今まで、何色も色を重ねて完璧なグラデーションをつくるアイメイクが正しいと教わってきましたが、今は軽快な目元がトレンドに。
『Precious』10月号の「賢者のコスメ」では、簡単にグラデができる新質感の「単色アイシャドウ」に注目しています。
「こってりと色を重ねたまぶたは『時が止まった古い顔』。抜け感のあるシンプルな目元の方が断然若々しい」という美容賢者の方々に、ラフにのばすだけでメリハリを生み、顔がぼやけない、優秀なものだけをセレクトしていただきました。
今回は、ビューティ エディター・安倍 佐和子さんがおすすめする、「パルファン・クリスチャン・ディオール」の「モノ クルール クチュール 240」についてお届けします。
しっとり質感の洗練ブルーを味方にし、くすみを一掃する
正直なところ、ブルー系は苦手意識をもっていました。くすみがちなオークルスキンには、その鮮やかな色だけ浮いてしまうのでは、と思い込んでいたからです。
でも、「ディオール」の『モノ クルール クチュール』の240はそんな固定観念を一掃!新鮮な感動を与えてくれたのです。
デニムという名のとおりデニムの装いをイメージしたサテンエフェクトのブルーは、見た目どおりの涼やかな印象。しっとりした生質感だから、チップでぼかすだけで染め上げたように仕上がり、洗練された印象に見えます。
もともと清潔感や清涼感をもたらす色の効果は承知していましたが、特に下のキワに重ねるように差し込んだときのエフェクトは感動的。くすみがカムフラージュされ、白目まで透明感が増して見えるのですから!
キレイの可能性を教えてくれた一色、リモートシーンでもおおいに活躍してくれそうです。(文・安倍佐和子)
\ディオール「モノ クルール クチュール 240」の特徴&使用感/
透明感を引き出す絶妙ブルーで白目が劇的に美しくなる。
メゾンを象徴する多彩な色と質感を揃えた名品単色アイシャドウがリニューアル。なかでもデニムスタイルをイメージした淡いブルーはサテンのような繊細な輝きを放ち白浮きせずに、目元の明るさを引き出す絶妙カラーに。
【質感】
ふわっとスムーズにのび広がる細かな粉体を採用し、白っぽくならず溶け込むようになじむ。輝くピグメントが艶とふっくら感を演出。
【つけ具合】
うっすらとブルーがのる程度の薄づきタイプ。悪目立ちすることなく清潔感のある目元に。
【色】
淡いブルー
※掲載した商品の価格は、税込みです。
問い合わせ先
- TEXT :
- 安倍佐和子さん ビューティエディター
- BY :
- 『Precious 10月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)