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40代からの白シャツ×ジーンズコーデのポイント


色褪せることのない、永遠の定番「白シャツ×ジーンズ」のコーディネート。トレンドに左右されることなく、いつになっても素敵な組み合わせです。ただ、定番だからといって、何年も前と同じものを同じように着こなしてしまうのはNG。シンプルにこそ、その時代のエッセンスが詰まっているもの。古く見えてしまわないように、毎年きちんとアイテムや着こなしテクでアップデートしていくのが大切です。鮮度の高い定番コーディネートは洗練感をグッと高めてくれること間違いなしです!

白シャツ×ジーンズにおすすめのアウター


もう1枚羽織るときは、シャツ×ジーンズというシンプルな着こなしの洗練感を活かせるような、定番アウターがおすすめ。変化球的な着こなしよりも、例えばカーディガンやジャケット、シンプルなコートなどを合わせたベーシックで直球勝負の着こなしが、潔さをさらに加速させてくれます。今らしさはアイテムのディテールに宿して。

オフホワイトのカーディガン×白シャツ×デニムで清潔感あふれるカジュアルコーデ

チェーン付きカーディガン・白シャツ・デニム・バッグ『カイア』・バングル(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)シ 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2020年
チェーン付きカーディガン・白シャツ・デニム・バッグ『カイア』・バングル(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)シ 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2020年

オフホワイトのカーディガン&白シャツ&デニムという清潔感あふれるカジュアルに、深みのあるミディアムブルーのミニショルダーバッグを合わせたスタイリング。軽快なミニショルダーと、ネイビートーンで色味を合わせたデニムが今らしさのポイント。

ダブルのジャケット×白シャツをデニムで着くずして、ヘルシーな色気をまとったハンサムウーマンに

ジャケット・シャツ・デニム・ピアス・ブレスレット・バッグ(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・シャツ・デニム・ピアス・ブレスレット・バッグ(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ジャケットをデニムで着くずして、ヘルシーな色気をまとったハンサムスタイル。チョークストライプのウール生地で仕立てたネイビーのテーラードジャケットは、小さめの肩とピークドラペルで顔周りをコンパクトに見せつつ、ボクシーなシルエットでゆとりをつくったバランス感が新鮮に映ります。マスキュリンなこのダブルジャケットに、ラフなウォッシュドデニムを合わせて、抜け感をのぞかせた着こなしが、今の気分にぴったり。

スリムデニムならグレージュのノーカラーコート×白のバンドカラーシャツですっきり上品に

デニム(リー・ジャパン〈リー〉)、コート(ADORE)、シャツ(三喜商事〈バンフォード〉)、イヤリング・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年
デニム(リー・ジャパン〈リー〉)、コート(ADORE)、シャツ(三喜商事〈バンフォード〉)、イヤリング・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

デニム界の名門ブランドがつくるトレンドデニムなら、大人世代も安心感のあるはき心地。白のバンドカラーシャツと、グレージュのノーカラーコートで、すっきりと上品にまとめた着こなしで。ノーカラーコートの長めの丈が旬感をプラス。

スモーキングジャケットを羽織ってスクールガールを思わせるトラッド感を

バッグ・ジャケット・シルクシャツ・デニム・靴・イヤリング・ブローチ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年
バッグ・ジャケット・シルクシャツ・デニム・靴・イヤリング・ブローチ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

上品なトラッド感があるので、スモーキングジャケットをデニムでドレスダウンするような、絶妙なバランス感覚の装いに、切れ味のいいバッグがマッチして、シャープなアクセントに。

白シャツ×ジーンズのシンプルコーデには色や柄を効かせる


白シャツ×ジーンズコーデをアップデートするなら、色や柄を効かせるのも手。シンプルなスタイリングに個性と華やかさを与えて、一気に着映え感が増します。

白シャツ×デニムの休日ルックにピンクのバッグを効かせる

バッグ『ポスティーナ BABY ゼータ』(アマン〈ザネラート〉)、シャツ(デザインワークス ドゥ・コート六本木ヒルズ店〈デザインワークス〉)、デニム(エージー ジャパン)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
バッグ『ポスティーナ BABY ゼータ』(アマン〈ザネラート〉)、シャツ(デザインワークス ドゥ・コート六本木ヒルズ店〈デザインワークス〉)、デニム(エージー ジャパン)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

桜のような落ち着いたピンクが大人好みのバッグを一点投入。少しモード感漂うデザインシャツも自分らしさにひと役買ってくれる。小ぶりなバッグなら、普段着ないカラーにも挑戦しやすい!

ターコイズブルーのパンプスで、白シャツ×デニムのシンプルな着こなしも、ハッとするほど洗練される

靴『BB』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、バルバのシャツ・セバスチャン ジョフリーモンフォールのバングル・スティーブン デュエックのリング(ストラスブルゴ)、デニム(アクネ ストゥディオズ)、ベルト/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年
靴『BB』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、バルバのシャツ・セバスチャン ジョフリーモンフォールのバングル・スティーブン デュエックのリング(ストラスブルゴ)、デニム(アクネ ストゥディオズ)、ベルト/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

足元で色を取り入れるのも女らしくて素敵。うっとりと見惚れるほど美しいターコイズブルーのパンプスがあれば、白シャツとデニムのごくごくシンプルな着こなしも、ハッとするほど洗練されます。どこから見ても、女性の脚を完璧なほどに美しく形づくるパンプス『BB』には、「すべての女性はブリジット・バルドーのエレガントな歩き方を学ぶべき」というマノロ氏の想いがあふれて。

ブラックデニム×白シャツのクリーンな装いにはスカーフで品格をプラス

デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、シャツ(エスケーパーズ〈ブーリエンヌ〉)、ピアス・スカーフ・レザーブレスレット・エナメルブレスレット・靴(エルメスジャポン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、シャツ(エスケーパーズ〈ブーリエンヌ〉)、ピアス・スカーフ・レザーブレスレット・エナメルブレスレット・靴(エルメスジャポン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

端正な着こなしを目指したい日は、清潔感のある白シャツに柄スカーフやブレスレットで品格を添えるが有効です。タイ風に結べば、ハンサムな雰囲気に。オフィスでの白シャツ×デニムコーデにももってこいのスタイリングです。デニムもブラックならきれいめに取り入れられて大人の着こなしに重宝します。

40代からの白シャツ×ジーンズコーデのおさらい


定番コーデを、いかに今のムードに合わせて自分らしく着られるかどうかは、大人のお洒落の力量が試されるところ。いつでも鮮度高く洗練された着こなしをするにはアップデートすることが重要です。プラスワンするアイテムで旬を取り入れてみたり、シルエットで今っぽくしてみたり、方法はさまざま。デニムの色落ち具合もトレンドによって変化しやすいから、ぜひチェックしてみて欲しいポイントです。毎年アップデートしてこれからも素敵なシャツ×ジーンズコーデを楽しみましょう。

この記事の執筆者
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