ワーキングスタイルにも心地よさを求めるニューノーマル時代。スニーカーほどカジュアルでなく、パンプスよりリラクシング…という絶妙なバランス感がいまの気分に寄り添う「ローファー」に注目が集まっています。そこでラグジュアリーブランドから、あらゆるスタイルにマッチし、取り入れるだけで旬のムードを纏ったコーディネートを完成する逸品を厳選し、シリーズでお届けします。
本記事では、「セリーヌ(CELINE)」より、クローゼットのマストアイテムとなることを目指して誕生したアイコニックなローファー「ルコ(LUCO)」をご紹介。その名称は、パリ6区の閑静な住宅街にあるリュクサンブール公園の有名な広場からきており、「ルコ」とは、その広場の愛称です。
セリーヌのローファーはチューブラー製法という、伝統的なハンドステッチの技法で作られており、この製法では、靴の形を保ち硬さをもたせるために通常使用されるミッドソールがないので、柔らかい仕上がりに。また、ステッチは全て手作業で行われています。
こだわりの工程を経て丁寧に作られるローファーは、クラシックなラウンドトゥシェイプと、レザーの上品な艶でエレガントな足元を演出します。
セリーヌの不朽の定番ローファー「ルコ」4選
1〜3はポリッシュドカーフスキンを使用。エレガントな艶をもつ素材で、レザー本来の自然な風合いを活かしつつ、色彩に透明感を持たせるため、なめし加工が施されます。仕上げには手作業でワックスを塗り、艶を出して。この控えめな輝きとしっかりとした手ざわりが、エレガントなシューズを完成します。
最後の一足はパテントパイソンを用い、クラシカルなフォルムとパンチある素材のスタイリッシュな組み合わせ。足元に取り入れるだけでコーディネートをグッとおしゃれな印象に仕上げます。
この春の相棒としてして取り入れたい、あなたのお気に入りはどれでしょうか。
■1・2:トリオンフとタッセルが大人の品格を授ける!
ブラックよりも軽やかに履きこなせるネイビー。春夏の爽やかなコーディネートと相性抜群です。
シンプルなコーディネートのアクセントになるコニャックとホワイトのコンビ。どちらかの色と服をリンクさせる着こなしもおすすめ。
■3・4:主張しすぎないタッセルで上品な足元に
一足は持っていたいベーシックなブラック。控えめタッセルが、足元にさりげなくリッチ感を授けます。
パイソンのインパクトがデイリーコーデをプレイフルに盛り上げます。落ち着いたトーンとクラシカルなフォルムでカジュアルから綺麗めまで幅広くマッチ。
以上、セリーヌの気品溢れる名品ローファーをご紹介しました。
デイリースタイルをワンランクアップする「ローファー」。安定感ある履きやすさときちんと感を併せ持つ一足は、春の装いを足元からエレガントに仕上げてくれます。
※掲載された商品は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子
- EDIT :
- 谷 花生