甲にV字カッティングが施されたパンプスは、それだけで全身が引き締まって、大人の女性が理想とするモードニュアンスが香ります。
スニーカーではカジュアルすぎてしまう、きちんと見えさせたいときに、活用させてみてください。
■1:へーゲ・オーレリー・バデンディックは…エレガントなスリット入りスカートを辛口の印象にアップデート

スウェーデンのスタイリスト、へーゲ・オーレリー・バデンディックがコペンハーゲンで見かけられたときの着こなしです。
アーティスティックなデザインのBIGニットに、スリットが深く入ったチェックのスカートを履いていました。
上下ともインパクトがあるアイテムなだけに、ややくどく見えがちに。
深めに入ったスリットに抜け感はありますが、さらに足元ですっきり感を強調する必要があります。
履き口がV字にカットされていれば、涼しげでモードな雰囲気に。
しかも色が白なら、メリハリ配色になって印象的な足元が完成できます。
■2:エミリア・クラークは…定番デニムカジュアルに今っぽいモードさを加味して品のいいインパクトに

N.Y.でキャッチされていたのはイギリスの女優、エミリア・クラーク。
白Tに軽やかコートを重ねてブリーチ感あるデニムを合わせていました。
この装いにきちんと感を演出したいなら、V字カットパンプスが大正解。
切れよくモードさも高まり、肌の色となじみのいいベージュだから、品がよくスマートです。
さらにウエストをマークしたベルトの色とリンクさせていて、全身の統一感も十分。
仮にスニーカーではスポーティー度が強く、トングサンダルだとラフすぎて見えてしまうから、デニムカジュアルを知的に仕上げたいときにぜひ役立ててください。
■3:キャロリン・ダウアは…ピンストライプのパンツでつくる洗練フェミニンにスタイルアップ効果をもたらして

パリでSNAPされていた人気インフルエンサーのキャロリン・ダウアは、白のブラウスにピンストライプのパンツをキリッと着こなしていました。
足首にゴムが入ったデザインなので、V字カットのストラップ靴でシャープなバランスをつくり上げています。
さらにこの足元の投入によって、全身にフェミニンさも演出する役目にも。
ポインテッドトゥとV字カットが、足の甲を美しく見せつつ抜け感になっています。
高め&細ヒールによって脚長スタイルを実現させるのはもちろんですが、靴自体のデザインによっても美脚を生み出せるので、大人の女性にとってマストな存在です。
V字カットパンプスを取り入れたおしゃれな3人にスポットを当てました。
スカート、デニム&パンツと、どんなボトムに合わせてもシャープかつスマートな印象に仕上がります。
同時に、大人の女性が必要とされるきちんと感もアピールできるので、投入してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀