「旅」はいつだって、私たちの心に栄養を与えてくれる揺るぎない存在です。
雑誌『Precious』6月号では特集「旅の再開は極上・日本のホテルから」と題して、旅の賢者15人に伺った「次に行く宿」、「いつも帰る宿」を特集しています。社会環境の変化でライフスタイルが大きく変わろうとしている今、滞在することをいちばんの目的に考えたおすすめの一軒を、旅のエキスパートのみなさんに聞きました。いつか行く日のためにオンリストを！
今回は、温泉ビューティ研究家の石井宏子さんがおすすめする、栃木県日光市の「ふふ 日光」をご紹介します。
※特集内の宿の料金は、基本的に税・サービス料込表記、4月16日現在のものです。料金は時期により変動する場合があります。地域によっては、別途、宿泊税が課税されます。
「貸し切り温泉さながらの半露天風呂がある305号室は、贅沢なおこもりにぴったり！」
「日光田母沢御用邸記念公園」に隣接する由緒ある地に、豊かな自然と調和するように建てられた「ふふ 日光」は、昨年10月に開業したばかり。客室はすべてスイート仕様で、それぞれ和モダンなデザインが採用されています。
エントランスのあるメイン棟は格調高い木造建築。一歩足を踏み入れると、皇族のお印として知られるゴヨウツツジがゲストを出迎えてくれる。
メインダイニングでは地産食材を中心に、和洋折衷の日本料理や鉄板焼きが楽しめる。
年間200日は国内外を旅していたという温泉ビューティ（Ｒ）研究家の石井さんも大のお気に入り。おすすめは、同宿の「305号室」だという。
305号室専用の半露天風呂の壁面には、栃木県産の大谷石を採用。湯に浸かりながら、日光の大自然をひとり占めしているような、そんな贅沢な気持ちにさせてくれる空間。マイナスイオンもたっぷり！
大正ロマンを感じさせる、305号室のリビングルーム。
「コロナ禍ということもあって、滞在先のお部屋に専用の温泉風呂があると安心できます。なかでも『305号室』には、いつでも好きなときに入れる2タイプのお風呂が用意されているんです。大浴場のような半露天風呂では、四季折々の自然を愛でながら極上の時間が過ごせます。これだけでも充分満足度が高いのですが、さらに檜の内風呂まであるのは感動的！ ワンランク上のおこもりに、ぜひおすすめです」（石井さん）
敷地内から湧く自家源泉の泉質は、アルカリ性単純温泉。
「ここのお湯は別名リラックスの湯と呼ばれ、自律神経が整うので、ぐっすり眠ることができます。次に訪れるときは、徒歩圏内にある世界遺産の『日光東照宮』まで、朝の散歩も気持ちがよさそう」
問い合わせ先
- ふふ 日光
- TEL：0570-0117-22
- 1名料金（1泊2名1室利用時）¥38,650〜¥121,150（税・サービス料込）
- 住所／栃木県日光市本町1573-8
- ※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。
- EDIT&WRITING ：
- 兼信実加子、河西真紀、喜多容子（Precious）
