4月に開催され、ラグジュアリーウォッチメゾンの多くが参加した「ウォッチズ&ワンダーズ」をはじめ、主にオンラインでの新作発表となった2021年。
雑誌『Precious』9月号では特集「『知性』と『品格』を宿す、新作ラグジュアリーウォッチ図鑑」を展開中です。続々と上陸した珠玉のニューモデルから、Precious目線で目線で目線で厳選したとっておきのタイムピースを一挙にお届けします!
特集のなかから、本記事ではブレゲの『クイーン・オブ・ネイプルズ 8938』をご紹介します。
スノーセッティングダイヤモンドが手元に極上の気品を添える「王妃の時計」最新作!|ブレゲ『クイーン・オブ・ネイプルズ 8938』
フランスの洗練を宿す、唯一無二のウォッチメゾン「ブレゲ」。1775年創業という長い歴史は、数々の歴史上のセレブリティたちとの蜜月関係が織りなす華やかなエピソードで彩られ、男女問わず人々の憧憬を集める存在です。
その「ブレゲ」が遺した数々の名作のなかでも、ひときわエレガンス漂うのが、エッグシェイプの『クイーン・オブ・ネイプルズ』。
創始者であり稀代の天才時計師だったブレゲが、ナポリ王妃のカロリーヌ・ミュラのために創作したことから、「王妃の時計」と呼ばれるこの時計に、初めてスノーセッティングを取り入れたダイヤモンド使いが眩いジュエリーウォッチが誕生しました。
時計製造技術だけではなく、宝飾技術も超一流を誇る「ブレゲ」だからこそ実現できた美貌の機械式時計は、深い陶酔を誘います。
コレクションとしては初めて採用したスノウセッティングによるダイヤモンドは、ダイヤルだけではなく、アイコニックなディテールのひとつであるボール状のラグにも。
4時位置のリュウズにもあしらわれたダイヤモンドや、伝統的なブルースティールのブレゲ針など、そこかしこに洗練が息づく。
TURN OVER!
搭載されているのは、約45時間のパワーリザーブを備える自社製ムーブメント『キャリバー537/3』。ローターをはじめ、すべてに丹念な仕上げが施され、ここにも「ブレゲ」の美学が。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、遠藤智子(Precious)