4月に開催され、ラグジュアリーウォッチメゾンの多くが参加した「ウォッチズ&ワンダーズ」をはじめ、主にオンラインでの新作発表となった2021年。
雑誌『Precious』9月号では特集「『知性』と『品格』を宿す、新作ラグジュアリーウォッチ図鑑」を展開。続々と上陸した珠玉のニューモデルから、Precious目線で厳選したとっておきのタイムピースを一挙にお届けします!
特集のなかから、本記事ではショーメの『ジョゼフィーヌ エグレット ウォッチ』をご紹介します。
ペアシェイプのケースとダイヤモンドの輝きが織りなす至高のクラシカルモダン|ショーメ『ジョゼフィーヌ エグレット ウォッチ』
ジュエラーの聖地・パリのヴァンドームにブティックを構えるラグジュアリーメゾンのなかでも、いち早く時計のクリエイションを手掛けてきた「ショーメ」。1780年創業というその長い歴史は、華やかな逸話で彩られています。
ナポレオン・ボナパルトの最初の妻で、フランス皇后となったジョゼフィーヌ・ド・ボアルネとの蜜月もそのひとつ。創業当時、社交界の花形だったジョゼフィーヌは、「ショーメ」のミューズとなり、メゾンのクリエイションに大きく寄与したといわれています。
そのジョゼフィーヌへのオマージュとして、2010年に発表されたのが『ジョゼフィーヌ』コレクション。
今や「ショーメ」のフラッグシップとなったこのコレクションに、今年新たに『ジョゼフィーヌ エグレット ウォッチ』が加わりました。
目を惹くのは、優雅な曲線を描くペアシェイプのケースとダイヤモンドの輝き! バックルレスのバングル仕様のストラップと調和し、手元を優雅に演出してくれます。
ケースから漂う気品は、流線形のフォルムの微妙なカーブにも、完璧にダイヤモンドセッティングを施す高度な宝飾技術の結晶。ストラップの端にあしらわれたパーツの造形も優美で、エレガンスをさらに後押しして。
ケースはWGとPG、ダイヤルはブラックとホワイト、スノーセッティングでダイヤモンドを敷き詰めたこのモデルの全5型での展開。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールドを表します。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、遠藤智子(Precious)