ショーメのジュエリーをプレーバック!大地真央さん主演ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』
Precious.jpにてご紹介してきたドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』(フジテレビ系)が、最終回を迎えました。
美容クリニックを経営する超セレブな名古屋マダムの中島ハルコ(大地真央さん)が、あるきっかけで知り合ったグルメライター兼編集の菊池いづみ(松本まりかさん)を振り回しながら、世の不正や人々の悩みに自論を展開しながらぶった斬っていく痛快なストーリーが人気でした。
そのスカッとしつつも随所でクスッと笑えるストーリーに「令和の水戸黄門」「深夜にちょうどいい」と、回を追うごとに注目度がアップ。
さらに特筆すべきポイントはストーリーだけではありません。ポスタービジュアルからハルコが全話に渡って着用していたのが、フランス・パリ発の名門ジュエラー「ショーメ(CHAUMET)」のジュエリーやウォッチです。
凛としたハルコファッションに華やかなジュエリーを合わせたスタイルで、毎話衣装チェンジも多く視聴者の目を楽しませてくれました。
今回は、初回から最終回までを振り返り、ハルコがヘビロテしていた「ジョゼフィーヌ」コレクションを中心にピックアップしてご紹介します。
ハルコのジュエリー使いに注目!第1話~最終話に登場したショーメのジュエリーコレクション4選
■1:華やかなアムール デグレット リングを重ね着けして楽しんで/「ジョゼフィーヌ」コレクション
ショーメの初代ミューズである英雄ナポレオンの最愛の妻、皇后ジョゼフィーヌにインスピレーションを受けて誕生したジュエリーコレクションである「ジョゼフィーヌ」コレクション。ハルコは特にこちらのジュエリーコレクションを好んで着用しています。
中央のアコヤパールが存在感抜群のエレガントなペアシェイプ型のホワイトゴールドダイヤモンドのイヤリングは、ポスタービジュアルや1話のパーティーシーンにて着用している姿が印象的でした。
ハルコが毎話のようにヘビロテしていたのは、ティアラモチーフのアムール デグレット リングと2種のバンドーリング。重ね着けすることで、より手元が華やかにエレガントになります。
“アムール デグレット”とは、フランス語で「愛の羽根飾り」という意味。愛の力強さをダイナミックに表現した、ショーメのアイコンとも言えるリングです。
ハルコが“美のカリスマ”として特集され、表紙を飾った雑誌「menage KELLY(メナージュケリー)」が、第3話にてチラッとうつるシーンがありました。
表紙のハルコが着用していたのが、こちらのエグレット アンペリアル ネックレス。“エグレット”はシラサギという意味。“エグレット”の名を冠するジュエリーは、シラサギの羽をモチーフにあしらったヘアオーナメントからインスパイアされたシリーズです。
ホワイトゴールドにブリリアントカットダイヤモンドをパヴェセットし、パールを散りばめたさまは、きらめく水滴のように連なり、軽やかな女性らしさを演出しています。
■2:クロスモチーフで永遠の愛を讃えるリングやペンダント/「リアン」コレクション
フランス語で「絆」を意味する“リアン”。愛するふたりの結び付きと豊かな実りを分かち合う幸せを、人生のさまざまなシーンの中で祝福するために誕生したのが、「リアン」コレクションです。ふたりの愛の絆をより一層結びつける、クロスモチーフのデザインが特徴的。
そんな人と人との結び付きを祝福する「リアン」コレクションの中でも、ひときわロマンティックなムードを讃えているのが「リアン ダムール」。
第5話のラスト、ハルコのジュエリーコレクションが盗まれてしまうシーンで多くのジュエリーと共に登場したのが、こちらのグリーン トルマリンのカクテルリングです。
絡み合いながら官能的なカーブを描くパヴェダイヤモンドの曲線が、中央のグリーントルマリンを包み込む、ゆるぎない愛の光景を表現しています。
第6話のボートレース場のシーンにて、ハルコが重ね着けしていたのは、クロスモチーフに遊び心を感じるペンダント。同じ「リアン」コレクションのネックレス「ジュ ドゥ リアン ソートワール」とさりげなく合わせているのがさすがのジュエリー上級者でしたね。
ブリリアントカット ダイヤモンドの総パヴェ仕上げのペンダントは、統一性と完全性の普遍的なシンボルである円の形をした、アシンメトリックなデザインが特徴です。
モチーフの裏面に、イニシャルや記念日などのパーソナルなメッセージを刻印して、世界にひとつだけのジュエリーにカスタマイズすることも可能ですよ。
■3:ミツバチモチーフのペンダントで女王のような品格と優雅さを添えて/「ビー マイ ラブ」コレクション
皇室の象徴であるミツバチを現代的に再解釈し、ハチの巣をグラフィックなジュエリーにデザインした「ビー マイ ラブ」コレクション。ミツバチは、ナポレオン1世の紋章でもある、永遠と権力のシンボルです。
ブリリアントカットのダイヤモンドをハーフパヴェセッティングした、まさにハチの巣のような幾何学的なペンダントは、第2話、5話、7話にてハルコがクリニックの仕事着にあわせて着用していました。シンプルな仕事着に、女王のような高貴な輝きを添えるペンダントです。
こちらも第5話の盗難事件で盗まれてしまった、中央のカラーストーンが目を引くピンクゴールドのカクテルリング。
鮮やかなアメジストの周りを、ゴールドとダイヤモンドのミツバチが飛び回るさまが印象的ですね。
■4:現代の“女性らしさ”に賛辞を!身に着ける者に勝利を約束するリングとペンダント/「ローリエ」コレクション
ショーメにとって、ローリエは女性らしさを讃えるシンボル。メゾンが創業当初から大切にしてきた象徴的な植物であるローリエを、シンプルに野生的な自然美として表現したコレクションが、「ローリエ」コレクションです。ダイヤモンドとホワイトゴールドで新たに解釈されたローリエは、現代の“女性らしさ”に捧げられた賛辞。
そしてこちらのリングは、ポスタービジュアルと1話のパーティーシーンでハルコが印象的に着用していました。皇后ジョゼフィーヌが大切にした不死のシンボルであり、ナポレオン1世に用いられた勝利と権力の象徴であるローリエは、まさに力強く輝き続けるハルコにぴったりのジュエリーコレクションです。
こちらは第6話ラストで、ハルコがいづみとの食事シーンにて着用していたペンダント。シンプルながら、ローリエの葉をあしらった大きめのトップが存在感を放つペンダントは、ハルコの白いタートルネックに映えていました。
他にも、豊穣や大地の恵みのシンボルである麦の穂をモチーフにした「エピ ドゥ ブレ」コレクションのリングや、アジサイをモチーフにした「オルタンシア」コレクションのウォッチなど、さまざまなショーメのコレクションを身に着けていたハルコ。
「宝石は女の歴史」だと語る彼女にとって、ジュエリーはなくてはならない存在。「いいトシしてジュエリーを身に着けていない女なんてすっぽんぽんみたいなもの」とまで豪語していましたよね。
放送は終了しましたが、現在は動画サイト「FOD」にて視聴が可能です。見逃した方やもう一度見たい方は、ぜひそちらをご確認くださいね。そしてハルコのジュエリーやファッションに、改めて注目してみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 小林麻美