思うように旅することができなかったここ数年、自宅で京都の味を楽しめるお取り寄せが格段に進化したとの噂。

そこで、雑誌『Precious』12月号では特集「『京都のうまいもん』本気でお取り寄せ26」を展開中。食いしん坊な京都通11人にとっておきの「京都の美味」、お取り寄せを教えていただきました。

大切な人への贈り物に、おうち時間を盛り上げる逸品として。この冬は、心躍る美味しいお取り寄せで、自宅にいながら京都を旅してみませんか。本記事ではデザイナー 八巻多鶴子さんがおすすめする、じき宮ざわの「伊勢海老の養生鍋」とおいわいやの「お祝いかさね箱」をご紹介します。

八巻 多鶴子さん
デザイナー
(やまき たづこ)パリコレや数々のファッションブランドのプロデュースを手掛けるほか、ジュエリーやオーダー服ブランドのデザイナーとしても活躍。京都にはお茶会参席で足を運ぶほか、ギャラリー&ショップのプロデュースなども。

「長い歴史と豊かな文化が育んだ『京』の味は、まさに眼福と口福を一度にいただけます」

懐石料理からおばんざい、スイーツまで、京都からのお取り寄せは、ジャンルを問わず四季を彩り、器や盛り付けまで高い美意識が感じられます。

「じき宮ざわ」は、季節の養生鍋のほか名物の「焼き胡麻豆腐」や「唐墨蕎麦」、薬膳スープが絶品の「薬膳鍋」など、真似できないお店の味を自宅で手軽に楽しめる品が豊富。京料理の名店「富小路やま岸」が手掛ける「おいわいや」は、お祝いがテーマとあってとても華やか。

お取り寄せは、届いた瞬間から気分が上がり、食卓を豊かにする魔法のアイテムだと思います。とりわけ京都の品は、長い歴史や文化が育んだ知的な喜びや楽しさに溢れ、眼福と口福を一度にいただける名品ばかりです。

■1:じき宮ざわの「伊勢海老の養生鍋」

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「伊勢海老の養生鍋」¥25,380(2〜3人前)11月〜3月限定発売
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夏は鱧と鮑、秋は秋茸、冬はクエや車海老など、食べて元気になる養生鍋。

「なかでも三重県産伊勢海老を2尾使用、利尻昆布と鰹節で丁寧に引いただしに、しょうが、山椒、にんにく、伊勢海老の殻をじっくりと煮出した白味噌仕立てのこちらは格別! 根菜類、湯葉や粟麩、お餅など10種類以上の具材と伊勢海老のうま味が詰まったスープはすべて飲み干してしまいます」(八巻さん)

問い合わせ先

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■2:おいわいやの「お祝いかさね箱」

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「お祝いかさね箱」¥23,000(2〜3人前)
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「お祝いかさね箱」(上と同じ)

今年6月にオープンした、ミシュラン一つ星の割烹・懐石料理店「富小路やま岸」が手掛けるギフト専門店。

「丁寧な仕事が光る華やかなお祝い料理が三段に。開けた瞬間、笑みがこぼれます」(八巻さん)

壱ノ重には鮑の柔らか煮、天然鯛龍皮巻き、からすみ、雲丹に車海老など、極上食材がぎっしり。弐ノ重には昆布に巻かれた赤飯と季節の笹巻寿し。参ノ重には旬の水物と蜂蜜、白ワインのゼリー寄せが。取り分け箸もセットに。

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PHOTO :
川上輝明
STYLIST :
岩崎牧子
EDIT&WRITING :
田中美保、古里典子(Precious)
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