今年100周年を迎える「シャネル N°5」。その名を知らない人はいない、世界中で愛される名香です。
CHANEL(シャネル) のブランド公式サイトで公開されているショートフィルムシリーズ「INSIDE CHANEL(インサイド シャネル)」の最新章では、その100年にわたる名声の秘密が明かされます。
永遠の香り「シャネル N°5」に思いを馳せて | 「シャネル」のショートフィルムシリーズ第32章が公開
一世紀の間、世界を魅了し続ける「シャネル N°5」
1921年に誕生した「シャネル N°5」。世界で一番有名な香水と言っても過言ではないでしょう。
1920年代当初、ファッションの世界では、既に慣習やしきたりというものを吹き飛ばしていたガブリエル シャネル。その彼女のパイオニア精神のもと、「シャネル N°5」は作られました。
彼女が求めたのは、シンプリシティを極めつつ、熟慮されたものであること。そして革命的な、これまでにない香り立ちであること。
「シャネル N°5」は、女性によって創造された、女性のための初めての香りでもありました。
この100年の間に、世界中のさまざまな人々が「シャネル N°5」に魅了され、触発されてきました。「シャネル N°5」が、時代を超えて、世界中で文化的な現象を生み出してきたのです。
マリリン・モンローは、夜ベッドで身につけるものは「シャネル N°5」を数滴だけと告白しています。
アンディ・ウォーホルはポップアートのアイコンとして「シャネル N°5」のボトルをシルクスクリーンに描いています。
あるいは、香水として初めてテレビのCFに登場し、ヘルム―ト・ニュートン、アーヴィング・ペン、リドリー・スコット、ジャン=ポール グード、バズ・ラーマンといった、数多くの偉大な映像の巨匠たちにインスピレーションを与えてきました。
カトリーヌ・ドヌーヴ、キャロル・ブーケ、ニコール・キッドマン、そして現在のマリオン・コティヤール…。
世界で一番有名な香水であるために、各時代にミューズとなる人が世界中から選ばれ、「シャネル N°5」の永遠の女性らしさを次の時代へと引き継ぐアンバサダーの役割を果たしてきています。
目には見えない「香り」だからこそ、数えきれない程の物語の背景にあり続けられる「シャネル N°5」。
誰もが息苦しさを抱える「今」、いつも少し先を歩く「シャネル N°5」は、今、私たちが前を向くための力となってくれるのかもしれません。
ショートフィルムの第一章「シャネル N°5」と合わせ、100年にわたる名声の秘密に触れてください。
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- TEXT :
- Precious編集部
- WRITING :
- 長水香李