今季のTシャツのトレンドディテールの一つといえば「パワーショルダー」。肩パッドの入った構築的なラインが、カジュアルアイテムなのに、きちんと見えを叶えます。そこで、エッジーなTシャツでシンプルコーデをクラスアップさせていた、海外セレブの着こなしをチェックしていきましょう。
■1:オリビア・カルポは…ベーシックな白T&デニムをモードに昇華
ロサンゼルスのストリートでキャッチされた女優のオリビア・カルポ。ベーシックな白のTシャツながら、力強く大胆なショルダーラインで存在感あるシルエットをつくり、インパクト十分。ラフなストレートデニムが新鮮な印象にアップデートされています。
合わせたクラッチバッグやヒールのサンダル、ゴールドのイヤリングが女性らしさを添えて。この夏の基本となりそうな、今っぽさ抜群のワンツーコーデを完成しています。
■2:ベアトリス・ヴァリ…艶スカートのきちんと感をキープしつつ程よくカジュアルダウン
ベネチア国際映画祭に登場したインフルエンサーのベアトリス・ヴァリ。コーディネートの軸となるスカートはラップスタイルの艶素材で、映画祭のムードにぴったりな、華のある存在感です。
合わせたのは肩のストレートなラインが特徴的なパワーショルダーT。強い日差しを跳ね返す、溌剌としたホワイトは、着こなしを軽快にまとめてくれるうえ、レフ板効果で顔を明るくみせてくれます。
クラッチとサンダルはブラックを選び、カジュアルになり過ぎるのを回避。コーディネートをキリッとリッチに引き締めています。
■3:ソニア・ライソンは…リラクシングなジョガーパンツにメリハリをプラス!
インフルエンサーのソニア・ライソンは、ドイツ・ベルリンで爽やかなカラーリングの着こなしを披露。ユルっとリラクシングなシルエットのジョガーパンツに、カッチリとしたラインのパワーショルダーTを合わせてコントラストの効いた緩急コーディネートを見せていました。
オレンジのクラッチ&イエローのサンダルで、まるでシトラスのような爽やかなカラーリング。ホワイトから一歩進んで、トレンドカラーのイエローを取り入れ、旬の雰囲気たっぷりにまとめています。
一点投入で、シンプルなワンツーコーデをモードな垢抜けコーデにしてくれる、パワーショルダーT。構築的な肩のラインは二の腕をほっそり華奢にみせる効果もあるので、ぜひ臆することなくトライしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子