信頼の置ける売り手から購うことは、手に入れた逸品の価値を更に高める。日頃からハイブランド・ブティックでショッピングを楽しむ本誌読者には、先刻承知のことだろう。そこでMEN’S Preciousは、今最も信頼の置けるファッション四賢人(本誌ファッションディレクター・山下英介/本誌エグゼクティブファッションエディター・矢部克已/お洒落極道・島地勝彦/本誌スタイリスト・大西陽一)と共に、斯界の一流ブランドと組んだオリジナルアイテムを開発。四賢人の魂が込められた、真のオリジナルは、すべて「モノ語り」がある、唯一無二の存在だ。値段を遙かに超えた価値ある「逸品」を再び、ここに独占販売する!

エグゼクティブファッションエディター
矢部克已PRESENTS

伝説の『シルバーチノ』が復活
本企画のためのエクスクルーシブ生地で展開!

2008年にイタリア・トリノで誕生以来、大人好みのクラシックなデザインとシャープなシルエットのパンツで、爆発的な人気を得ているPT01。メンズの世界で軽視されがちだったパンツづくりに、洒落たスタイルを提案したブランドだ。

ブランド設立時からPT01を見てきた私が、今でも忘れられないのが、デビューして間もない頃に数本だけ『シルバーチノ』という伝説に残るパンツを販売したことだ。

厚手のチノクロスを使ったパンツに、銀製のボタンをフロントやリベットなどに取り入れたデザインは、カジュアルなチノパンをゴージャスな表情に変えるものだった。「これは凄いパンツだ! 今すぐに欲しい」と、私は手に入れるつもりだったが、愚かにも購入を逸してしまった。

ところがなんと、『シルバーチノ』が復活する。来年の春夏でPT01が展開するコレクション、「コンセプトチノ」シリーズのラインナップのひとつに加わったのである。

実は昨年来、私は当企画のために『シルバーチノ』の復活をプロデュースしていた。話は広がり、予期せぬ「コンセプトチノ」シリーズの展開となった。そこで本誌通販でしか手に入らない、大人が好む肉厚の生地のベージュカラーを限定で展開。新生『シルバーチノ』をより品のいい表情に仕上げたと自負している。

限定20本だが、すでに19本と思っていただきたい。今度こそ私も『シルバーチノ』を逃すわけにはいかないのだ。

今度こそ手に入れたいパンツの傑作!

だれもが愛用できるうえ、飽きのこないベージュカラーのチノパンは、男のスタイルに欠かせない王道のカジュアルアイテム。サイズ46ですそ幅17㎝のバランスが、絶妙なシルエットで、はく人の脚を長く見せるだろう。右側には切りっぱなしのコインポケットをデザインして機能性を高めている。ベルト部分の生地はあえて施さず、前身と後身の生地をウエストまで使った特別なパターンで、腰回りのフィット感をより快適にする。すその折り返しは、4㎝幅がベストなバランスである。86,400円
だれもが愛用できるうえ、飽きのこないベージュカラーのチノパンは、男のスタイルに欠かせない王道のカジュアルアイテム。サイズ46ですそ幅17㎝のバランスが、絶妙なシルエットで、はく人の脚を長く見せるだろう。右側には切りっぱなしのコインポケットをデザインして機能性を高めている。ベルト部分の生地はあえて施さず、前身と後身の生地をウエストまで使った特別なパターンで、腰回りのフィット感をより快適にする。すその折り返しは、4㎝幅がベストなバランスである。86,400円

見せ所はココ!
スターリングシルバーのボタン

サイドストラップの尾錠やリベットにも、スターリングシルバー925(※)を使用する。フロントボタンは、パンツの見せ所だけに一層スターリングシルバーの輝きが増す。2番目のボタンを見せるために、フロントの生地の一部をボタンの大きさにカットした、凝ったディテールだ。
サイドストラップの尾錠やリベットにも、スターリングシルバー925(※)を使用する。フロントボタンは、パンツの見せ所だけに一層スターリングシルバーの輝きが増す。2番目のボタンを見せるために、フロントの生地の一部をボタンの大きさにカットした、凝ったディテールだ。

※フロントボタン、リベット、サイドストラップの尾錠に使用した「スターリングシルバー925」は、銀の含有率が925パーミル(92.5%)であることを意味する。スターリングシルバーは、ヨーロッパ貴族の富の象徴であるテーブルウエアや家具調度品にも利用されてきた。近年は、宝飾品にも使われる、まさに逸品の銀である。

ファッションディレクター
山下英介PRESENTS

日本最古の洋品店「信濃屋」150年の叡智を
生地に、仕立てに注ぎ込んだ!

ウォッシュ加工や短い着丈、余計なディテール……。

もちろんモノ自体には罪はないが、最近そういったギミックだらけのジャケットの氾濫には辟へき易えきぎみ。これほどモノがあふれる世の中なのに、探してみるとベーシックかつ上質なジャケットが、なかなか見つからないのだ。そんな悩みを抱えた私がたどり着いたのが、今年で創業150周年を迎えた横浜の洋品店「信濃屋」。

こちらの顧問をつとめる伝説のダンディ白井俊夫さんは、時代に流されない大人の男の装いを、だれよりも理解している方。彼の見識をもってすれば、今の私が考える究極のジャケットがつくれるのではないか……?

そんな私の思いに共鳴し、白井さんと「信濃屋」がつくってくれたのが、こちらのネイビージャケットである。デザインはチェンジポケットのついた英国調。生地はイタリアの生地メーカー「チェーザレ・ガッティ」社による、ぬめっとした光沢感がたまらない極上カシミアだ。

昨今のジャケットを着慣れた体には、そのフィット感はゆったり気味に感じられるし、着丈だって長め。正直いって、トレンド要素は一切盛り込んでいない! しかし、それがいい。

大人にとってのジャケットとは決して使い捨てではなく、じっくりと腰をすえて付き合っていくものだという本質を、このカシミアジャケットは私たちに教えてくれるのだ。

トレンドに背を向けることから生まれた、究極の一着を!

ラペルの幅や高さ、やや薄めの肩パッドにいたるまで、一切奇をてらわず仕上げている。着丈はSize48で74.5㎝。昨今のトレンド(約70~72㎝)に比べると長めだが、これこそが本物のクラシックなのだ! その分裏地には凝って、鮮やかなブルーのキュプラを使用。胸ポケットの裏地を引っ張り出して、チーフがわりにできるという遊び心も忍ばせている。各181,440円
ラペルの幅や高さ、やや薄めの肩パッドにいたるまで、一切奇をてらわず仕上げている。着丈はSize48で74.5㎝。昨今のトレンド(約70~72㎝)に比べると長めだが、これこそが本物のクラシックなのだ! その分裏地には凝って、鮮やかなブルーのキュプラを使用。胸ポケットの裏地を引っ張り出して、チーフがわりにできるという遊び心も忍ばせている。各181,440円

腕利き生地メーカーと老舗洋品店との最強タッグ!

仕立ては1866年に創業した、日本最古の洋品店「信濃屋」。生地は1948年創業のイタリアを代表する高級生地メーカー「チェーザレ・ガッティ」。この2社のタグこそが信頼の証。
仕立ては1866年に創業した、日本最古の洋品店「信濃屋」。生地は1948年創業のイタリアを代表する高級生地メーカー「チェーザレ・ガッティ」。この2社のタグこそが信頼の証。

お洒落極道
島地勝彦PRESENTS

争奪戦必至、「メンズプレシャス」限定カラー!

海の宝石アカエイの革を加工してつくり出したエキゾチック・レザー「ガルーシャ」の美しさは、男の装飾品として、別格である。別格とは超一流品のさらに上のランクをいう。ジュエリーやアクセサリーの企画販売で定評のあるブランド、粋商の佐野直彦社長が大事にしているガルーシャ職人の松下隆の腕にかかると、硬くて染めにくいアカエイの革が、実に見事なブートニエール(ジャケットのラペルにつけるアクセサリー)に細工されてしまうのである。

アカエイは東アジアの沿岸域を中心に広く分布する、尾のトゲに毒を持つ魚類である。そのアカエイの革の風合いを保ちながら、なめらかに研磨してしまうのだ。どの世界にも、やっぱり天才はいるようだ。

はじめてガルーシャのブートニエールを佐野に見せてもらったときの感動と衝撃は今でも忘れられない。こんな美しいモノがこの世に存在していたのか。しかも絶妙なダブルカラーのデザインも気に入った。伊勢丹新宿店メンズ館8階のセレクトショップ「サロン・ド・シマジ」では15種類販売していて、店いちばんのベストセラーだ。シガーバー「サロン・ド・シマジ」に来店するお客様は、申し合わせたようにこれを誇らしげに胸につけ、カラーリングの妙を競っている。

本誌では伊勢丹で扱っていない特別色を3種用意した。わたしの大好きなナイルブルーとオレンジ色に近いレッドの組み合わせもつくってもらった(左)。ブルーのエッジもブラウンに染め、洒脱さが際立っている。「サロン・ド・シマジ」になかなか来られない紳士も、これらを購えば『お洒落極道』の仲間入りである。

佐野にガルーシャの魅力を存分に味わわせてもらったお蔭で、この1年はガルーシャづくしだった。気がつくと、様々なダブルカラーのものを7個も買っていた。ちなみにわたしはラペルに3個まとめてつけている。3個並べると、これまた驚くほど豪華で見栄えがするのである。

わたしの連載『お洒落極道』でも紹介しているが、まさに全身編集長ならぬ、全身ガルーシャ男になってしまった。色違いのブートニエールを3個つけ、ダブル・ガルーシャ・ストラップに塡はめ込んだ腕時計を左手首にして、右手首にはツートンカラーのガルーシャのブレスレットをはめて、オレンジ色のガルーシャ張りのメガネをかけて店頭に立っているのだ。本誌の読者ならまずは1個でもいいから、ガルーシャのブートニエールを買って、実際につけてみることをお勧めする。さすがに今は、社員章をラペルに誇らしげにつけているサラリーマンはいないようだが、自ら選んだガルーシャのブートニエールを襟につけた瞬間、人生がまったく別物にみえてくるはずだ。

わが「サロン・ド・シマジ」にも売っていない
レアカラーが手に入るのは、本誌だけである

右から、ブラウン×オレンジ、グレー×ピンク、ブルー×レッド各9,990円
右から、ブラウン×オレンジ、グレー×ピンク、ブルー×レッド各9,990円

スタイリスト
大西陽一PRESENTS

迫力満点! 極上クロコダイルレザー!

クロコダイルレザーは紳士が持つべき高級素材のひとつだ。それはこの素材の希少性によるところが大きい。独特の斑ふも表情がそれぞれ違い、革の個体差もある。このレザーが「皮革の宝石」と呼ばれる所以だ。パヴィトラは、クロコダイルなどのエキゾチックなレザーを得意とするブランド。

タイの世界屈指のクロコダイルファームで慎重に飼育されたワニの革を加工から縫製まで現地で行っているので、価格に比べて、信じられないような高い品質と価値を持つ。しかも異彩を放つのが、この革が「マットブラック」のヌバックに仕上げられているところだ。

シブい光沢を放ち、紳士のスタイルに絶好な上品な雰囲気に仕上がっている。

今回の企画では、トートバッグをあえてサイズダウン、男女共に使いやすい大きさにした。ハンドルも肩から掛けやすいように長めに設計、バッグの開口部にファスナー付きの蓋=フラップを設けた。

通常の表革を使った長財布は内部の革の品質をアップさせ中のコインポケットの引き手までクロコダイルレザーを採用した。クロコダイルレザーは見た目以上に軽量で強度もあり、使い込むほどに味が出てくる。これも値段から見て有り得ないクオリティのラウンドジップ長財布と合わせ、間違いなくあなたの分身のような一生使える逸品になるはずだ。

極上のクロコダイルを贅沢にマット仕上げに

財布やスマホなどが仕分けできるように、本体内側の両サイドにポケットが付いている。さらに開口部にファスナー付きの蓋を設けているので、中に入れたものが落ちず、盗難防止にも役立つ。1,069,200円
財布やスマホなどが仕分けできるように、本体内側の両サイドにポケットが付いている。さらに開口部にファスナー付きの蓋を設けているので、中に入れたものが落ちず、盗難防止にも役立つ。1,069,200円

 

ここで紹介した商品は下記通販サイトで購入できます。

大人の逸品通販サイト
www.pal-shop.jp/mensprecious
TEL:0120-588-303

この記事の執筆者
TEXT :
MEN'S Precious編集部 
BY :
MEN'S Precious2016年冬号 男を格上げする、唯一無二の逸品を手に入れよ!より
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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クレジット :
撮影/小寺浩之(ノーチラス)