ローファーのようにきちんとさがありながら堅さはなく、軽やかなニュアンスをもたらすのがフラットミュールです。
今っぽく軽快なアクセントになるので、ぜひ取り入れてみませんか?
■1:オリビア・パレルモは…白コーデの絵になるポイントになってセンスよく華やぎ効果をもたらして
N.Y.ブルックリンで見かけられていたのは、SNAPの常連、オリビア・パレルモです。
パリッとした白のセットアップに、イエローのバッグとスリッパタイプのミュールを合わせていました。
ミュールにはフラワーモチーフの刺しゅうが全面に施されていて、華やかさはもちろん、全身白をかえって際立たせるアクセントにも十分です。
女性らしいフラワーでもシャープなポインテッドトウなので、切れがよくこなれたムードに仕上がっています。
かかとのないスリッパは、抜け感をもたらし、リラックスした印象に。
彼女はこの日以外にも、このスリッパミュールをさまざまなワンピースやスカートに合わせてヘビーローテーションしている姿がSNAPされています。
かなりお気に入りの一足のようです。
■2:シバ・サファリは…切れのいいグラフィティ柄ならベーシックなモノトーンコーデに新鮮味をプラス
モデルのシバ・サファリは、黒トップスに白デニムを合わせたベーシックなコーディネートをL.A.でキャッチされていました。
黒×白のメリハリの効いた着こなしの足元には、グラフィティペイントのミュールを投入。
黒ベースにカラフルなグラフィティがデザインされていて絵になる一足です。
フラットシューズより重たくも堅苦しくもないスリッパミュールは、今トレンドのリラックスムードをアピールできます。
定番的で地味になりかねないベーシックスタイルのときは、一点でコーディネートのアクセントになる、こんなミュールがおすすめです。
■3:ガーラ・ゴンザレス…軽やかな抜け感にもなる華奢な細ストラップが女性らしさを演出
ファッションブロガー、DJ、モデルと多方面で活躍するガーラ・ゴンザレス。
パリでキャッチされたこの日は、ピンクのジャケットにワイドなシルエットのパンツを合わせていました。
パンツが短めなので、足元が自然と際立ちます。
細めのストラップがあしらわれたデザインは足先をシャープに引き締め、かかとの出ているヌーディーさがスタイリッシュな佇まいをアピール。
ワイドパンツのときは、足元の重たさは禁物です。
フラットなものなら、流行のリラックス感も十分なので、軽やかさを第一にアピールしてみてください。
フラットミュールを愛用している3人にスポットを当てました。
抜け感になる軽やかさはもちろん、いま流行のリラックス感を表現できます。
ぜひバランスよく履きこなして、ベーシックな着こなしを新鮮にクラスアップさせましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀