至高の輝きと力強いパワーを秘めたダイヤモンドジュエリーは女性だけでなく、今やジェンダーレスに注目されています。
今回は、NHK 朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』などを手掛けた人気脚本家で、41歳でフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんと結婚され “大人婚” でも注目された渡辺千穂さんに、大切なものをシェアする喜びについてうかがいながら、結婚指輪の枠を超えて、新たにパートナーと分かち合う、大人ふたりにふさわしいダイヤモンドの楽しみ方を紹介します。
ふたりで重ねた年月と共に磨かれた価値観やセンスが、ジュエリー選びに生かされて
大切なパートナーとは、日々の暮らしのなかでは、自ずと影響を与え合い、近しい価値観を共有するようになるもの。ライフスタイルやファッションのセンスが共に磨かれていくのは、とても幸せなことです。
なかでも素肌に身につけるジュエリーは、ふたりの幸福感を輝く形にして楽しめるもの。男性が気後れすることなく身につけられる、軽やかなデザインのダイヤモンドジュエリーも増えて、新たに大人のふたりでジュエリーを日常的に楽しめるようになりました。さらに40代以上の大人婚も話題になり、大人がシェアするべきダイヤモンドリングも注目されています。
人気脚本家の渡辺千穂さんもそのひとり。2014年に41歳でフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんと結婚。キャリア女性が選んだリングが気になるところです。
今ある幸福な気持ちをダイヤモンドに託して、共に歩む人とシェアする
独身生活を謳歌しながら20年間、休む間もなく脚本の執筆を続け、昼夜逆転する生活を送ってきたという渡辺さん。41歳で羽鳥さんと結婚、43歳で出産を経験されたことが大きな転機となり、そのライフスタイルの激変ぶりは、ドラマさながらだったとか。
多くのプレシャスキャリア同様、欲しいものは自分で揃えてきた渡辺さんが、夫と初めて共にしたジュエリーは、独身時代から愛用していたヴァン クリーフ&アーペルで求めた結婚指輪でした。
「おしゃれには無頓着で物欲もない夫ですが、この指輪だけは番組に出演するときも身につけていて、唯一のシェアジュエリーです」と微笑ましく語る渡辺さん。
いっぽう婚約指輪は、旅先のハワイで贈られたハリー・ウィンストンのもの。ラウンドカットのソリティアを、ペアシェイプのダイヤモンドが支えるというところに、大人婚らしい豊かなセンスが光っています。
朝夕のレギュラー番組を抱える忙しい夫との時間を工夫して、家族で過ごす喜びや、ささやかな日常は、今や渡辺さんにとってかけがえのないもの。
「夫と共通の趣味といえばスキューバダイビング。新型コロナ以前は、週末のわずかな時間を利用して、家族でグアムの海へ行くことが気分転換になっていました。その代わり今は、週末の料理にますます凝るように。夕食も早い時間ではありますが、日々共にできる楽しい時間が増えました」(渡辺さん)
さらに5歳になる娘がおしゃれに興味を抱き始め、大切なものを贈る楽しみも生まれたとか。
「娘はまだダイヤモンドとクリスタルの違いもわからないのですが、きれいなものが大好き。ジュエリーはそんな幸せな気持ちを分かち合えるので、ダイヤモンドのように不変の価値をもつものを娘と共有したり、夫とは何かの記念にジュエリーをシェアできるといいですね」
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- SHINMEI(SEPT)
- STYLIST :
- 伊藤美佐季
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、池永裕子(Precious)