4月に開催され、ラグジュアリーウォッチメゾンの多くが参加した「ウォッチズ&ワンダーズ」をはじめ、主にオンラインでの新作発表となった2021年。
雑誌『Precious』9月号では特集「『知性』と『品格』を宿す、新作ラグジュアリーウォッチ図鑑」を展開。続々と上陸した珠玉のニューモデルから、Precious目線で厳選したとっておきのタイムピースを一挙にお届けします!
特集のなかから、本記事では宝石そのものの美しさを宿したハイジュエリーウォッチたちをご紹介します。
宝石のひと粒、ひと粒に、一流の美学が宿る!ハイジュエリーウォッチの甘美な誘惑
ラグジュアリーメゾンの矜恃と美学の結晶といえるのが、贅を尽くしたハイジュエリーウォッチ。
各ブランドの個性豊かなクリエイションにフォーカスが当たりがちなカテゴリーですが、今年は、宝石そのものの美しさ、輝きこそが主役といえる、シンプルなデザインの新作が存在感を示しました。
■1:ブルガリ『セルペンティ インカンターティ ブルーカラーウェーブ』
ダイヤモンドとサファイアをまとったヘビが、しなやかにケースに巻き付き、手首の動きに合わせてその尾を揺らす——大胆さと繊細さが共存する官能美は、「ブルガリ」の真骨頂!
ブレスレットには282個のブリリアントカットダイヤモンドを敷き詰め、全方向に眩い輝きを放つ。
■2:ショパール『ハッピーダイヤモンド ジョクイアリー』
「ショパール」のアイコンの最新作は、15個のムービングダイヤモンドが、ダイヤル上部のマザー・オブ・パールのギャラリーの下に姿を消したり、下方に現れて舞い踊ったりと、ラグジュアリーな「隠れんぼ」を繰り広げる遊び心溢れる仕掛けが!
メゾンが得意とするプロングセッティングダイヤモンドが施されたベゼルと、美麗なハーモニーを奏でて。
■3:ピアジェ『ライムライト ガラ』
1970年代のアーカイブからインスパイアされた、アシメトリーに流れるようなラグのフォルムが印象的な、「ピアジェ」のアイコンのひとつ。
今年のニューモデルは、マザー・オブ・パール文字盤に新しいデザインのアプライドインデックスで、さらに気品のある佇まいに。4.88カラットものダイヤモンドの輝きも圧巻!
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールドを表します。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、遠藤智子(Precious)