カーキワンピースのおすすめコーデ【22選】大人の着こなしを春夏秋冬でご紹介

【目次】

• 大人のカーキワンピースコーデのポイント
• 1枚でサマになる長め丈が映える！春のカーキワンピースコーデ
• 夏のカーキワンピースコーデは×白or茶系配色でカジュアルな抜け感を
• アンニュイな配色でムードを高める秋のカーキワンピースコーデ
• 冬のカーキワンピースコーデは、重厚感のある素材で迫力を出して
• カーキワンピースコーデのおさらい

大人のカーキワンピースコーデのポイント

カーキは気負わず着られるのに、特別な印象やニュアンスをもたらしてくれる不思議な魅力のあるカラー。ワンピースで取り入れれば1枚で大人が欲しい華やぎやノーブル感、こなれ感を叶えてくれます。ここでは、40代からがお手本にしたいコーディネートをシーズンごとにまとめてみました。春はデザインものや長丈の1枚でサマになるものを、夏は小物使いでカジュアルなエッセンスを足して、秋はアンニュイ配色の着こなしでシーズンムードを高めて、冬は重厚感のある素材で迫力を出すと上手くいく…など、シーズンごとの着こなしのコツとともに、たっぷりお届けします。

カーキワンピースは一着で華やぎ・ノーブル感・こなれ感を授けてくれる

ワンピース・バッグ（アクリスジャパン〈アクリス〉）、その他／私物　撮影／水田 学（NOSTY）　BY：『Precious6月号』小学館、2019年

ひと目で上質さが伝わる、極上のサマーウールを用いたワンピース。カーキの色味も絶妙で、華やぎ力もノーブル感もこなれ感も、同時に授けてくれる一着。

1枚でサマになる長め丈が映える！春のカーキワンピースコーデ

寒い冬が終わり一気にあたたかくなってくる春は、1年の中でもコーディネートの印象がガラッと変わる季節。重たいアウターを脱いで楽しみたいのは、軽めの羽織りにも対応できて1枚でもサマになるワンピース。今らしい長め丈のものや、デザインが入った主役級のものが気分です。

知的なグレンチェックジャケットを羽織って大人の凛々しさを表現

ワンピース（マディソンブルー） ジャケット（エイトン青山） ペンダント（ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉）、バングル（アマン〈アンセム フォー ザ センセズ〉）、ブレスレット（ウィム ガゼット青山店〈ペリーヌ タヴェルニティ〉）、バッグ（トッズ・ジャパン）、靴（シードコーポレーション〈ヴェジャ〉）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious5月号』小学館、2021年

ミニマムなカーキのワンピースにグレンチェックのジャケットでかっこよく。足元はスニーカーで抜け感を出したスタイル。カーキとグレーのアンニュイな配色で雰囲気も抜群。

同系色ジレとのレイヤードで知的な華やかさを堪能

ワンピース・ジレとして着用したワンピース・靴（マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉） ピアス・バングル（ポメラート ブティック 銀座店）、時計（パテック フィリップ）、バッグ（ヴァレクストラ・ジャパン）　撮影／生田昌士　BY：『Precious5月号』小学館、2021年

ハイウエストやスリットネックですっきりバランスを演出したカーキのワンピース。ロング丈ノースリーブのジレを羽織り、端麗なほっそり感を強調すれば、より鮮度が高まり魅力的。

かっこよくて女らしいトレンチ風シャツワンピースはビジネスシーンでも活躍

ワンピース・バッグ・靴（ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉）、ピアス・ブレスレット・リング（ダミアーニ 銀座タワー）　撮影／長山一樹（S-14）　BY：『Precious5月号』小学館、2020年

かっこよくて女らしいトレンチ風ワンピースは、ビジネスシーンでも活躍。トラッドなメンズウエアを女性向けに新解釈してつくられたワンピースは、トレンチコートが着想源。茶系小物を合わせて、芯の強い女性らしさを加味。

テーラードジャケット＆ヒールサンダルなら、きちんと感も高くビジネスにも

ワンピース・ジャケット・バッグ・靴（アクリスジャパン〈アクリス〉）、その他／私物　撮影／水田 学（NOSTY）　BY：『Precious6月号』小学館、2019年

爽やかな白のテーラードジャケットをはおったら、シンプルなのに華があるビジネススタイルに。ふわりと軽いカシミアモスリンのジャケットなら、その効果も絶大。足元はヒールサンダルを合わせ、エレガントに仕上げて。

スニーカーで足元に抜け感を加えて休日ワンピーススタイルのできあがり

ワンピース・ジャケット・バッグ・靴（アクリスジャパン〈アクリス〉）、その他／私物　撮影／水田 学（NOSTY）　BY：『Precious6月号』小学館、2019年

ギャラリーを訪れる休日は、ブルゾンタイプのジャケットをさっとはおり、足元にスニーカーを投入。スニーカーとも相性がよく、カジュアルに着こなせるのも、このロングワンピースに惹かれる理由です。足さばきのいいワンピースから、軽やかなエレガンスが生まれます。

カーキのボウタイワンピースにゴールドの靴を合わせて、女らしさをモダンに

靴（ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉）、ワンピース（IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉）ピアス・リング（TASAKI〈M/G TASAKI〉）　撮影／川田有二　BY：『Precious5月号』小学館、2019年

カーキのボウタイワンピースにゴールドの靴をコーディネート。着こなしに軽やかになじみ、女らしさをモダンに表現してくれる。

深みのあるカーキのワントーンコーデなら、新鮮な印象に

ジャケット・ワンピース・サングラス（マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉） ピアス／私物　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious4月号』小学館、2019年

マニッシュなダブルのウールジャケットに、優美なワンピースを合わせて。相対するテイストの組み合わせが、上級のおしゃれをかなえてくれる。パワーショルダーのジャケットは、'80年代に活躍したデザイナー、アンヌ・マリー・ベレッタに敬意を表し、彼女のアーカイブコレクションから再構築されたものです。

ワークウエアのようなラフなシルエットのワンピースなら個性的な装いに

ワンピース・靴『タニア』・ボールペン『ノーチラス』（エルメスジャポン）、眼鏡（金子眼鏡店 青山店）、その他／私物　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious4月号』小学館、2019年

ワークウエアのようなラフなシルエットのワンピースは、上質なカーフレザーのやわらかな肌触りも心地よく、仕事に集中。目に穏やかなグリーンクレイの色調もお気に入り。

ミリタリーテイストのカーキはピンヒールの靴を合わせるとエレガントに昇華

ワンピース（ステラ マッカートニー ジャパン）、バッグ・靴（ステラ マッカートニー ジャパン）、ピアス（TASAKI）、時計（IWC）　撮影／水田 学（NOSTY）　BY：『Precious4月号』小学館、2017年

ふっくらとボリュームのあるそでと、ボディに心地よくフィットするシルエットの対比が、今年らしいモード感を引き寄せて。小さなボタンをずらりと並べた前立てのデザインがポイントとなり、個性的な表情に。ミリタリーテイストのカーキは、カジュアル感が高くなるので、チェーンバッグやピンヒールの靴を合わせて、エレガントに昇華。全身をニュアンスカラーでまとめれば、着こなしに奥行きが生まれ、クラス感のある美しさが漂って。

夏のカーキワンピースコーデは×白or茶系配色でカジュアルな抜け感を

夏はのカーキワンピースにはぜひ、白or茶系のアイテムを合わせてみて。コントラストがはっきりと出る白合わせなら清涼感や洗練感のある印象に、茶系合わせなら夏らしいサファリテイストに着地します。どちらもカーキワンピースに夏らしい抜け感を与えてくれるカラー。小物やボトム、アクセサリーなどで取り入れてみましょう。

リラックス感のあるジャージーワンピースに、白小物をちりばめてリッチに

ワンピース（edit& co〈. アデル クチュリエ〉）、ネックレス（yoshieinaba）、J&M デヴィッドソンのバッグ・NOVESTAのスニーカー（ドゥロワー 六本木店）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

ノーストレスなジャージー素材のワンピースは、ともするとホームウエア風にも見えがち。だからこそ、小物使いが重要！ 潔い白をバッグに、靴に…と重ねることで、清潔感のあるラグジュアリームードが高まります。足元には白スニーカーを合わせることで、アクティブな今の気分もプラスした仕上がりに。

気軽なのに動くたびオーラを放つマキシワンピースの足元には白スニーカーを

ワンピース（ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉）ブレスレット（チャン ルー ジャパン ショールーム）、バッグ ,000（edit & co〈. エディット アンドコー〉）、スニーカー（シードコーポレーション〈ヴェジャ〉）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious9月号』小学館、2020年

表地はシルクウール、裏地はシルクのワンピースは、素肌が喜ぶようななめらかな風合い。たっぷりとした分量感に加え、自然な光沢がさらに今に最適な一着です。足元にはスポーティな白スニーカー、夏素材のバッグも白系で合わせて軽やかさをプラスして。

アースカラーのシャツワンピースをブラウン小物で端正に仕上げる

ワンピース・ピアス・ベルト・バッグ・靴（ フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉）　撮影／小林美菜子　BY：『Precious7月号』小学館、2020年

ストレッチのきいたコットン素材を用いた、バンドカラーのシャツワンピースは端正な面持ちが魅力。比翼仕立てのシンプルなデザインだからこそ、色で変化を楽しみたいもの。今季注目された深みのあるアースカラーが、こなれ感をもたらします。ゴールドの「ガンチーニ」バックルを施したベルトで、品格のある着こなしを目指して。アースカラーでまとめた着こなしは、くすんだ印象にならないよう、オレンジ色のシルクツイルを巻き付けたフープピアスで顔周りを明るく。

カーキ、ベージュ、ホワイト…絶妙グラデーションでリッチな奥行きを

ワンピース（ゲストリスト〈アッパーハイツ〉）、帽子（TOMORROWLAND〈GREENPACHA〉）、サングラス（グローブスペックス エージェント〈アン・バレンタイン〉）、ネックレス（エスケーパーズオンライン〈タプレイ〉）、バングル（エレメントルールカスタマーサービス〈パティエラ〉）、バッグ（アマン〈ア ヴァケーション〉）、靴（J.M. WESTON 青山店）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious7月号』小学館、2020年

カーキのワンピースは、ウエストのドローストリングでギャザーのボリューム調整ができるデザイン。小物も同系色でまとめれば、大人色のグラデーションコーデが完成します。さらに足元に白スニーカーを合わせることで、スポーツ気分が漂う旬のバランスに。

涼しげなシフォンワンピースに同じグリーンみのあるブラウンバッグを合わせて

ワンピース（ストラスブルゴ〈ハイアリン〉）、バッグ（フェンディ ジャパン）、ベルト（アノア〈リビアナ・コンティ〉） 靴（ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉）、ピアス・時計（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）、サングラス（ルックスオティカジャパン〈プラダ〉）　撮影／熊澤 透　BY：『Precious8月号』小学館、2019年

抑えたグリーンの「カルダモン」を、涼しげなシフォンワンピースでさらりと装って。ワンピースと同じくグリーンみのあるブラウンバッグを合わせ、やわらかく色が溶け合う絶妙グラデーションを実践。ベルトや靴など、ほかの小物はすっきり黒レザーで統一し、キレ味よく。メインのワンピースは、しぐさとともに揺れるフェミニンなシルエットが、おしゃれのときめきを誘う。

サファリを連想させるカーキには、着こなしのどこかに女らしさをプラス

ワンピース・パンツ（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）、バングル（フレーク）　撮影／浅井佳代子　BY：『Precious6月号』小学館、2019年

サファリを連想させる流行色＝カーキに、プレシャス世代が挑戦するなら、着こなしのどこかに女らしさを意識したい。たとえばこのシンプルなワンピース、襟元を飾るボールチェーン「ルーチェ」が華やぎを添え、強撚のレーヨン素材が艶としなやかな落ち感を生み出す。サテンパンツと合わせて、軽快なスポーツ感覚で着こなすのが今の気分。

アンニュイな色合わせでムードを高める秋のカーキワンピースコーデ

秋は、ほんのりセンシュアルなムードを表現してくれる曖昧な色合わせが、着こなしに季節感を出すポイントです。ベージュやグレーなどの中間色などでニュアンスを。ポイントカラーにオレンジや黄色、ゴールドなど秋らしいカラーを使うのも良さそうです。

シックなミラノ配色で秋の気配をまとう

カーディガン・ワンピース（Theory luxe）、ネックレス（ISETAN SALONE 東京ミッドタウン〈カラット アー〉）、靴（HAUNT代官山／ゲストリスト〈ヴィットリオ ヴィルジリ〉）その他／私物　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious9月号』小学館、2019年

ベージュのカーデにカーキのワンピースという、シックなミラノ配色。赤みのないカーキのワンピースは、キュッと詰まったクルーネックのクラシック感と、たっぷりと広がるAラインがドラマティックなシルエットを生みます。のっぺり見せないためにも、手元の大振りアクセサリーや、ワンポイントのネックレスは必須。

ウールカシミアの布帛ならではのしなやかな落ち感が大人で知的な印象を叶える

ワンピース・ストール・バッグ（アオイ〈ファビアナフィリッピ〉）、ピアス（ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉）、時計（LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス〈ゼニス〉）　撮影／生田昌士（hannah）　BY：『Precious10月号』小学館、2018年

すっきりとしたシルエットとデコルテの美しさが秀逸。オンスタイルにふさわしい、胸元のVラインに配された「ルーチェ」のさりげない煌きらめき。ウールカシミアの布帛ならではのしなやかな落ち感と、ほんの少しカーキがかった絶妙のグレーが、大人の知的な印象を高めてくれる。

ドライなカーキと表情豊かなドレープが織りなす理想の辛口フェミニン

ワンピース（ストラスブルゴ〈ハイアリン〉）、リング（TASAKI〈TASAKI〉）バッグ（サン・フレール〈モンロブ〉）、靴（セルジオ ロッシ）　撮影／熊澤 透　BY：『Precious10月号』小学館、2018年

細かくデザインされたギャザーと何段もの切り替えが、薄くやわらかな素材にあしらわれていて、奥行きのある女性らしさを表現して。絶妙な色出しのカーキ色だからセンスのいいモードさもアピールできる。

冬のカーキワンピースコーデは、重厚感のある素材で迫力を

冬は足元やバッグなど、合わせる小物がスエードやレザー、ウールと重ためになってくるので、それに合わせてワンピースも重厚感のある素材を選ぶのが◎。敢えてフェミニンには振らず、大人ならではの迫力のある着こなしを目指すと、潔い女っぷりも強調され、自然とエレガントな佇まいに着地します。

艶素材のカーキを主役に。濃淡グリーンを小物で加え華やかなこなれ感を演出

ワンピース（Vince 表参道店） サングラス（モスコット トウキョウ）、バングル（三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〈ペリーニ〉）バッグ （コロネット〈エアロン〉）、スカーフ （三喜商事〈イレブンティ〉）、ベルト（ブルーベル・ジャパン〈ホープ〉）、靴 （ピエール アルディ 東京）　撮影／佐藤 彩　BY：『Precious3月号』小学館、2019年

シルクのカーキのワンピースに、セージカラーのバッグやスカーフ、深いグリーンのバングルとサングラスをトッピング。スエードブーツやビッグサイズのバッグなど季節感のある重ため小物とバランスを取れるのは、艶のある素材だからこそ。

トレンチをアウターに選んだワントーンコーデはハンサムで知的な印象に

コート・ワンピース・バッグ・ストール（マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉）、ネックレス・キーチャーム・ネックレス・時計・リング（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）　撮影／長山一樹（S-14）　BY：『Precious3月号』小学館、2019年

ほのかな光沢とアッシュのニュアンスが潜む、絶妙なオリーブカーキがエレガントなトレンチコート。ストールのブライトイエローと、ティファニーのゴールドのキーチャームネックレスを指し色にして、ゴールド×カーキという新鮮カラーでリッチに盛り上げて。

カーキのスエードワンピースに黒トレンチ×スカーフで上品な躍動感をオン

スカーフ『ステップのアパルーサ』（エルメスジャポン）、コート（マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉）、ワンピース（三喜商事〈イレブンティ〉）、ピアス・バングル・リング（ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉）、バッグ（クリスチャン ルブタン ジャパン）、靴（セルジオ ロッシ）　撮影／前田 晃　BY：『Precious3月号』小学館、2017年

ボンディング加工を施したリネン仕立ての黒トレンチ＋カーキのスエードワンピース。スエードの素材感がコーディネートに奥行きを与えてくれる。上品な躍動感を授けているのが、90㎝角のアラベスク調のプリントスカーフ。シックカラー配色の着こなしがフレッシュに！

カーキワンピースコーデのおさらい

黒を合わせると知的でモードに、白を合わせると清涼感や洗練感が強く、茶系を合わせるとカジュアルなサファリテイストに変身…などカーキは合わせる色やアイテムで印象を変えられるだけに、その表情もさまざま。ぜひ季節ごとのイメージに合ったカーキワンピースの着こなしで、華やか&ノーブルな魅力を満喫してみてはいかがでしょう。