華やかな印象のレースを日常でさらりと取り入れれば、こなれた雰囲気を醸すことができます。上品さと気負いなさを両立するなら、ご紹介する3人のセレブの着こなしが参考になります。
■1:ジャンヌ・ダマスは…デニムパンツ合わせでデイリーに引き寄せ
パリ ファッションウィークにてキャッチされた、ブランド『Rouge』を手掛けるジャンヌ・ダマス。彼女は華やかなトップスにデニムパンツを合わせるスタイルがお得意ですが、この日はレースがドッキングされたニットカーディガンをトップスに選んでいました。
定番のニットカーディガンも、こんなデザインならたちまち立体感がアップする上に、三角形になった裾のおかげでお腹周りをすっきり見せることができます。ボトムスには、アイスブルーのデニムパンツを合わせ気負いなさを醸しつつ、ネイビーカーディガンと色の強弱をつけています。
シューズはスキンカラーに馴染むブーツを選び、抜け感を演出。仕上げにオレンジブラウンのチェーンバッグを使って色を加えることで、よりメリハリある装いに仕上げています。
■2:オリヴィア・パレルモは…レザーパンツと合わせてスパイスミックス
ミラノ ファッションウィークにてキャッチされたオリヴィア・パレルモは、繊細なレースを使ってほんのり大人の色香を漂わせたコーディネートを披露しました。
胸がときめくような優しいタッチの繊細レースキャミソールに、シアーシャツを重ねて肌見せ面積を調整。いずれもイノセントなホワイトで、春らしい軽やかさがばっちりです。そこに黒のレザー調ハーフパンツを持ってくることで甘辛バランスを整えていました。パンツはフルレングスだとややモード感が強すぎるところ、潔く膝下を見せることでヘルシーさを演出することができます。
白黒コーディネートに映えるターコイズグリーンのパンプスでメリハリをプラス。最後に、ヘアをきゅっとコンパクトにまとめるとすっきりして好バランスです。
■3:ブリタニー・グザビエは…モノトーンで取り入れればシックにきまる
LA出身のインフルエンサー、ブリタニー・グザビエの、パリ ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。ワークシーンでも参考にできそうなジャケット×パンツルックです。
黒の上下にライトグレーのジャケットを合わせたきちんとコーディネートは、トップスにレース素材を取り入れることで顔周りの華やぎがアップします。ネック〜デコルテ部分だけなので、主張が強すぎず品よくまとまるのがポイント。更に、レースが加わることでモノトーンが単調になる心配もありません。
小物はソールに厚みのあるタフなレースアップブーツとクリアバッグをセレクトし、きちんとしたコーディネートに外しを加えています。
日常の中で参考にしやすい、海外セレブのレースコーディネートをお届けしました。
決して派手になりすぎないちょうどいいバランスのレースコーディネートなら、こなれた雰囲気を醸すことができます。ご紹介した着こなし例を、是非活用してみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 阿部芙美香