【目次】
- 30・40代からの「大人可愛い」を作るポイントは?
- 【1】「ベーシックカラー」で品の良さを意識
- 【2】「モノトーン」をうまく活用
- 【3】「ワンピース」は断然ロング丈がおすすめ
- 【4】「甘いアイテム」はカジュアルダウンが必須
- 【5】「ナチュラルなヘアメイク」で抜け感を宿す
30・40代からの「大人可愛い」を作るポイントは?
可愛らしくなりすぎず、大人らしさもしっかり両立したい。そんな「大人可愛い」を叶えるなら、下記の5つのポイントを押さえるとうまくいきます。
【1】「ベーシックカラー」で品の良さを意識
【2】「モノトーン」をうまく活用
【3】「ワンピース」は断然ロング丈がおすすめ
【4】「甘いアイテム」はカジュアルダウンが必須
【5】「ナチュラルなヘアメイク」で抜け感を宿す
では早速、それぞれのポイントごとの着こなし例をご紹介します。
【1】「ベーシックカラー」で品の良さを意識
ひとつめのポイントは「ベーシックカラー」を活用すること。ベージュやネイビーなどのベーシックカラーは落ち着いた印象なので、品の良さを醸すことができます。上品さを味方につけ、大人可愛いを実現させましょう。
ベージュ×ブラウンでしなやかに
太めの畝やゆったりシルエットが愛らしいニットワンピースは、ベージュをセレクトし柔和な表情へ。ブラウンの細ベルトを加えメリハリを授けつつ、きちんとした印象を両立。バッグもブラウンと馴染みの良いキャメルを選び、まとまりよく。
穏やかな色合わせで大人顔へ誘導
ボアコートやチェックパンツを使った可愛い組み合わせも、白とブラウンという上品配色にすれば大人顔に。ハーフパンツの裾にロングブーツをつなぎ、ほんのりモダンさをミックスするとこなれて見えます。
甘いディテールを引き締めて
ビッグカラーとパフスリーブという糖度高めなブラウスも、クリーンな白を選びつつ、凛としたキャメルのジレ×パンツのセットアップを合わせることで甘さを引き算。小物はシックな黒を選んで引き締めるのが吉。
ネイビー×黒ならとことん上品
ノーブルな雰囲気を醸せるネイビーと黒の掛け合わせなら、フリルカラーやミニスカートという可愛いディテールもグッドガールな面持ちに。ヘアメイクはナチュラルにきめて、抜け感をオン。
白系でまとめて優雅にきめる
クリームホワイトのトップスに色味の異なる白パンツ、そして真っ白な小物を合わせたワンカラーコーディネート。ピュア感のあるオールホワイトも、まろやかなクリームホワイトを活用すれば優雅さが引き立ってぐっと大人っぽくまとまります。
【2】「モノトーン」をうまく活用
ふたつめのポイントは「モノトーン」を活用すること。可愛いアイテムやディテールも、シックなモノトーンでまとめれば大人らしさを両立できます。
白黒なら甘くなりすぎない
可愛いギンガムチェックワンピースは、白黒の配色を選べばレディなムードが引き上がって「大人可愛い」が実現します。黒の細ベルト、そして真っ白なポインテッドトゥパンプスでシャープなキレを授けると都会的。
たっぷりフリルにも臆さず挑戦できる
レースやたっぷりのフリルが甘い白ブラウスには、黒のパンツを合わせることでシックに誘導。ゆったりシルエットのパンツを選びつつ、フラットサンダルを合わせ力を抜くと気張って見えずちょうどいいバランスに着地します。
黒を基調として甘くなりすぎ防止
フレンチカジュアルな太めボーダーカットソーにフレアスカートを合わせたフェミニンルックは、黒を基調とし引き締めることで甘くなりすぎるのを防止。足元はスニーカーで外し、軽快にきめて。
グレー×白でスタイリッシュさを際立てる
パフスリーブのチェック柄ミニワンピースという可愛いアイテムも、無機質なグレーを選び、さらに白小物でキレよく整えるとスタイリッシュになります。シューズはスニーカーを選び、抜けを作って。
Tシャツを仕込んで程よくカジュアルダウン
小ぶりなドットが愛らしい白ワンピースには、黒Tシャツを下に仕込むことでデイリーに馴染む装いへ。さらに黒を下に、白を上にしたことで奥行きが生まれ、絵になるスタイルが出来上がります。
【3】「ワンピース」は断然ロング丈がおすすめ
三つめは「ロング丈のワンピース」を活用すること。可愛いを演出できるワンピースというアイテムは、優雅なロング丈を選ぶとキュートに傾きすぎず、しっかり大人らしくきめることができます。
渋色カーキでマチュアなムードを醸す
パフスリーブやティアードというディテールがフェミニンなワンピースは、ロング丈、そしてカーキをセレクトすることでマチュアな雰囲気を醸すことに成功。さらに黒小物でシックを上乗せ。
爽やかなブルーワンピースで凛とする
爽やかで柔らかなフェミニンオーラを放つライトブルーのニットワンピースは、スキッパーデザインとロング丈できちんと感を上乗せ。ベルトできゅっとウエストマークしたり、きれいめ小物を合わせることで凛とした佇まいへ。
クリーンな白に任せてヘルシーに
カットワークレースが女心をくすぐる白のキャミソールワンピースは、ロング丈なら可愛らしくなりすぎず大人顔。メッシュバッグやフラットサンダルでヘルシーにまとめれば、大人可愛い休日リラックスが完成です。
ノーカラージャケットを重ね品良く
ちょこんとした襟がグッドガールな面持ちのワンピースは、すとんと縦に落ちるロング丈でスマートに。そこにノーカラージャケットをレイヤードすれば、上品さが倍増します。ニュアンス漂うフェミニンスタイルに、あえて黒のゴツめブーツを合わせるのが粋。
チェック柄×白でメリハリたっぷり
可愛いものをまといたい、という気持ちを満たしてくれるチェック柄ワンピースは、ネイビーとベージュの上品配色で大人らしさを確保。落ち着いた色合わせだからこそ、白コートの存在感が引き立って。足元はスニーカーで外すのがお約束。
レザーアイテムでスパイスをミックス
品の良いフェミニンを味わえる白黒の花柄ワンピース。そこに黒のレザージャケットと小物を使ってスパイスを融合させれば、可愛いだけじゃない大人ならではの魅力が引き立ちます。
【4】「甘いアイテム」はカジュアルダウンが必須
四つ目のポイントは「甘いアイテムはカジュアルダウン」して着こなすこと。甘いだけだと気張って見えたり、年齢とマッチしないように見えてしまう場合があります。適度にカジュアルダウンさせることで、こなれ見えに繋げましょう。
デニムスカートですっきりと
フェミニンな気分に浸れるような繊細レースのブラウスには、ハーフ丈のデニムスカートを合わせることで気負いなく。カジュアルアイテムをミックスすることで、肩肘張らない着こなしへ。
スウェット素材で抜け感作り
ブルーのギンガムチェックスカートには、カジュアルの代表であるスウェットプルオーバーを合わせ気張らない表情へ。くすみカラーが大人らしさをしっかり両立してくれます。
やっぱりデニムパンツが使える
相棒的存在のデニムパンツがあるからこそ、フリルカラーや細かなドットという可愛いディテールのブラウスにもチャレンジしやすいです。白とライトブルーの爽やか配色を、シックな黒小物できりりと引き締め。
スニーカーで外す王道テクを活用
ゆったりとした白のニットトップスと黒プリーツスカートのフェミニンコーディネートは、スニーカーで外しカジュアル気分をミックス。白黒の装いなので、ゴールドのチャンキーチェーンネックレスやピアスで華やかさをトッピング。
スポーツサンダルで軽やかに
パフスリーブやフィットアンドフレアシルエットが甘い白ワンピースには、あえてコンフォートなスポーツサンダルとかごバッグを合わせ気張らない印象へ。ヘアもゆるっとしたウェーブヘアが好相性です。
ゆとりを作ってリラックス
愛らしいざっくり編みのニットワンピースは、ゆったりシルエットを選びつつコロンとした丸みのあるサボサンダルで気負いなさを演出するとちょうどいいバランスに。
【5】「ナチュラルなヘアメイク」で抜け感を宿す
最後のポイントは「ナチュラルなヘアメイク」で抜け感を作ること。その人の印象を大きく左右するヘアメイクをエフォートレスに仕上げれば、大人可愛いがこなれて見えます。
ゆる巻きヘア×引き算メイク
レースが着こなしのポイントとなるカジュアルフェミニンコーディネート。ヘアは手ぐしでふんわり見せたナチュラルな巻き髪、メイクはルージュはしっかり、アイメイクは控えめにした引き算テクで抜け感を意識。
大きめウェーブヘアでヘルシーに
ゆったりと流れるような大きめウェーブのヘアスタイルなら、ヘルシーさが引き立って大人可愛いコーディネートの完成度がアップします。ニュアンスカラーでまとめ、しなやかに。
ナチュラルなダウンヘアが好作用
柔らかな素材感にふんわりとしたシルエットのワンピース。寝起きの髪に櫛をさっと通したようなエフォートレスなダウンヘアに、ごく薄めのナチュラルメイクを施せばニュアンスたっぷりな美人オーラが放てます。
ざっくりお団子ヘアでチアフルに
チェック柄ワンピースと黒ミュールを合わせた大人可愛いスタイルは、ざっくりとしたお団子ヘアでカジュアルムードを演出。そうすることで肩に力が抜け、垢抜けた印象に着地します。
ミニマルなまとめ髪で大人らしさを上乗せ
ゆとりのある白のハイネックニットトップス、そして黒のAラインスカートという大人らしいフェミニンスタイルは、シンプルなまとめ髪でマチュアなムードを上乗せ。髪をまとめたことで、耳元のパールイヤリングの存在感がアップします。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香