デザインとメカニズムのマリアージュが生む、傑出した存在感
オーセンティックなフォルムのケースが手首にアクセントを添える大きめラウンドウォッチは、インテリジェントな雰囲気をまといたいビジネスシーンとの相性が抜群。世界でも、トップキャリアの女性の手元を飾っていることが多いスタイルのタイムピースです。
そこで、高度な時計製造技術と洗練された美意識が息づく名門6ブランドから、それぞれの個性が光る傑作ウォッチを、短期シリーズでご紹介します。本記事では、オメガ(OMEGA)「スピードマスター 38mm」のフルゴールドモデルをピックアップ。人気コレクションをいっそうラグジュアリーに進化させた卓越のウォッチです。
オメガは1948年の創業以来、品質も性能も、そして美しさもこの上ない時計を製造し続けており、その真価は厳密さを必要とする世界でも発揮されています。宇宙、空、深海、あるいはオリンピック。あらゆる過酷な状況で正確に時を刻み、1/1000秒の精度で計時するオメガの時計は、プロのみならず、本物を求める多くの人々を魅了しています。「スピードマスター」もそうした傑作の一つです。
「スピードマスター」が誕生したのは1957年のこと。「シーマスター300」「レイルマスター」とともに、プロフェッショナルラインを構成していました。3ラインはそれぞれが伝説となりますが、「スピードマスター」はやがてNASAの宇宙探査に携帯されることになり、“ムーンウォッチ”として知られていきます。
「スピードマスター 38mm」は、クラシックな“ムーンウォッチ”のデザインをスタイリッシュに昇華したモデル。象徴的なタキメータースケールを施したアルミニウム製リングや3つのサブダイヤルなど、クロノグラフとしての外観と伝統を受け継ぎながらも、モダンな軽やかさを表現しています。
さらに、フルゴールドモデルはリュクスな表情をも醸し出し、独特のオーラを放ちます。ケースに加え、デュアルベゼルの外輪、インデックス、針にも18Kゴールドを用いた華やかなデザインですが、纏う雰囲気はエレガンスにあふれ端正そのもの。
イエローゴールドとセドナゴールドのどちらのバージョンも、装いになじみながらも、さりげなくクラス感を添えてくれる時計。服との組み合わせも、ベーシックカラーや同系色など、シックにまとめるのがおすすめです。
■1:気品香るトープブラウンでセドナゴールドがいっそう優美に
セドナゴールドは、太陽系の中でもっとも赤い星といわれている小惑星セドナにちなんだネーミング。独自の鮮やかな色合いが目を引くローズゴールド合金です。色や輝きの経年変化に強い点も魅力です。
ダイヤルは人気の高いクリーミーシルバー。タキメータースケールの深めのブラウンが縁取り、全体を上品に引き締めています。
ケースのセドナゴールドもストラップのトープブラウンも肌になじみやすく、腕を露出する季節でも手元をエレガントに演出します。Tシャツやビッグシルエットのワンピースなど、ラフなスタイルに合わせれば、格上げ効果も抜群!
デュアルベゼルの外輪にダイヤモンドをあしらったモデルは、ほどよいリッチ感がプラスされ、夜のお出かけにもアクセントとして活躍します。
■2:スポーティさと知性が共存するグリーン×イエローゴールド
深みのあるグリーンのストラップとタキメータースケールが、イエローゴールドを独特の理知的な雰囲気で包み込むモデル。圧倒的な気品を漂わせる一方で、この上ない個性を発揮する色バランスは、ビジネスでのシンプルな装いに新鮮なアクセントを添えます。
3つのサブダイヤルは、横長のオーバルにギョウシェを施した正円を配したデザイン。スポーティななかに繊細な優しさが宿り、「スピードマスター 38mm」ならではの表情が楽しめます。
また、時分針、クロノグラフ秒針にはホワイトのスーパールミノヴァが塗布されており、夜の運転中や飛行機などでちょっと時間を確かめたいときにもノンストレス。メカニズムはもちろんオメガ製。機械式自動巻きの、優雅に時を刻む音に耳を傾ければ、日常のせわしさを忘れて幸せな気分に浸れます。
外輪のベゼルにあしらったダイヤモンドは、もっとも輝きの強い石を厳選。わずかな光にも美しい煌めきを放ち、手元をリュクスに飾ります。
以上、オメガ(OMEGA)「スピードマスター 38mm」のフルゴールドモデルをご紹介しました。
優美で知的でスポーティと、異なる要素が絶妙に融け合うデザイン、そして最高峰のメカニズム。時計に求められるそうした価値が理想的なレベルで備わったタイムピースは、時計好きはもちろんのこと、ひとときひとときを大切にする人の心も満たしてくれるのではないでしょうか。
※掲載した商品はすべて税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 髙橋真理子
- EDIT :
- 谷 花生