雑誌『Precious』5月号では特集「時を超えて受け継がれる、エルメスのアイコンモチーフ物語」を展開しています。その特集では極上の素材と技、創造性豊かなデザインが生み出す最旬エルメスの、愛すべきモチーフに注目しました。本記事はその特集の中からバッグ『ケリー』、『バーキン』をご紹介します。
『ケリー』と『バーキン』
グレース・ケリーのお気に入りとして広く世界に知られたバッグ『ケリー』とは、実は1930年代、鞍用バッグを原型にしてつくられた『サック・ア・クロア』。このバッグの気品を印象づけるクラスプは、エルメスのルーツを物語り、誕生以来愛され続けているものでした。
やがてエルメスのノーブルな美しさを象徴するモチーフとなり、『バーキン』などにも受け継がれていきます。今季も注目のサボに用いられるなど、目が離せません。
エルメスを代表するソフトで洗練されたレザー「ヴォー・スウィフト」×2色の糸を平織にした美しく丈夫なコットン生地「ツイルH」のコンビ。両サイドのフリンジが軽やかさを添える。
※掲載した商品は全て税込みです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious5月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 青木貴子(whitebox)
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、遠藤智子(Precious)