真珠の可能性を広げ続ける、TASAKIの革新的アプローチ
真珠の世界へアーティスティックな感性が満ちた新風を取り入れるTASAKI(タサキ)。そのプロジェクトは2009年に始まりました。いまやすっかり定着し、今度はどんな真珠のジュエリーを? と、期待は高まるばかりです。
TASAKIは、今回のジュエリー&ウォッチのテーマのひとつにジェンダーレスを掲げました。世界的なファッションの潮流を取り入れたのです。その大役を担ったのは、ファインアートとプロダクトデザイン、ふたつの分野で活躍する新進気鋭のデザイナー、フィオナ・クルーガー。彼女を初めて起用し、シリーズ化しました。
本記事では、その中からユニークなデザインのライン「スカル」と「プチ スカル」の7アイテムをご紹介します。スカルと言葉だけで聞くと、びっくりするかもしれませんが、彼女がTASAKIとともに作り上げたアイテムは、このブランドらしい丁寧な仕上げとともに、茶目っ気たっぷりな愛すべき表情を浮かべたアイテムになっています。
■1:細密なこだわりを集約させた「スカル」のピアス
一筆書きのようなスカルの輪郭は、最新の加工機で1点ずつ切り出し、製作され、瞳、口元にあこや真珠をセットしたピアス。動くたびにパールの瞳がかすかに揺れるようにセッティングされています。
口元の真珠は、左右2.5mm、3.5mm、4.0mmとサイズをグラデーション。ファインアートの旗手として知られるフィオナと、TASAKIらしさが溢れています。大ぶりなサイズ感はインパクトがあり、おしゃれ上級者へと引き上げてくれる役目も。リバーシブルなデザインなので、左右の耳のどちらでも着用可能です。
■2:瞳がきらりと光る「スカル」のイヤーカフ
アウトライン化されたスカルの瞳にダイヤモンドがセットされた、遊び心が効いたデザインです。着用する耳に合わせて、左右を選べます。
■3:クラスプにもモチーフを配した「スカル」のネックレス
品のいい光沢を放つあこや真珠のネックレス、その2か所にスカルを配したデザインです。2個ともイヤーカフ同様に、瞳にダイヤモンドがキラリ。クラスプ部分には、Tバーをスカルに通すスマートな仕様を取り入れ、後ろ姿にもひと捻りあるアクセントへ。
■4~7:時計内部が顔を覗かせる「プチ スカル」のウォッチ
フィオナ自身のオリジナルウォッチにも登場しているスカルモチーフ。今回のTASAKIとのコラボレーションでは、いち押しアイテムになるほど、細密に仕上げられたタイムピースへ。
スカルの目と鼻の位置から、時計のテンプとゼンマイが見えるようにデザイン化されています。また、短針にはパールをイメージしたモチーフも。フェイスに描かれたドットや放射線状のストライプは手作業でプリントしたものです。
しかも裏側のオープンケースバックから見えるローターにも、手作業で転写プリントを配し、どこを見ても丹念な仕上げです。ひとつのピースを作り上げるまで、どれだけの時間を要したか想像に難くありません。
以上、2021年7月7日(水)からTASAKI 銀座本店にて発売スタート予定の「フィオナ・クルーガー:TASAKI」シリーズより、「スカル」と「プチ スカル」ラインをお届けしました。
自然のマテリアルへの思い、グラフィックの細密さ、ジェンダーレスという時流、これらすべてを融合させるという意気込みが、スカルというモチーフを通しても伝わってきます。伝統は「今」があるから伝統です。この伝統を育み続けるTASAKIの攻めの姿勢は、大人のおしゃれの起爆剤になっているのではないでしょうか。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 菅野悦子
- EDIT :
- 谷 花生