みなさんと同じように年齢と経験を重ねながら、今この瞬間を一番に輝かせている綺麗のプロたちに、実践中の美容法や愛用コスメについて語っていただくビューティ連載企画、39回目です。
今回お話を伺ったのは、26年間に渡り人気コスメブランドのPRマネージャーを担当していた、ビューティPRコンサルタントの松本晶子さん。春の陽気に胸が弾む反面、強化していきたいのがやはり「美白ケア」。大人の肌は出来てからケアするのではなく、内側からも外側からも先回りしてアプローチすることが大切なのだそう。そこで、大人の肌へパワフルにアプローチする美白ケアを教えてもらいました。
Instagram:@akkoakko5
頼りたいのは、パワフルな美白コスメ
「実は若かりし頃はヘルシーな小麦肌が好きで、美白とは縁のない生活を送っていました。歳を重ねていく中で、顔だけは焼くのはやめようと思ったのが27歳頃。当時勤めていた化粧品メーカーで、よく行なっていた加齢シュミレーションを見て、シワによる印象よりも、シミが加速した状態の方がはるかに老けて見えていたからです。日本人の肌質もあると思いますが、日本人のシミの出来方は不均等。そのため、清潔感が損なわれます。そこから、肌色がまだらにならないよう、メラニンケアに力を入れるようになりました」(松本さん)
「通年何かしら美白アイテムは投入していますが、紫外線の量が増える3月ぐらいからは美白アイテムを増やすのが定番。夏場はクリームもプラスしています。今シーズンは、血流にアプローチする美白ものに大注目。
まろやかなテクスチャーが心地よいポーラの”ホワイトショット”の美容液は、肌を茶色く濁らせる原因となるリポフスチンに着目したもの。血管の内側の細胞に溜まったリポフスチンにアプローチと血流悪化をアプローチしてくれるというもの。従来通り、メラニン増加を抑える美白成分や、黄ぐすみをケアする成分も配合されているので、ローションとの併せ使いで、透明感アップが期待できます。
また、血流アプローチで使い比べをしたいと手に取ったのが、血流研究に力を入れている資生堂のHAKUの”メラノフォーカスZ”。くり返すシミの要因が異常血管の高密度化にあることを解明。シミのもとの無限ループである、血管が密集している原因にアプローチしてくれます」(松本さん)
大人は「抗酸化」と「抗糖化」のWアプローチが必要
「大人の美白ケアは外側だけでなく、内側からのアプローチも大切。美肌や美白を狙うなら抗酸化ケアが必須ですが、それに加えて、肌が濁り始める30代後半ぐらいからは抗糖化ケアも併せて行うのがベストです。
出掛ける前に飲む”ソルプロ”のサプリメントは、厳選した7種の植物エキスを配合し、肌の糖化にもアプローチしてくれるもの。紫外線が気になる時でも、シトラスとローズマリーのエキスが内面からサポートしてくれます。
HACCIのハニースノーも、ソルプロ同様に朝や出掛ける前に投入します。ハニースノーは、薔薇プラセンタエキスやビタミンC含有量が高いことでも知られるカムカムの果汁をブレンド。抗酸化作用のある成分を効率よく摂取できるので、大人の肌に重宝します」(松本さん)
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大人の美白ケアは、パワフルなスキンケアとインナーケアのW攻めが必要だと、松本さんの濁りのない肌を見て実感。ぜひ注目してみてください。
※掲載している商品の価格はすべて税込です。また商品はすべてご本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- むらなかさちこ