フラットなローファーは歩きやすいうえに、きちんと感も発揮できるキャリア女性の心強い味方。
そこで、海外スナップからローファーの着こなしをピックアップ。シーンもシーズンも選ばないうえ、着こなしを知的に引き締めてくれる旬の足元を取り入れてみてはいかがでしょうか。
■1:カミーユ・シャリエールは…ふんわりアウターにポインテッドトゥで切れ味をプラス
パリ生まれでロンドン在住の人気インフルエンサー、カミーユ・シャリエール。フリンジが印象的なケープをまとってストリートに登場しました。
やや民俗調なアウターは秋のクリスプな空気に映えるホワイトベース。大きくあしらわれたグレーのラインがメリハリを加えているデザインです。合わせたクロップト丈のパンツはケープのラインと同じグレーのスキニーシルエット。風をはらんでふくらむケープの引き締め役となっています。
さらに装いを都会的に演出しているのが、ポインテッドトゥのローファー。フラットヒールで程よいリラックス感があり、今っぽい雰囲気を添えています。コンビカラーの、甲の明るい色味が軽やかさもプラス。ポインテッドトゥがエレガントなムードを添えて、洒脱なルックを完成。
■2:ヴィクトリア・ショイは…クロップト丈&ホワイトで軽やかな印象
この秋気になるベストを今どき感たっぷりに取り入れていた、ドイツ人インフルエンサーのヴィクトリア・ショイ。カジュアルなデザインのベストにローファーを合わせて、砕けすぎない、洗練ベーシックに仕上げていました。
ローファーはサドルにゴールドトーンのチェーンがついたホワイト。爽やかでありながら、フェミニンな印象も漂わせて。手持ちしたバックもホワイトで揃え、レザーパンツのコーディネートを軽快にまとめています。
■3:ジャクリーン・ゼルウィスは…旬のメンズライクなフォルムでジャケットコーデをアップデート
2021年9月、ベルリンファッションウィークでスナップされた、インフルエンサーのジャクリーン・ゼルウィス。
クラシックな印象のジャストサイズのストライプジャケットにTシャツ、ストレートパンツを合わせたメンズライクなコーディネート。そこにトレンド感のある、チャンキーチェーンのネックレス&ボリュームのあるローファーを合わせることで、垢抜けたコーディネートを完成しています。
彼女のように、ちょっと「お父さん」が履いていたような、どっしりとしたフォルムのローファーで重めの足元を演出するのも今年らしくておすすめです。
凛とした表情に旬の雰囲気が漂うローファーのコーディネート術をご覧いただきました。端正な足元が今気になるジェンダーレスな装いにもぴったりとマッチします。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子