Precious.jpの連載「シャンパンごはん」でも紹介している、フードクリエーターRYO UNOさんのレシピは、簡単・時短に加えてとってもおしゃれ。男子ならではの視点でつくる食べ応えのある品々は、ホームパーティー受けもよいものばかりです。

連載「シャンパンごはん」よりイチジクと牛肉のタリアータ

そんなRYO UNOさんですが、数年前まではキッチンに立つこともほとんどなく、自宅には1コンロしかなかったとか……。RYO UNOさんの料理にまつわるエピソードとともに、愛用しているキッチン道具3つを紹介します。

料理を好きになったきっかけは、レストランでのアルバイトから

RYO UNOさん

「学生のころにたまたま立ち寄ったイタリアンレストランがとても気に入って、3回通った後すぐにアルバイトとして働き始めたんです。それが、料理が身近になった一番のきっかけですね。当時は自炊すらしていなかったので『このままでいいのだろうか…』という危機感を覚えて(笑)。家に帰ってからお店のメニューの練習をするようになり、いつの間にか料理が好きになって、いろいろな料理をつくるようになりました。

もともと料理に興味がなかったため、部屋探しの時にはキッチンの設備などにも関心がなく、スタートはIHの1コンロでした。1コンロではパスタをつくるにもひと苦労で、料理をするにつれて不便さに大変悩まされましたが、料理の手順の組み立て方を工夫するなど、よいトレーニングになりました。今では部屋探しをするときにキッチンの設備も見るようになり、ガスコンロ2口以上を必須条件にしています」

味付けやお皿選びまで。料理をするときのこだわり

UNOさんのつくる料理は、男性らしく盛り付けは大胆。でも、食材のそのままの味わいを生かしたお料理は、実は料理との相性が難しいと言われる青いお皿の上でもとてもおいしそうなものばかりです。そんなUNOさんの料理へのこだわりは?

「料理の見た目が華やかなことも大事なことだと思いますが、料理は最終的においしいか、おいしくないかが一番重要なので、とにかく味にこだわって食材ひとつひとつを丁寧に扱うことを心がけています。決して飾らない、まずは舌に訴えかけてくるおいしさを追求していきたいと思っています。

お皿は定期的に探しに行って、心惹かれるものとの出合いを楽しんでいます。そこで気になったお皿を眺めながら、合わせる料理を想像して、何パターンか思い浮かべてから納得いくものを買うようにしています。青いお皿が個人的に好きで集めていたので、一時期は青いお皿がインスタでも定番になってしまいました」

RYO UNOさんのインスタグラムより「キノコのスパゲッティ・カルボナーラ」

シンプルだからこそ面白い。そんなイタリア料理との出合い

「何事においても、ものの歴史や伝統、基礎を学ぶことは大事だと思っています。その点で、ヨーロッパ料理の原点であるイタリア料理にまず興味を持ちました。イタリア料理は、トマトとニンニクとオリーブオイルさえあればできてしまうようなシンプルさ、手軽さがありつつも、食材のよさをいかに引き出すか勝負なところもあって、料理の腕の良し悪しが顕著に表れる面白さがあるところも好きな点です」

RYO UNOさんが愛用しているキッチン道具3つ

Arte LegnoのカッティングボードとLAGUIOLEのブレッドナイフ(ともに私物)

Arte Legnoのカッティングボードは樹齢200~300年の厳選されたオリーブウッドのみを使用していて、1点ずつ表情が異なります。定期的にオリーブオイルを塗り込んで育てて、経年変化を楽しむことができる点も魅力のひとつです。

LAGUIOLEは歴史あるナイフのブランドで、断面を潰すことなく綺麗にカットすることができます。カラー展開も豊富で、ホームパーティーには欠かせません。

BALLARINIのフライパン

使いやすさはもちろんのこと、見た目がカッコよく、キッチンで調理してお皿に盛り付けることなくそのままテーブルに並べられるところが最大の魅力です。

意外にも料理を始めるきっかけは些細な事から、と語ってくれたRYO UNOさん。少しづつ自分らしさをだすようになってから、インスタのフォロワー数もぐっと増えたとか。次回はイタリアン入門の簡単レシピをご紹介します。

この記事の執筆者
名店と言われる都内のピッツエリアでのアルバイトをきっかけに、料理にのめり込む。Instagram(@r.uno)へのレシピ投稿でワールドワイドに支持を集め、2016年より料理家として本格始動。趣味はサーフィン。
Instagram へのリンク
EDIT :
渋谷香菜子