4月に開催され、ラグジュアリーウォッチメゾンの多くが参加した「ウォッチズ&ワンダーズ」をはじめ、主にオンラインでの新作発表となった2021年。
雑誌『Precious』9月号では特集「『知性』と『品格』を宿す、新作ラグジュアリーウォッチ図鑑」を展開中です。続々と上陸した珠玉のニューモデルから、Precious目線で目線で目線で厳選したとっておきのタイムピースを一挙にお届けします!
特集のなかから、本記事ではリシャール・ミルの『RM 74-01 オートマティック トゥールビヨン』をご紹介します。
時計界の常識を覆した稀代の「ウォッチコンセプター」が生み出す時計の姿をした「アート」|リシャール・ミル『RM 74-01 オートマティック トゥールビヨン』
21世紀のラグジュアリーウォッチ界に、最も衝撃を与えた存在といえる「リシャール・ミル」。初めてこのブランドの名前を知った女性は、まずこの価格に驚愕するかもしれません。
しかし、今や1億円超えのモデルも続々と発表し、それさえもまたたく間に完売。世界的にすべての時計が極めて入手困難な状況が続いているため、ハイエンドの時計ユーザーの心をますます熱くさせています。
長らくラグジュアリーウォッチビジネスに携わっていた創業者のリシャール・ミル氏が、ブランドを立ち上げたのは、2001年。時計師でもエンジニアでもない、「ウォッチコンセプター」として、11マシンに通じる超絶機構を備えたエクスクルーシブを極めた時計をつくることに心を砕きました。
現在では、ある意味、「成功の象徴」として時計界の頂に昇り詰めた「リシャール・ミル」。時計にアートとしての価値を授けた「時計界のF1」の伝説は、まだ始まったばかりです。
「リシャール・ミル」の多くの時計に採用されているトノー形ケースに、完全自社開発の自動巻きトゥールビヨンムーブメントを搭載。
ケースの「グレーサーメット」とは、独自に開発した特殊金属で、耐腐食性と耐傷性を兼ね備える。鮮烈なレッドのストラップで、至高の個性と存在感を発揮する。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、遠藤智子(Precious)