高級素材の代表格カシミヤを使ったアイテムは、ワンポイントとして取り入れることが多いが、どうせならふんだんにコーディネートに取り入れて、カシミヤの質感を楽しみたいもの。そこでおすすめしたいのが「黒」のカシミヤだ。エレガントな雰囲気があり、男らしさを増してくれるから、全身黒のスタイリングであってもモードになりすぎることはんく、大人にふさわしい品格を与えてくれる。使い勝手の良い「黒」のカシミヤを取り入れいつもの装いをアップデートしてはどうだろうか。
男らしさと優しさのいいとこ取り、黒カシミヤの魅力
写真左のベーシックなカシミヤタートルは、暖かく吸湿性に優れているのはもちろん、肌触りが良いので素肌に1枚で着るのもおすすめだ。写真中のバイカラータートルは、シンプルなデザインながらも、黒とグレーのバイカラーが目を引くデザイン。無地の黒と同じ感覚であわせれば1枚でモノトーンのグラデーションが演出できるので、スタイリングの良いアクセントになる。また、写真右のクルーネックニットは、使い勝手の良いシンプルなデザインながら、首元のリブが良いアクセントになっているので、1枚で着るのはもちろん、インナーとして合わせても洒落感を演出できる便利なニットだ。
68番手という極細糸を3本で撚った糸を使用することにより空気を含みやすく、非常に暖かいソックス。3本撚りのため、強度が増しているのも実用的に嬉しいポイントだ。カジュアルなニットキャップは、「黒」のカシミヤになるとエレガントな印象に見える。コンパクトなサイズ感ながらも、防寒アイテムとしても重宝しそうだ。
ありそうでなかったカシミヤニットのスエットパンツ。極細原毛を使用した柔らかさと暖かさは極上の着心地を約束する。ゆとりはありながらも綺麗なテーパードシルエットなので、日常のスタイリングにも取り入れやすいスウェットパンツだ。
ダークトーンとはまた違う!モードになりすぎないブラックコーデ
「黒」のカシミヤを取り入れるなら、ワンポイントではなく全身に取り入れたい。そこで、ライダースジャケットを取り入れて洒落感をプラス。カシミヤの柔らかい質感により、モード過ぎる印象にはならずエレガントな雰囲気を感じさせる。リラックスした雰囲気ではあるが、全体のバランスを考えるとスニーカーではなくレザーのスリッポンを選ぶのがおすすめ。
以上、「黒」のカシミヤアイテムとコーデネートを紹介した。普段意識せずともダークトーンになりがちではあるが、本稿で紹介した着こなしなら品格を感じさせることだろう。「黒」カシミヤをワンポイントとして取り入れるのもいいが、どうせならトータルで楽しんでいただきたいものだ。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- 島本一男(BAARL)
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