今年発表された新作から、プレシャス世代にふさわしい名品をカテゴリーごとに選び出す「Precious WATCH AWARD」。今回も高い審美眼と知識をもつ審査員の方々が吟味を重ねて、珠玉の一本を厳選。恒例となったラグジュアリーウォッチの誌上祭典を、ここに開催します!
雑誌『Precious』1月号で発表された第4回「Precious WATCH AWARD」。つねに「真の名品」とその価値を探求し続ける『Precious』が、2021年に発表された時計の中から「至高の真名品」を選び抜きました。
今回は、「ラグジュアリースポーツウォッチ賞」に輝いた、ゼニス『クロノマスター オリジナル ダイヤモンド』をご紹介します。
「Precious WATCH AWARD」2021 審査員
【ラグジュアリースポーツウォッチ賞】ニュアンスカラーとダイヤモンドで洗練をまとったクロノグラフの名品! ゼニス『クロノマスター オリジナル ダイヤモンド』
2021年も時計界を席巻し続けてきたラグジュアリースポーツウォッチ。進化する数々の名品たちを抑え、トップに輝いたのは、名ムーブメント『エル・プリメロ』で知られるマニュファクチュール「ゼニス」の、フェミニンなクロノグラフでした。
「インダイヤル」と呼ばれる、3つの小窓が端正に配された王道クロノグラフの顔つき。これは1969年に、世界初の自動巻きクロノグラフとして発表された伝説の名品のデザインを再現したもので、そこには「ゼニス」のマニュファクチュールとしての歴史と矜恃が宿っています。
2021年は、瀟洒なカラーやエレガントダイヤモンド使いで、スタイリッシュさとリッチ感を漂わせる、このレディスモデルを満を持して発表! 審査員全員から軒並み「かっこいい!」という賛辞を集めました。
直径38mmという絶妙なサイズ感のケースに、洒脱なカラーグラデーションを描くインダイヤル、ラグやインデックスのダイヤモンドが程よいフェミニン感を添えています。
搭載されているのはもちろん、完全自社製ムーブメントである『エル・プリメロ3600』。1/10秒まで正確に計測できるという高性能だけではなく、60時間のパワーリザーブを誇り、実用性も追求。ローターには「天空」を意味する『ゼニス』の象徴である「ゼニススター」が!
リュウズにもシンボリックな「ゼニススター」が輝いて。
「シンプルに、“すごくかっこいい”というのが私の第一印象。自分の意志をしっかりもちながら、あくまでもしなやかに生きる—そんな女性像が浮かび上がります」(立野さん)
「時計愛好家の間では知らない者がいないほどの伝説的な機械式自動巻きクロノグラフムーブメント『エル・プリメロ』が、こんなにシックなウォッチになるなんて! 端正な表情を漂わせたデザインが素敵です。知的な男性たちが“おっ!”と目を留めてくれること請け合いです(笑)」(本間さん)
「時計としての本質、マニュファクチュールの歴史と物語、そしてエレガンス―その全部が揃っている正統派のクロノグラフ。インダイヤルやストラップのトープカラーの絶妙なニュアンスもとても洒脱で、『ゼニス』の洗練を改めて感じた一本です」(雨宮さん)
※掲載した商品は、すべて税込価格です。
※文中の表記は、SS=ステンレススティールを表します。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 生田昌士(hannah/人物)、戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 押田比呂美(レディス)、関口真美(静物)
- HAIR MAKE :
- 川原文洋(UM/レディス)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、安部 毅、安村 徹・佐藤友貴絵(Precious)