『Precious』6月号では、「いまこそ、『あなたを語る』ジュエリーに出合う!」と題して、人生のパートナーとなりえる最愛ジュエリーを大特集しています。今回は「ジュエリー22の基礎知識[地金編]をピックアップ。知っているようで知らない用語から最新キーワードまで、ジュエリー賢者に徹底取材しました。
あなたはジュエリーの知識にどこまで自信がありますか?
知っているつもりの用語から最新キーワードまで、ジュエリーの賢者に根掘り葉掘り徹底取材。
もっともっとジュエリーを好きになれる「知識の泉」へ、あなたを誘います。
【 Q1 】 ゴールドを表記する際の、K24、K18の “K” とは?
Kは、Karat(カラット)で、語源はいなご豆。
「カラットとは、金の品位(含有率、純度)のこと。金の純度は24分率で表記されることが古くから一般的で、K24が金100%、K18は金75%になります。
カラットの語源は、中近東のバザールなどで取引されていたいなご豆から。いなご豆は、宝石の重さを測る天秤の分銅代わりとして使用されていました。ちなみにダイヤモンドの重量の単位caratも、実は語源は同じです」(田中貴金属ジュエリー株式会社 代表取締役社長執行役員・田中和和さん)
3色のゴールドの魅力を堪能できるカルティエの名作ブレスレット。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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■ 取材にご協力いただいたジュエリー賢者
※文中の表記は、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールド、BG=ブラックゴールド、PT=プラチナ、SV=シルバー、SS=ステンレススチール、DIA=ダイヤモンド、ct=カラットを表します。
- PHOTO :
- 西原秀岳(TENT)
- STYLIST :
- 三好 彩
- COOPERATION :
- 福田詞子(英国宝石学協会 FGA)
- EDIT&WRITING :
- 大野智子、池永裕子(Precious)