明るい色を着て、おしゃれをハッピーに彩りたい春。アウターでカラーを取り入れるのが着映えできて、スタイリッシュさ抜群です。女性らしさも表現できるので、いち早く着こなしていたセレブたちをお手本にしてみましょう。

■1:ヴォーグ・マシューズは:辛口のダスティピンクなら大人モードが華やかにクラスアップ

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足元にはレオパード柄のパンプスを投入。ボーダーとの柄ON柄をさりげなく取り入れています。

2021年2月にロンドンでくすみピンクのトレンチで見かけられたモデルのヴォーグ・マシューズ。
日本ではあまり知られていない彼女ですが、キャサリン妃の妹、ピッパの夫の弟と結婚したことで、イギリスでは一躍注目される存在です。
ピンクのトレンチのインは、ボーダートップスとスキニーデニムというモノトーンでシックにまとめていました。
もちろんベーシックカラーのトレンチでも落ち着いた印象ですが、無難にまとまりすぎ。
ピンクでも彼女のようなややくすんだ色味を選べば、浮くことがなく大人っぽさが光っています。
同じことがややくすみ系のミントグリーンでも当てはまるので、パステルに抵抗がある場合は、ややダスティな色のトーンを選んでみてください。

■2:クセニア・アドンツは:モノトーンが新鮮に着映えできる!洗練度の高いオリーブグリーン

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襟元にはボリュームタイプのネックレスをプラス。黒タートルにエッジィな味付けを。

パリ在住、人気インフルエンサーのクセニア・アドンツがミラノでキャッチされていたときの着こなしです。
黒タートルと白デニムというメリハリのある配色に、オリーブグリーンのコートで切れのいい彩りを加えていました。
オリーブグリーンはモノトーン、特に白ボトムに合わせるとシャープでかっこよさが強調され、おしゃれの完成度が確実にアップします。
ベージュやグレージュなど同じトーンのアースカラーでまとめれば、グラデーションになりリッチな雰囲気に。
辛口派におすすめしたいこの色は、インをダークな色味だけにまとめてしまうと暗く重たいイメージになりやすいので注意してください。

■3:ジャネット・フリス・マドセンは:ブルーのグラデーションでまとめれば爽やかさが光る軽快スポーティーに

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着こなしと反対色のオレンジのトートがアクセントに。BIGサイズだからインパクト十分。

コペンハーゲン出身のライター、ジャネット・フリス・マドセンは、パリでSNAPされていました。
淡いブルーのトレンチコートの下に、濃いブルーのセットアップを合わせ、グラデーション配色を実現。
ワントーンだからスマートな装いにまとまり、大人っぽさが光ります。
大抵の場合、アウターのほうに色味が濃いアイテムを取り入れがちですが、彼女のように淡い色をアウターにすると、軽やかさが際立って新鮮です。
ただこの場合、引き締まって見えないので、彼女はバッグでアクセントカラーをトッピング。
この鮮やかなオレンジ色の効果で、シャープで印象的なコーデができ上がります。
きれい色が苦手な方も、清涼感があるブルーならさらっと気負いなく着こなせ、ワントーンでまとめればモードさも引き出されるので、おすすめです。


カラートレンチを今っぽく着こなしていた3人のコーデにスポットを当てました。
ベーシックカラーに飽きた方は着こなしがマンネリにならず、絵になる華やかさは十分です。
きれい色を積極的に取り入れて、春らしく華やいだおしゃれを楽しみましょう。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀