前髪と顔周りが面長カバーのカギ！スタイリングも簡単なシンプルボブ

今回、面長さんに似合うボブスタイルを提案してくれたのは、AntiOursのシニア エグゼクティブ ディレクター IKEさんです。

「面長さんは、顔の縦の割合を減らすことが重要。それには前髪を作ることが有効です。でも40代の場合、幼く見えたり個性的な印象になりやすいと、前髪に抵抗がある人も。面長をカバーしながら大人っぽさも出すには、前髪の幅を広く取りすぎず、厚みが出ない程度にするのがおすすめです」（IKEさん）

さらに大人っぽさを演出するには、前髪だけでなく顔周りの髪の毛も一緒にデザインすることが大切だそう。

「前髪を作る工程で顔周りの髪の毛も一緒にデザイン。前髪だけ作ると、幼く個性的になりすぎます。しかし前髪＆顔周りを作り込み過ぎるのもNG。ナチュラルさを意識して、大人っぽく仕上げるのがおすすめです」（IKEさん）

顔周りをカットでデザインしておくと、スタイリングも簡単に！

■髪型：目尻オーバーの薄め前髪×顔周りの動きで面長カバーするシンプルボブ

面長のボブヘア代表：山中うつぎさん（43歳／フリーアナウンサー）の場合

完成

サイド

バック

山中さんのHAIR CHART

1. やわらかさ（柔→硬）★★★
2. ボリューム（少→多）★★★
3. 髪の太さ（細→太）★★★
4. うるおい（乾→潤）★★
5. 白髪の量（多→少）★★★★★

「前髪は厚みが出ないくらいの量で、目尻を少しオーバーする程度に。同時に顔周りの髪も、輪郭を補うようにカットします。髪色は明るくし過ぎず、ツヤを意識したダークカラーのデザインがおすすめです」（IKEさん）

■スタイリング：アイロンワークでふんわり仕上げて

「アイロンでデザインする前には、根元からしっかり乾かしましょう。根元に風を入れて自然な立ち上がりをつけることが大切。トップがぺたんこになると、せっかくの前髪と顔周りの髪が、ただ重く見えてしまいます」（IKEさん）

スタイリング前

■１：前髪を巻く

26mmのヘアアイロンを使用。細い毛束をとって中間から内巻きに。

■２：顔周りの毛束にうねりを作る

顔周りの毛束を厚めにとり、中間からうねりを作るように巻く。

■３：ハチ上の毛束を巻く

ハチ上の毛束を厚めにとり、顔周りと同様にうねりを作るように巻く。

■４：襟足を内巻きにする

襟足の毛束を厚めに取り、毛先を内巻きにワンカールさせる。

■５：表面の髪の中間から毛先になじませる

後頭部表面の髪の中間からアイロンを入れ、毛先まですべらせてなじませる。最後に軽いワックスを全体になじませてふんわり仕上げる。

＜面長×ボブヘア　スタイリングのコツ3か条＞

1. 自然な動きを大切にする
2. 作り込み過ぎない
3. 固めすぎずふんわり仕上げる

「前髪は束感と透け感を意識して。ヘアアイロンで巻くときは、毛束を厚めに取ると形がつきづらくナチュラルに仕上がります」（IKEさん）

AntiOurs シニア エグゼクティブ ディレクター IKEさん。以前からゴルフが趣味というIKEさん。「最近はいろいろな人のゴルフレッスンをYouTubeで見ています。もっとうまくなりたいです！」Instagramアカウント@hiromasaikeda

問い合わせ先

AntiOurs
住所／東京都港区南青山6-3-14 サントロペ南青山2F
TEL：03-6712-6608
営業時間：月・木曜11:00～20:00、金曜13:00～22:00、土・日曜・祝日10:00～19:00
休日：火・水曜

南青山にある、花屋Ours（ウルス）を併設した美容室。似合うを見極めたヘアスタイルと、季節を感じるお花を提案。