夏場のコーディネートの悩みを解決するなら、セットアップを活用するのがおすすめです。セットで使うことはもちろん、セパレートでも使える着回し力の高さも魅力です。

ご紹介するセレブ二名は、どんなセットアップを選び、どう着こなしていたかチェックしてみましょう。

■1:オリヴィア・パレルモは…親しみ慣れた白Tに淡いブルーセットアップを合わせ瑞々しく

水辺を想わせるような淡いブルーと白の配色で、とことん涼しげに。
水辺を想わせるような淡いブルーと白の配色で、とことん涼しげに。

2021年6月10日、NYの街中でキャッチされたソーシャライトのオリヴィア・パレルモ。遠くからでも映える、クリーンな配色で颯爽と歩いていました。

オリヴィアが選んだセットアップは、チェック柄が施された淡いブルーのジャケット×スカートのタイプ。ほんのり透ける素材なので、その色も相まって涼しげにきまります。インナーとパンプスには水色の瑞々しさを引き立てるクリアホワイトをセレクト。夏の相棒であるTシャツを取り入れたことで適度なドレスダウンが叶い、こなれて見えます。

仕上げに、チャンキーチェーンのゴールドネックレスとブレスレットを添え、華やかさをトッピング。ヘアもすっきりまとめたことで、爽やかさを助長していました。

■2:アシュリー・ロバーツは…カジュアルデニムもセットアップならモードに着地

カジュアルなのに様になる。そんなこなれバランスが手に入るデニムセットアップに注目。
カジュアルなのに様になる。そんなこなれバランスが手に入るデニムセットアップに注目。

2021年5月11日、ロンドンにてラジオ局から出てくるところをキャッチされた歌手のアシュリー・ロバーツ。オフホワイトのセットアップを使って、夏コーディネートをクリーンに仕上げていました。

カジュアルな印象が強いデニム素材ですが、セットアップで取り入れることでモードな側面を引き立てることができます。また定番のブルーではなく、カジュアルになりすぎないオフホワイトを選んだことでクラスアップを図ることにも成功。トップスがクロップド丈なので、楽々スタイルアップが叶う点も嬉しいポイントです。パフスリーブや襟部分のフリンジカット、パンツのスリットなど、こだわりのディテールで立体感がアップ。

デニム素材にマッチするよう、シューズもカジュアルなスニーカーをセレクト。同色で繋ぎ、脚長効果を足しています。バッグは柔らかなベージュを選び、オフホワイトの優しげな印象に馴染ませ一体感を生んでいました。

■3:オリヴィア・パレルモは…モダンな幾何学模様は淡いトーンを選べば難しくならない

モードな総柄セットアップも、リラックス感を作ることで親しみやすくなります。
モードな総柄セットアップも、リラックス感を作ることで親しみやすくなります。

お洒落賢者、オリヴィア・パレルモの着こなしをもう一つピックアップ。NYでキャッチされたこの日は、幾何学模様のトップス×スカートのセットアップを取り入れていました。

モダンな柄を取り入れるのはややハードルが高く感じますが、オリヴィアのように淡いトーンのベースを選べば柔らかさが加わり優雅に導くことができます。また肌の上を滑る光沢感のあるサテン素材なので、品の良さが助長されています。トップスの裾はアウトにし、さらにフラットシューズを合わせ今季らしいリラックスムードを醸しているのもgood。

気負わない雰囲気を作るために、ヘアスタイルも重要です。ゆるっとしたウェーブ巻きにしたことで、まるで海辺でヴァカンスを過ごしているようなレイドバックな表情に着地。


セットアップで楽々着映えを叶えた夏コーディネートをお届けしました。

コーディネートに迷ったとき、時短を叶えたいとき、テクいらずでお洒落を叶えたいとき… あらゆる場面で活躍するセットアップは、一つ持っておいて損はありません。ぜひ、夏のお買い物計画リストに加えてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部芙美香