春夏秋冬の中で身にまとうアイテムが最も少なく、薄くなる夏こそ小物の存在感が大切になってきます。

品の良いローファーを足元に迎えれば、着こなしのクラスアップに繋がること間違いなし。早速、三人のコーディネートをチェックしてみましょう。

■1:ケイティ・ホームズは…夏の定番コンビをトラッドなローファーで垢抜けさせる

シンプルカジュアルな定番ワンツーだからこそ、小物でがらりと表情を変えることができます。
シンプルカジュアルな定番ワンツーだからこそ、小物でがらりと表情を変えることができます。

2021年6月12日、NYのチェルシーにてキャッチされた女優のケイティ・ホームズ。親しみ慣れたTシャツとデニムパンツの夏コーディネートを、小物を使ってブラッシュアップしていました。

夏にデニムパンツを取り入れる際には、ライトブルーを選ぶことで涼しげな見た目を叶えることができます。Tシャツはロゴ入りをセレクトすることで単調になるのを回避。上下ともつかず離れずなシルエットを選べば、ルーズすぎずコンサバになりすぎない理想のバランスに着地します。

上下ともカジュアルなので、足元には黒のビットローファーをセレクト。マットなツヤを放つレザー素材が、リッチなムードを後押しします。さらに靴下を掛け合わせたことでトラッドな表情を上乗せ。バッグもきちんと感漂うブラウンのレザーショルダーを選ぶと好バランスです。

■2:ソニア・ライソンは…モードな足元コーデで着こなしをぴりっと引き締め

きりっとした表情の黒アイテムを足元において、優雅なサマールックにモードをひとさじ。
きりっとした表情の黒アイテムを足元において、優雅なサマールックにモードをひとさじ。

ベルリンにてファッションブロガー、PRとして活躍するソニア・ライソン。モードな足元コーディネートで、優雅なサマードレスルックを洒落感たっぷりにアレンジ。

自然をモチーフとした優雅なマキシワンピースは、白とネイビーで爽やかな印象を与えることができます。明るいキャメルのボディバッグをウエスト部分に添えれば、視線が上に集まりスタイルアップが可能。

彼女が足元に選んだのは、プレートがあしらわれた光沢感のある黒ローファー。かけ合わせた同色のメッシュソックスがモードさを助長し、全体をぴりりと引き締めることに成功しています。

■3:ルーシー・ヘイルは…こっくりブラウン小物を散らして品の良さを授ける

白とネイビーの爽やか配色に、こっくりとしたブラウン小物を添えて気品を演出。
白とネイビーの爽やか配色に、こっくりとしたブラウン小物を添えて気品を演出。

LAにてキャッチされた女優のルーシー・ヘイルは、ブラウンの小物で品よくアップデートした夏コーディネートを披露。

シャープな白がスタイリッシュなタンクトップは、スクエアネックを選ぶことでカジュアルになりすぎるのを防止。そこにネイビーベースの白ストライプパンツを合わせ、クリーンさを引き立てています。ワイドシルエットなら通気性もよく、暑い日にもぴったり。

ローファーは、赤みのあるこっくりブラウンをセレクトして着こなしに品の良さをプラス。ベルトも同色を選び、ウエスト、足元に配置することでバランスの取れたコーディネートヘと導いていました。


夏にこそ取り入れたい、品の良いローファーを使ったコーディネートをお届けしました。

いつもの夏の装いがマンネリ化しているのなら、足元のアイテムを変えてみるのが有効です。ぜひ、ご紹介した三つの着こなしを参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香