ベーシックなコーディネートにも程よい抜け感で新鮮さを授けるカゴバッグ。春夏の装いはもちろん、着こなし次第ではシーズンレスに使えるのも魅力です。そこでカゴバッグでこなれた洗練カジュアルを楽しんでいた3人のセレブをご紹介します。

■1:オリヴィア ・パレルモは…ハンドバッグタイプで品格と抜け感を両立

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上品なアイテムを重ねてフェミニンに。

ニューヨークでキャッチされたソーシャライトのオリヴィア ・パレルモ。ネイビーブルーのワンピースにトップハンドルタイプのかっちりとしたカゴバッグを合わせた爽やかなコーディネートです。

ワンピースはしなやかなとろみ素材のシャツスタイル。ボディラインに寄り添う質感や、スカートのドレープがなんとも女性らしい雰囲気です。ここにレザーのバッグを合わせると少々平凡ですが、カゴバッグをセレクトしたことで春らしい、風通しの良い装いに。

刺繍の施されたフラットシューズやピンクベージュのビッグシェイプのサングラスで遊び心を加えて、個性的に仕上げています。

■2:アンナ・シュールレは…リラクシングワンピースにはオーソドックスなタイプでテンションを合わせて

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季節感ミックスがおしゃれ度を高めて。

パリのストリートに現れた、元ドイツ代表サッカー選手のアンドレ・シュールレを夫にもつ、モデルのアンナ・シュールレ。ボヘミアンテイストのコーディネートを披露していました。

たっぷりとしたフレアのロングワンピースはリラクシングなムードですが、ジャケット、カゴバッグもブラウントーンで揃えることで、洗練度を高めています。肩に羽織ったジャケットと、好コントラストを描くカゴバッグの軽やかさがこなれたミックスコーデを完成。

これからの季節にはジャケットをコットンシルクのカーディガンに、足元をサンダルに変えれば夏仕様に。羽織りものと足元のバリエーションで、3シーズン楽しめるカゴバッグコーデです。

■3:エマニュエル・ドゥヴォスは…コンサバルックに意外性をもたらす小粋なカゴバッグ

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全身のトーンをベーシックカラーでまとめて。

2021年春夏のパリ・ファッションウィークに登場したフランスの女優、エマニュエル・ドゥヴォス。コンサバ度高めのジャケット、シャツ、ロングスカート、そしてワンストラップシューズというベーシックアイテムを重ねた着こなしです。

ミニマルなコーディネートに合わせたのは、リッチなデザイン性が光る、モードなカゴバッグ。オーソドックスな着こなしに抜け感を授け、グッと垢抜けた印象をプラスしています。

ナチュラルカラーにライニングやハンドルのダークトーンが効いたカゴバッグと呼応させ、ニュートラルカラー&ダークカラーを組み合わせた着こなしで、クリーンで洗練されたスタイルにまとめています。


永遠のベーシックながら毎年愛用者が増え、季節を問わず自由なコーディネートで楽しむ人も増えているカゴバッグ。ぜひこの春取り入れて、今っぽいこなれ感ある装いにトライしてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子