
軽く快適な着用感で進化した「バー」ジャケットは、Tシャツとチュールスカートでエアリーに着こなすのが気分。表情豊かに仕上げた最旬ニュールックに「ディオール オブリーク」キャンバスの『トロント モンテーニュ』バッグを合わせて、チャーミングなこなれ感を演出。
グレーのチュールスカートに、ラバーコーティングのブルゾンとスニーカーでスポーティに
フェミニンなチュールスカートに、スポーティなラバーコーティングのブルゾンとスニーカーを投入。大胆なテイストミックスが品よくラグジュアリーに楽しめるのもまた、チュールスカートらしい奥深さ。
チュールを重ねた黒のタイトスカート×白ジャケットでモノトーンコーデを更新
顔映りを優しく魅せるラッフルとコンパクトなフォルムが女らしい白いジャケット。ボトムスには、チュールを重ねた黒いタイトスカートを合わせて旬の透け感をプラス。定番のモノトーンコーディネートも、トレンドをさりげなく取り入れ、今どき感を演出。
黒のチュールスカート×白スニーカーで軽やかなドレスアップを
たっぷりとした分量感ながら、ふわっと軽やかなチュールスカート。足元に白スニーカーを合わせてカジュアルに仕上げ、軽やかなドレスアップを楽しんで。
秋冬のおすすめチュールスカートコーデ
ワンツーコーデに+αしてアウターを羽織る季節には、チュールスカートが装いに軽やかさを加えてくれます。ウール素材のアウターや、ニットなど、厚手のアイテムでもたつきがちな秋冬にチュールの質感をプラスして、奥行きのあるスタイリングを実現して。
黒のチュールスカート×タキシードジャケットで辛口フェミニンに
チュールスカートのラグジュアリーな女らしさを生かしつつ人とは違う華やぎスタイルをかなえるのが、素材とテイストの異なる黒のミックスコーディネート。クールに艶めくタキシードジャケットとシアーなふんわりスカートで仕上げた辛口フェミニンなシルエットに、シルクニット、バッグ、ベロアのオペラシューズ…個性豊かな黒をちりばめて。格調高くも遊び心が香って、賞賛の視線を集めそう!
コートのすそからチュールをのぞかせて仕事スタイルに大人かわいい躍動感を
黒のロングベルトでウエストをゆるやかにマークしたキャメルコートから、カシミアニットとチュールスカートのマット&シアーな黒をちらりとのぞかせて。キャメル×黒配色に程よい甘さが宿って、今らしい仕事スタイルが完成。黒のブーツでスカートから自然に目線をつなげてすっきり感も意識。
ふわりと広がる長め丈のチュールスカート×ロングブーツで最旬コーデ
例えばオープンテラスのレストランでランチを楽しむ日は、ふわりと広がる長め丈のチュールスカートとロングブーツのコンビでトレンドを取り入れて。旬の重ため足元も、チュールスカートならバランスよくまとまります。
ふんわりと広がるグレーのチュールスカート×ハンサムなジレで甘辛バランス
上品なグレーの濃淡が美しい、品格を備えたロングジレで洗練された着こなしに。ふんわりと広がるチュールスカートに、テーラードカラーのハンサムなジレを合わせることで、甘辛バランスのとれた旬のおしゃれが楽しめる。
シックカラーのチュールスカートにギンコイエローのトップスで華やぎをプラス
チュールスカートの基本ルールは彩度低めに仕上げることだけれど、秋冬ならではの重量感ある着こなしなら、こんなイエローを効かせるのもアリ。グレージュやブラウンといった洗練のシックカラーに季節の華やぎを加えるギンコイエローは、顔周りも明るくなって美人度が上がります。あくまでも、チュールスカートはトーンを抑えたものをチョイス。
アルパカ、モヘア混のカーディガン×グレーのチュールスカートにはプラス辛口要素を
アルパカ、モヘア混のカーディガンやトップグレーのチュールスカート…。やわらかい印象のアイテムの組み合わせは、足元を引き締めるのが鉄則です。
テーラリングの美しさが冴えるトレンチがチュールスカートの甘さを程よく抑えて
テーラリングの美しさが冴える格式高いトレンチとチュールスカートの甘さがミックス&マッチ。J&M デヴィッドソンの定番バッグ「カーニバル」と、J.M. WESTONのウィングチップの白シューズで、躍動的な雰囲気を加えて。
40代からのチュールスカートコーデおさらい
アクセサリーや小物で装いを盛り上げたり、トレンドのレイヤードで今らしさを表現みたり。そんなお洒落ももちろん楽しいけれど、大人になるほど削ぎ落とされたワンツーコーデが多くなってくるのも事実。トップス×ボトムの最小限で構成されるワンツーコーデは、ともすれば地味になってしまうけれど、そこに、俄然華やぎと大人ならではの余裕を感じさせてくれるのが、まさにチュールスカートなのです。ベーシック好きな大人の女性こそ、ワードローブに取り入れるだけで一気に洒落感がかなうアイテム。ぜひ、クローゼットに1枚迎えてみてはいかがですか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部