今、香りはほかの人にアピールするためではなく、自分自身が心地よくあるためにまとうもの。さらに「香りのある生活」でステイホームをより快適にしたいという思いもあって、アロマティックでジェンダーフリーなフレグランスに人気が集まっています。
そこで、『Precious』7月号では『MEN'S Precious』と共同で【凛と深く、心に届くシェアするフレグランス】を特集。パートナーとシェアして楽しむ新しい香りの習慣を提案しています。さらに、日常を特別な時間に変える香り選び、そしてつけ方もご紹介します。
今回は「シャネル」の『レ ゾー ドゥ シャネル』を紹介します。
軽やかでジェンダーレスな香りを共有して、ふたりの日常をリフレッシュ
これまでのルールをリセットして、だれもが自分の本質を見つめ直し、シンプルで心地よい生き方を模索するようになった今。まるでそんな時代を予見したかのように、デザイナーズフレグランスもアロマティックでジェンダーレスな方向へと進化しています。ハーブやスパイス、果実などアロマな香りはそれだけで癒し効果が高いうえ、一流メゾンのセンスで磨き上げられて洗練のフレグランスに昇華。
その象徴ともいえる『レ ゾー ドゥ シャネル』は、エアリーで清々しい「フレッシュな水」としてつくられた新発想のコレクションです。かつてシャネルが男性服の機能性を素材やデザインに取り入れて女性たちを自由に羽ばたかせたように、ふたりの心を解き放ってくれるはず。
CHANEL『レ ゾー ドゥ シャネル』|心やすらぐウッディアロマで互いの体温を伝え合いたい
ヴェニスやリヴィエラ、ドーヴィルなどシャネルゆかりの地を叙情的に描いたユニセックスなコレクションは、新作の『パリ エディンバラ』を加えて5種。凛としてクールなジュニパーベリーとサイプレスに、セダーやヴァニラ、ムスクが温もりを添えて。ツイードジャケットに包まれているような安心感をふたりで共有したい。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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歴史や伝統に敬意を払いながら、決して流行に背を向けることなく自らの価値観に従って「本物」を取捨選択できる。そんな審美眼をもつ男性に向けて、衣食住にまつわるこだわりの情報を発信しています。
内容は好評発売中の雑誌『MEN'S Precious 春号』とWebサイト「MEN'S Precious.jp」よりお楽しみいただけます!
- TEXT :
- 松澤章子さん ビューティディレクター
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 小倉真希
- WRITING :
- 松澤章子
- EDIT :
- 五十嵐享子(Precious)