シャツは定番アイテムだけに、ともすれば無難に見えてしまう場合もあります。海外セレブやインフルエンサーは、どんな着こなしで絵になるスタイルを叶えていたかチェックしてみましょう。
■1:シャーリーズ・セロンは…レザーパンツ合わせできりりとハンサムにまとめる
9月30日、テレビ番組『ジミー・キンメル・ライブ!』出演のため、LAでキャッチされた女優のシャーリーズ・セロン。肌の上をするりと滑る、さらさらとした素材の黒シャツを活用していました。
程よい通気性を備えたさらっとシャツなら、黒でも重たく見える心配がなくまだ暑さを感じる秋の着こなしにもぴったりです。そこにレザー素材が新鮮なワイドパンツを掛け合わせて素材のメリハリを出せば、オールブラックでも単調になりません。さらに秋らしさも醸せて一石二鳥。
七部丈のパンツに映えるよう、シューズは華奢なアンクルストラップサンダルをセレクト。素足をしっかり見せることで、オールブラックに抜け感を加えているのがお見事です。さらに、ネイルカラーまでも徹底的に黒で統一し、シックなムードを盛り上げていました。
■2:クセニア・アドンツは…ニュアンスカラーでまとめれば白シャツがコンサバに傾きすぎない
パリにてスナップされた、アパレルブランド『ATTIER THE STUDIO』クリエイティブディレクター兼創設者のクセニア・アドンツ。ともすればお堅くなったり、コンサバな印象が強くなるクラシカルな白シャツを、今っぽく着こなしていました。
汎用性の高い白シャツには、エクリュカラーが旬のムードを醸すデニムパンツを合わせ、きれいめムードはそのままに程よくカジュアルダウン。そこに色のトーンを統一したライトグレーのスニーカーを合わせ気負いなく。白、エクリュ、ライトグレーというニュアンスカラーが、カジュアルミックスな着こなしでも大人にとって好都合なきれいめバランスを確保しています。バッグもグレーに乳白色をたっぷり混ぜたような曖昧カラーをセレクトし、調和をもたらしていました。
■3:フスン・リンドナーは…シャカシャカ素材のスカートがアクティブさを醸して
ドイツのミュンヘンを拠点に、ブロガーとして活躍するフスン・リンドナー。シャツ×フレアスカートというきちんと感ある着こなしも、素材にこだわればスタイリッシュな雰囲気に。
シャツとスカートは、ライトブルーとネイビーのように青系で繋いで上品に。フィットアンドフレアのシルエットが、優雅さを盛り上げています。さらに、スカートはシャカシャカとしたナイロン素材を選んだことで、スポーティな要素が加わってモードな気分を融合させることに成功しています。ただきれいめなだけでは終わらない、ひねりの効いたテクニックが装いをクラスアップ。
小物は端正な黒をセレクトしつつ、チェーンストラップバッグをクラッチ風に抱えたことで小粋な雰囲気にまとめていました。
服装選びが難しいときに活用したい、シャツを使ったコーディネートをお届けしました。定番アイテムこそ、合わせるアイテムの素材や色にこだわって、垢抜けた印象を叶えてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香