日本の暑さも何のその、Tシャツよりも清涼感があり、ヘルシーな印象を授けてくれるタンクトップは、一枚で着るのはもちろん、ジャケットのインナーとしても重宝する夏のマストアイテムです。
シンプルな定番であるものの、ディテールにトレンドが反映されるので、毎年更新したいもの。今年は内側に入ったショルダーラインのアメリカンスリーブが注目を集めています。今回ピックアップした3人の、スポーティになり過ぎない、シックなボトムスとの組み合わせもぜひ参考にしてみてください。
■1:ジェラルディン・ブーブリルは…素材にこだわってドレッシー&モードに
スタイリストでインフルエンサーのジェラルディン・ブーブリルは、光沢あるシルキーな素材のタンクトップで、きちんとしたシーンにもマッチするタンクトップスタイルを披露していました。
ボトムには艶のあるパンツをセレクトし、セットアップのような統一感のあるコーディネートに。クラッチのようなスクエアなバッグを加えて、ヘルシー一辺倒でない、クールモードを完成。
全身をダークトーンでまとめず、足元にはグリーンのサンダルで抜け感をプラスして。涼しさとスタイリッシュさが両立した真夏のミニマル&クリーンな装いです。
■2:ジュリー・ペリパスは…潔いカッティングでデコルテを美しく演出
パリでキャッチされた、ファッションディレクターのジュリー・ペリパス。レザーのスカートを合わせた異素材ミックスコーディネートで、スタイリング上級者らしい、こなれた装いにまとめていました。
タンクトップはアメリカンスリーブ&胸元の深めカッティングにモード感漂います。引き締め色のブラックを選び、シックな雰囲気をアップして。スカートが重めな素材感である分、足元はヌーディなレースアップサンダルを合わせて軽快に。黒、ブラウン、白とベーシックカラーを組み合わせて、落ち着いたムードに仕上げています。
■3:アレクサンドラ・ラップは…今年らしさの詰まったデザインで着こなしを更新
インフルエンサーのアレクサンドラ・ラップは、ベージュのセットアップに、上質なレザー小物を合わせ、きちんと感のあるコーディネートで、ドイツ・デュッセルドルフのストリートに登場。
詰まったネックラインにアメリカンスリーブでトレンド感溢れるタンクトップが、上品スタイルに抜け感を添えています。ベルト、バッグ、ミュールをブラウンで統一し洗練度を高め、タンクトップをカジュアル過ぎることなく、さらっと着こなしています。
猛暑日も涼しく装うことのできるタンクトップのコーディネートをお届けしました。今年らしいディテールのものを選んで、ぜひ今っぽく爽やかなスタイルをお楽しみください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子