家で過ごす時間が増えた今「ケーキ・タイム」は至福のとき。おいしいのは当たり前、今、ケーキは、アートのようにジュエリーのように美しく、驚くほど華麗に進化しています。

『Precious』5月号では、そんな最新のケーキたちを「『美しきケーキ』に魅せられて」として大特集!

技巧を凝らした繊細なデザインや、究極まで削ぎ落としたシンプルなフォルム、心ときめく愛らしいフラワーモチーフ。そして、海外で経験を積み、これまでのケーキという概念を大胆に覆す、新世代のパティシエたちの手による自由な発想の麗しき逸品…。ラグジュアリーな時間と最高の口福をもたらす、新たなケーキの世界へようこそ!

今回は、心をときめかせる華やかなフラワーモチーフのケーキを5つご紹介します。

Flower Motif | ときめきのフラワーモチーフ

スイーツ_1
1.『ガトー・オ・ブーケ「ブーケ ヴェルトゥ」』 14.5×14.5×7.5㎝ ¥12,960(ベイユヴェール)、2.『ローズ』 直径約7㎝ ¥580(パッション ドゥ ローズ)、3.『ローズバニティ』 直径13㎝相当 ¥4,104(アトリエ アニバーサリー)、4.『アムール』 直径12㎝ ¥7,560(ルワンジュ東京)、5.『フラワーレターケーキ』 写真は「S」で、6〜8人分、ボックス直径22㎝ ¥12,960(グローブキャラバン)

■1:ベイユヴェールのガトー・オ・ブーケ

パリの食通たちも愛する、フラワーバターケーキ

パリの5つ星ホテルやミシュランスターシェフも御用達のフロマジェリー。

ギュッと敷き詰められた、花束のようなフラワーケーキはグリーン×白ほか、ピンクやオレンジなども。花びらは一枚一枚バタークリームで繊細に仕上げられ、花束の下はフランスの伝統菓子、アーモンド風味のダクワーズの生地でバタークリームをサンド。

大切な人へのギフトに、自分へのご褒美にぴったりです。

■2:パッション ドゥ ローズのローズ

「情熱」の真っ赤なバラをフランボワーズクリームで

田中貴士シェフは「タイユバン・ロブション」「ピエール・エルメ・パリ」などの名店を経て2013年独立。

当初からのスペシャリテは、ビビッドな真紅のバラがモチーフの「ローズ」。あえて、ローズフレーバーではなく、フランボワーズを使った真っ赤なクリームでバラを再現。

チョコレートタルトの生地と甘ずっぱいフランボワーズは相性抜群。甘さ控えめ、大人のためのショコラタルトです。

■3:アトリエ アニバーサリーのローズバニティ

ウエディングケーキの名店の技が光る、キュートなバッグ

「おいしくて美しいウエディングケーキを」という想いから「食べられるウエディングケーキ」を日本で初めて考案。日本一のウエディングケーキ生産数を誇る名店の世界観が生きたデコレーションケーキ。

長く培ってきた生クリームの絞りの技術を使い、キュートなバッグモチーフのショートケーキが完成。つみたてのイチゴにときめく、少女時代のピュアな気持ちを取り戻せるかも?

■4:ルワンジュ東京のアムール

精巧な花びらにため息…ゴージャスなショートケーキ

本物かと思うくらい精緻な質感の花びらと赤いリボン。箱を開けた瞬間、歓声必至のケーキを手掛けるのは、パティシエ世界大会優勝の経歴をもつグランシェフ藤田浩司氏。

素材へのこだわりはもちろん、ケーキを「アート作品」と考え、最新の技術と独自性溢れるデザインでよりファッション性を高めることに尽力。定番の『アムール』は、記念日やバースデイにぴったりのメッセージ性のある、五感で楽しめるショートケーキです。

■5:グローブ キャラバンのフラワーレターケーキ

エディブルローズとウィリアムモリスの壁紙がセットに

ケータリング会社発「Flower Lettercake®」は、ローズが咲き誇る姿がフォトジェニックと話題。

イニシャルを選び、好みの色や味、イメージを伝えれば、スポンジからフルーツ、エディブルローズまで世界でひとつのオーダーケーキが完成。

マカロンとボックス、3種類から選べるウィリアムモリスの壁紙、ケーキの周囲に散らす花びらやグリーンもセットに。手軽に華麗な演出がかないます。


※営業日や営業時間に変更の可能性があるため、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

※掲載した商品は、すべて税込み価格です。

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PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT&WRITING :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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