カラーニットを取り入れるとき、せっかく着こなすなら色と色を組み合わせた幸せ感ある彩りを楽しんでみましょう。
お手本にしたいのは×ボトムと、×インナーと、1枚で、というようにカラーブロックを楽しんでいた3パターンのコーディネートです。
きれい色を素敵に着こなして、華やいだコーデをつくりましょう。
■1:レオニー・ハンネは…イエロー×ブラウンをニットとパンツで半々の割合で着こなせば技ありモードが完成
人気インフルエンサー兼モデルのレオニー・ハンネがミラノでSNAPされたときの着こなしです。
イエローのストール風デザインがスタイリッシュなニットに、ブラウンのタックパンツを合わせていました。
発色のいいニットとパンツを、約1/2づつの割合でカラーブロックにしています。
上下をどちらも主張のあるカラーにするのは大胆なことから、一見難しい印象ですが、思い切ってTRYするとハッとするインパクトに。
同じバランスで上下を色×色にする場合、ボトムをダークな色味にしたほうが引き締まって見えるので、意識してみてください。
イエローはブルー系、グリーン系、パープル、朱赤やオレンジなどわりとオールマイティに合わせやすく、爽やかな印象に決まる色です。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
■2:ヴィクトリア・ベッカムは…襟と袖からピリッと効かせた赤と淡いカラーとのコントラストで切れよく迫力十分に
N.Y.でキャッチされていたヴィクトリア・ベッカムは、ブルーのニットのインナーに、真っ赤なシャツをコーディネート。
ボトムにはシャツの赤をリピートしたチェックの白パンツを組み合わせて、颯爽と。
色味のあるシャツを着るとき、大抵上に合わせるニットのほうが濃いことが多いのですが、さすがおしゃれなヴィクトリアは、逆に淡い色味の分量を多くして、抜け感を出しながらセンスのよさをアピールしています。
よって、ボトムの白ともなじみよく、ヘルシーな雰囲気に。
襟だけでなくニットの袖口からシャツの赤を適度にのぞかせた絶妙なバランスも、必見です。
■3:アレッサンドラ・アンブロジオは…メリハリのあるカラーブロックニットなら1枚で絵になるインパクトを放って
ロサンゼルスで2021年4月にキャッチされたモデル、アレッサンドラ・アンブロジオです。
3カラーが組み合わされたニットに、短めの丈のデニムを愛用していました。
ピンク、白、ブラウンという系統の違うパキッとした3カラーがVラインのようにミックスされたデザインニットは、シャープさ抜群です。
メリハリの効いた印象的なビジュアルと幸せ感あふれるカラフルさが同時に楽しめて、一着で絵になります。
こんなデザインのニットなら定番ボトムに合わせるだけで、コーディネートいらずでカラーブロックができ上がるので、見逃せません。
足元はニットの中の1カラーからピックアップしたスニーカーを投入し、全身に統一感を演出していて大正解です。
カラーニットを、3パターンの今っぽい着こなしに仕上げたセレブにクローズアップしました。
色と色を上下でカラーブロック、インナーとの配色、1枚でのカラーミックスと、それぞれが彩り豊かにインパクトのあるコーデをつくり上げていました。
袖を通すと元気になれる、きれい色を積極的に取り入れておしゃれをアップデートしましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀